けんちゃんのスローなサイト

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  すごい風の夜でした

  　昨夜は予想を上回るすごい天気でした。　突然の強風に目が覚めたほどでしたが、その時はそれほどたいしたことはないと思っていました。　でも、今朝になって外を見渡してみると、植木鉢は散乱し、コンポストの容器の蓋は飛ばされ、物干し用のベランダで使っている草履(サンダル)は隣の家まで吹き飛ばされていました。　そして、極め付けがこの写真のウサギ小屋でした。　結構重いものですが、風に飛ばされてグチャグチャになってしまいました。　幸い、ウサギは昨年の夏に皆死んでしまい、それ以来空き家になっていたので命にかかわる被害ではなかったわけですが、昨夜の突風のすごさを象徴するものとして記録しておきます。

  2004.04.20

• 市長選挙が終わりました。

  　昨日の中津川市長選挙の結果、新人候補が現職を大差で破って次期の市長となることが決まりました。（選挙結果のページはこちら）　今回の市長選挙の中で、様々なことが私たちの町でありました。・相手候補を攻撃する新聞折込チラシ合戦・市中を歩き回った怪文書・両候補を中傷する様々な『噂』　本当に、これは岐阜県の東南部の中核都市を標榜する中津川市の姿なんだろうかと思う状態がありました。　選挙戦が加熱するあまりにいろんなことがありましたが、これもわが町『中津川』の将来を思えばこそのことだと思います。　でも、この「戦い」を見ていて、「どんな町になっていくのだろう？」と不安に思われた方も多かったことと思います。　「それなりの市民にそれなりの市長」ということがよく言われます。どんなに立派な市長を選んだとしても、私たち市民がしっかりしていなければ市長もその力量を発揮することが出来ないと言うことだと思います。　それぞれの市民が、自分のエゴではなく、全体のことを考えながら行政を盛り立てていくことが必要ではないでしょうか？　このごろ、よく「協働」と言う言葉が使われます。「行政と市民との協働」もよく言われます。　結局、これからの時代は誰もがまちづくりに参加し、だれもが町全体のことを考えていくと言う姿＝「誰もが全体の奉仕者」といったような感覚で行かなければ、町は良くなっていかないような気がします。　一番あってはならないことは、何かを進めようとしているときに、本当は賛成したいのだけれども「アイツが言い出したから反対だ」などと言うことだと思います。大切なのは誰が言い出したかではなく、そのことを行うことで、自分の町がどうなっていくのかです。　選挙戦は終わりました。そのときどちらに応援したと言うことではなく、みんなで新しいまちづくりを進めていけたら良い町になると思います。　それから　議会と行政(市長部局）とはよく『車の両輪』に例えられます。この４年間、現在の市長の下で様々な施策が行われてきており、評価する人、しない人、様々な思いがあったと思いますが、この４年間で私が一番残念だったのは「市議会と議会の関係」が「車の両輪となってまちづくりをグイグイ押していく推進力」になっていたとは言えなかったことです。右のタイヤと左のタイヤがなかなか気が合わないといった状態でした。　　でも、提案した議題につきまして、それぞれ慎重な審議の末に可決していただいたことには、市職員の一人としてとっても感謝をしております。予算などにつきましては「もしかして、否決されたらどうしよう？」という不安がいつもありました。それでも、どの予算も厳しい審議はあったようですが、通していただき、本当にありがたかったです。　今度は、市議会議員のうちの多数の方が応援した方が市長になられますので、市議会と行政の関係は改善されるものと思います。このことは「馴れ合い行政」にすると言うことではなく、本心から議論が出来るようになるのではないかと思い、大変期待をしております。　また、今の市長の功績として大きかったのは、市議会に対する市民の関心を引き起こしたと言う点があると思います。市議会が開かれるたびに傍聴席が満員になり、席も増やしました。こんな市はあまりないのではないでしょうか？　折角、興味を持っていただいた市議会ですので、これまでどおり、多くの市民の方々に傍聴においでいただき、たくさんの方が見守る中で、明日の中津川をどうするかの議論を展開して行っていただきたいと思います。　いずれにしましても、若い市長が誕生するわけですので、その若さで中津川市を良いまちにしていっていただきたいと思います。　もちろん。市長一人では何も出来ません。市長を中心として市議会としっかり手を組み、十分な議論を行いながら、市職員、市民の皆さんみんなの『協働作業』の中で新しいまちづくりがなされるよう、しっかりとした舵取りを市長に期待したいと思います。　全国的に地方公共団体は財政になっており、「やりたいことが出来ない」状態がありますが、そんな中でも少しでも住みやすいまちづくりにつなげて行っていただきたいと思います。　そして、選挙では中津川市を２分する形で戦いが行われましたが、選挙戦は終わりました。これからは、この結果を真摯に受け止めつつ、みんなでまちづくりを進めていかなければいけないと思います。これからのまちづくりの議論の中で、「アイツは反対勢力だったからアイツの言うことは聞けない」ということは絶対に言ってはいけないと思います。　それぞれ、考えや立場は違っていても「中津川市を良いまちにしたい」という思いは皆、共通の思いだと思います。　大切なのは、どうすれば良い町になるかであって、誰が言い出したかではないと言うことです。　「己の欲せざるところ、他人に施すことなかれ」です。　他人を攻撃している暇はありません。　中津川市のまちづくりを一緒になって議論していかなければ、本当にまちが倒産してしまいます。　「それなりの市民にはそれなりの市長」私たち市民が成長し続けなければいけないと思います。その上で、市長に進むべき道を見極めながら舵取りをお願いしたいと思います。若い力に期待をしたいと思います。　それから、この選挙の結果が出たとき、ふと、僕の頭をよぎったことに今の市長の思いです。「もしかしたら、心のどこかにホッとした思いがあるのではないかな」と言うことです。　この４年間、中津川市長として尽力してこられた中川市長。議会が開かれるたびに多くの議員から厳しい責めに遭い、たぶん、「なんで僕がこんなに攻められなければいけないのか？」と心の中では思ってこられたことと思います。口には出せないつらい思いがあったことと思います。本当に「ご苦労様でした」と申し上げたいです。大変失礼な言い方ですが、心のどこかに「ホッ」とした気持ちもおありではないでしょうか？　市長の座は明け渡すことになるわけですが、次の４年間も市長を続けたいと思っておられたお気持ちはいつまでも持ち続けていただき、これからも中津川市のためにご尽力いただけたらありがたいと思います。　まちづくりはこれからです。　ゲームオーバーではなく「ノーサイド」。　敵味方なく、皆で一緒に「まちづくり」をしていきたいものです。

  2004.04.19

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  とっても良い天気です

  　今日は春らしいとっても良い天気の日になりました。　中津川市は今日、市長選挙の投票日です。　現職と新人の一騎打ちなんですが、一人でも多くの方が投票をし、新しい市長が選ばれるといいと思います。　市長選挙や市議会議員の選挙の場合、自ずと投票率は高くなりますが、それでも、少しでも100%に近い方が「市民の意思」となると思いますので、できるだけ多くの方の投票がなされることを希望します。

  2004.04.18

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  献血の血液検査結果が届きました

  　先日、久しぶりに献血をしました。　そして、その血液検査の結果が届きました。　前回の献血は昨年の9月のようで、そのときの数値も並べてありました。　現物はこんな感じです。　特に変化はないようですが、コレステロールとGOTの値が減少しているようです。これを、毎日のジョギングの成果での改善と思いたいです。

  2004.04.17

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  我が家の花たち

  　我が家に咲いた花を並べてみました。 今朝、天気が良かったので撮ったものばかりです。　あさってはいよいよ、中津川市長選挙の投票日です。今日のように天気が良く、多くの方々が投票されると良いと思います。

  2004.04.16

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  わが町の合併の行方

  　私の町、「中津川市」では周辺市町村と合併の協議を重ねてきたのですが、隣町の町長さんが「再検討」を表明され、協議が滞っています。　昨日の福岡町議会で「住民の意向調査」を行うことが決定されたようです。　この結果により、これまでの合併協議の継続か、あるいは一部の町村が脱退しての仕切りなおしかという事になると思われます。　それにしても、受け入れ側の中津川市民の意向は調査しなくてもいいのでしょうか？　そこは、議会制民主主義ですので、議員の方々が住民の意思は充分に反映してくださるからいいのでしょうか？　難しいところにきています。■中津川市の合併協議状況

  2004.04.15

• いつもと違うこと

  昨日の朝のジョギングのとき、いつもは陸上競技場の外を左回り（普通の陸上競技の回り方と同じ方向）に走るところを、右回りで回ってみました。　これは、僕が積極的にやったわけではなく、同じ時間帯に時々一緒になる職場の先輩が『右回り』で走っておられたので、真似をしたのですが、新たな発見がありました。　はじめはなんともなく、右回りでいつもと同じように10周回って、整理体操を始めたところ、なんだかいつもと違うことに気づきました。　太ももの辺りがだるいのです。　このところ、足がだるくなることがなかった僕なのですが、反対回りに走ったせいか、いつもは使ってない筋肉を使ったようで、だるさが残りました。　やっぱり時々はいつもと違う走り方をすることも必要だと思いました。　そして、もうひとつ良かったことは、風景がいつもと全く違うと言うことでした。　同じ公園の中を走っているのですが、反対に回るだけでいつも見慣れている風景と違う風景を見ながら走ることが出来ました。　これからも、いつもと違う行動をとらなければいけないと思いました。

  2004.04.14

• 職場の「自主的学習会」

  　今日は職場で「第５回　パソコンの自主学習会」を開催しました。　これは、「もっともっとパソコンやインターネットの便利さを知って、仕事に生かしましょう。お互いに知っていることを教えあうことで、ひとつでも知らなかったことに出会えたらいいですね。」という趣旨で、勤務時間外（定時後）に自主的に集まっているものです。　きょうは、第５回でした。　初めて来てくださった方もありましたが、毎回参加してくださっている方もあります。　時間があるときだけ参加しましょう！ということでやっています。「なにか疑問な点があったらみんなで解決しましょう」ということではじめたのですが、これまでは私が一方的に説明していくことが多かったです。　でも、今日は参加者の中から「こういうふうに自分たちの所属のホームページを変えたいと思っているが、どうだろうか」といった「前向きな疑問点」が出され、これについて話をすることが出来ました。　これまで、僕の優柔不断な性格から、「行き当たりばったり」の感が強かったので、とてもうれしく思いました。今後もみんなで、いろんな疑問点を解決していけたらいいなぁと思いました。

  2004.04.13

• 期日前投票について

  　「期日前投票」の制度をご存じでしょうか？　これは、昨年の12月から施行されている制度で、「不在者投票」の進化形です。　私たちの中津川市では、昨日市長選挙が告示されて選挙期間に入っています。　今日、私は仕事でこの期日前投票の投票事務を行いましたので、そのとき感じたことを書いておきます。　制度の解説は総務省のページにありますので、ご覧ください。　要は、これまでの不在者投票は選挙管理委員会が預かった投票で、投票が確定するのは投票日にその不在者投票（封筒に入れてあります）が、投票所に届けられて初めて投票が完了することになっていました。　これに対して、期日前投票では期日前投票を行った時点で「投票箱に投函」するので、その場で有効な投票となります。　逆に、不在者投票の場合には投票日（本来の投票日）の５日前に不在者投票を済ませた人が投票日の前に死んでしまった場合には、投票日当日の「当日有権者数」にはカウントされず、その不在者投票は無効な投票として扱われます。　かなり簡素化されたようですが、それでも「選挙は、選挙期日（投票日）に投票所において投票することを原則としている（これを投票日当日投票所投票主義というそうです）」ので、期日前投票には投票日に投票に行くことが出来ない理由を書いた「宣誓書」を提出する必要があります。　この宣誓書は、「あくまでも投票は決められた日（＝１日）に投票することが原則」であるために、その日に行けない理由を申告するのですが、本当に必要なんでしょうか？　不在者投票の理由もだんだん緩やかになってきていますし、投票日だって一日に限定せずに「期間」として定めれば、「宣誓書」を書かなくても、本人の確認さえ出来れば投票用紙を受け取って普通に投票できるようにすればいいのじゃないかと思います。　そうすることで、投票する本人の手間は減るし、選挙事務従事者も宣誓書の説明をすることもなくなり楽になります。そうすることで、投票率も高くなり少しでも多くの有権者の意思が選挙に反映できるようになるのではないでしょうか？　「投票期間は○○日から○○日まで」と言うことにして、もっと投票に行きやすくなることが必要だと感じました。　もう少し進めばITを駆使した電子投票になり、自宅に居ながらにして投票が出来るようになる日も来ると思います。

  2004.04.12

• 子どものテニスの試合に行ってきました。

  　今日は次女のテニスの試合（小学生の新人戦）があったので、一緒に行って来ました。　お蔭様で、２勝することが出来、娘はとても喜んで帰ってくることが出来ました。　ただ、私は少し複雑な心境でした。　それは、少し前にも書いたのですが、子どものテニスの試合の場合、「セルフジャッジ」と言って、審判がつかず選手がお互いにジャッジをするのですが、そのジャッジについてです。　最初の試合、実力が拮抗した相手と見受けました。　娘も一生懸命に試合を始めたのですが、途中、娘が下すジャッジの中にかなり微妙なものがありました。私は少し上からコートを見下ろせる場所から観戦していたので、「INかOUTか」結構見やすい場所にいました。　娘が下す相手の返球に対する「OUT！」の中のいくつかに「あれ？？」と思うようなものがいくつかありました。　それに引き換え、相手の子は少しOUTかな？と思うようなものも「IN」として扱ってくださり、競技を続けることが多かったようでした。　ジャッジで特に「もめた」わけではありませんが、途中、「デュース」も何度かあった中での、この判定の違いの結果の勝利でしたので、とっても複雑な思いでした。（実は心の中で、「この判定の違いでは、この試合は負けてくれたほうがいい」とさえ思っていました。）　娘にはせっかくの勝利でしたので娘の気持ちを頭から砕くことは避け、「おめでとう！よくがんばったね！」と言ってあげ、とりあえず、「相手の子はアウトボールも何度か返してくれたから、相手に助けられたところもあるね」とだけ、次の試合の前に話しました。　しかし、頃合を見計らって「勝ちたい」気持ちが先にたち、厳しいジャッジになってしまうところがあった点を上手に伝えてあげなければいけないと思いました。　特に、先日の長女が戦った相手から『気持ちのいい試合でした』と言われたこともあり、２人の娘の性格の違いと言うか、私たちの指導の行き届かなさを思わされました。　でも、これからもっともっと練習をして技術と体力を身につけ、「相手の微妙なボールはセーフ側に」判定をしながらも、気持ちよく勝てるような試合運びが出来るようになっていってほしいと思いました。

  2004.04.11

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  春爛漫

  　「春たけなわ」といった季節になってきました。　今日は、とっても暖かい日で、花たちも元気に咲き誇っています。わが町で見つけた花を掲載しておきます。わが町の桜の名所「四ツ目川の桜」です。我が家の前に咲いた「ユキヤナギ」です。（だと思います）我が家の前に咲いた「桃」です。今日は、写真で日記に代えます。

  2004.04.10

• イラクで起きた日本人の人質事件。

  　イラクで起きた日本人の人質事件。どうなるのでしょうか？　テロリストに屈することは良くないとは思うのですが、ことが自衛隊問題と絡んでいるだけに、３日経過して本当に３人が殺害されるというような最悪の事態に至ったとすると、問題は非常に大きなものになります。　私は最初にニュースを聞いたとき、「実は日本人じゃなければいいのに、、、」と思いました。でも、こう考えた自分がちょっと恥ずかしかったです。たとえ３人の方が日本人ではなくても日本のとった行動のために命が危険な状態に遭遇しているのですから、この３人の方を助けるために日本は最善の策をとらなければいけません。　いずれにしても、この３人の方々が無事救出され、イラクにそして全世界に争いのない日が来ることを祈ります。★ asahi.comの特集記事★ 首相官邸の様子

  2004.04.09

• 岐阜県の県民協働宣言

  　先ごろ、岐阜県が新しい県政の指針として、「みんなが主役　明日の岐阜県づくり　県民協働宣言　～前例にとらわれない試みの精神～」（略称：県民協働宣言）というものを発表なさいました。　この中の・みんなが主役（協働宣言）・前例にとらわれない試みの精神という点はとても良いと思います。　この新しい指針が実りあるものになることを期待します。　今、地方自治体は市民(県民)との協働がなければ立ち行かない状況にあると思います。誰もが主役であるという意識こそがこれからの地方自治を支えていくものだと思います。　また、「前例にとらわれない」という点も現在の公務員にとって非常に大切な点だと思います。私たちは何かを行おうとするとき、ついつい、「去年はどうだった？」とか「周辺の町ではどうやっている？」という点に重きをおき、『冒険』を忘れてしまい、無難な道をたどろうとしてしまいます。　以前いた部署で小学校の校長室に行く機会があり、校長先生とお話をしているときにふと目にした張り紙に『前例踏襲は無策と思え』と書いてあったことを思い出しました。　私たちはどうしても安全な道を行こうとするために『前例』によりどころを見出そうとしてしまいます。しかし、それでは今の時代、真の地方分権社会を目指そうとしている最中の地方公務員には『前例踏襲は無策である』という意識が非常に重要になってきているのだと思います。　でも、この岐阜県の県民協働宣言ですが、どこまで職員に浸透しているかが問題だと思います。以前、梶原拓知事が「県と市町村を川に例えるならば市町村が川上(上流部)で県は川下である。」と発言され、従来の国が川上で県を経由して市町村が川下という考え方を逆転させなければいけないということをおっしゃったことがありましたが、職員の中には全くそのような意識がない方もあり、依然として『県の言うことを聞きなさい』的な態度の方もおられますので、ぜひ、組織全体として実のある取り組みをお願いしたいと思います。　例えば滋賀県庁の県庁改革実践運動　～「滋賀県庁　五事を正す」～のようにみんなで唱和してみるのもひとつの手ではないでしょうか？　朝礼などで唱和することは「民間企業のやることで、公務員には馴染まない」という気持ちがあるように思います。この際、そこから脱皮することも必要なような気がします。■　京都新聞の記事

  2004.04.08

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  　学校に『休み時間』があることは当たり前ではないのです。

  　今日、小学校への登校第一日目を終えて帰ってきた長男に。「面白かったか？」と聞くと。　第一声「面白かった！！」が返ってきました。　そして、その直後、僕は「常識」に固まっている自分を反省することになりました。　それは、長男の口から出た次の言葉が「休み時間があった！」と言う言葉だったからです。学校の生活を長年経験して社会に出ている私たちにとって「学校に休み時間があること」は当然の事実です。しかし、初めて小学校に行った少年にとって休み時間は当たり前ではなかったのです。　この新鮮な少年の気持ちを私も持つことが出来ればと思います。　私も当たり前のことを当たり前と捉えない、柔軟な考え方になれたら嬉しいと思います。

  2004.04.07

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  ２つの入学式

  　今日は２つの入学式が一日にありました。　ひとつは長女の中学校の入学式。もうひとつは長男の小学校の入学式です。　僕は２つとも入学式に出席しようと思って休暇をとったのですが、「中学校の入学式に夫婦そろっていく親はあまりいないかな？」と思ったので、午前中の中学校の入学式は午後の入学式を控えて、「家で待機」の長男と遊んでいることにしました。　そして、午後、小学校の入学式に行ってきました。　ピカピカの一年生が集まり、天気も良く元気に入学式が行われました。　入学式のあと、教室に入って担任の先生からお話を聞く子どもたちは、みんな落ち着いていました。　長男が幼稚園に入園する日には「この幼稚園で３年間がんばれるかなぁ？」と思ったものですが、今日は「６年間がんばれるかな？」という不安はありませんでした。　元気な仲間と、とにかく健康でいっぱい遊んで、友達をたくさん作って、６年後に元気に卒業してくれることを祈りたいと思います。　がんばれ！なおみち！

  2004.04.06

• 心の内と外

  　時々気付くんですが、どうしてもそこから脱出することが出来ないことがあります。　それは、自分の心の内と外の違い＝ギャップです。　他人から何かものをいただいたときに、「ありがとうございます」と言いながら、表面的には感謝の意を表現しようとしていても、心の中では喜んでいない自分であったり、、、、　子どもが出ている試合で、よその子が「負けた」と聞いたときに表面的には「残念だったね」と言いながらも、心の中では全くその人のことを思いやっていない自分に気づくことがあります。『ざまぁみろ』とは思わないまでも、他人の不幸を心のどこかで快く思っている自分がいます。　他人に対する感謝の気持ち、同情の気持ちを素直に持てるようになれたらいいなぁ、、、と思います。　でも、自分の子どものことだけは、自分のことのように悲しむことが出来る（と思っています）ので、少しは救われます。

  2004.04.05

• リサイクル

  　我が家には３人の子どもがあり、３人目の子どもが今年は小学校に入学となりました。　普通のご家庭では子どもが小学校に入学されると、学習机を購入なさる（あるいはご親戚から贈られたりする）ことが多いと思います。　ところが、我が家では３人に１つも机を買ってあげたことがありません。　最初の子の時は「どうせ買ってあげても机なんて使わないから、大きくなってから、もし必要になれば買ってあげればよい」と考えて、買いませんでした。　ところが、二人目の子が入学するときには、「机があっても使わないだろう」という思いは変わらなかったのですが、教科書やノート、それに学校から持ち帰った書類の整理場所がなくては困ることがわかったので、ふたりあわせて手に入れることにしました。　でも、その時買ってあげようとすれば２台で10万円以上の出費となり、とてもやっていられません。そこで、市の「不用品交換コーナー」を探したところ、「学習机」を出してくださる方があることがわかり、いただきに行きました。　その時には、学習机2つに加えて、「二段ベッド」も不用になったとのことでしたので、一緒にいただいてきました。　そして、今年、3人目の子どもにも机を与えなければいけないと考えて、妻が生協の機関紙に「机が欲しい」旨の掲載をしたところ、複数の方々から申し出をいただきました。しかも、同じ市内でたくさんの方からお電話をいただきました。　私の場合、リサイクルと言う思いよりも「節約」のために安価な机を探したのですが、多くの方々がリサイクルの意識を持っておられることを心強く思いました。　これからの時代、やはり消費をいかに少なくするかが問題かと思いますので、少しでも多くの輪の中でリサイクルが当たり前になって行くとよいと思いました。

  2004.04.04

• 公共施設の安全性

  　先日の大阪府高槻市で起きた遊具で子どもの指を切断してしまった事件は非常に痛ましいものでした。　この事件は、「大阪府高槻市登町の府住宅供給公社下田部団地内の公園で２日、６歳の男児と１０歳の女児が同じ遊具で午前と午後に相次いで指を切断する事故があった。二つの事故の間は約５時間半あったが、公園を管理する府住宅供給公社は遊具の使用を禁止していなかった」（朝日新聞のサイトからから引用）というものですが、公共施設の安全性とその管理の重要さを改めて考えさせられるものだったと思います。　その、調査状況が明らかになってきているようです。　報道によりますと、「大阪府高槻市の府住宅供給公社下田部団地内にある公園の遊具で児童２人が指を切断した事故について、指が入り込んだ支柱の穴は、故意にボルトが抜かれて開いた疑いがあることがわかった。同公社は「使用中にボルトが抜け落ちる可能性はほとんどない」としている。ボルトは事故の以前から緩んでいたという証言も複数あり、高槻署はボルトが工具などで意図的に緩められ、その後、子供が遊んでいるうちになくなった可能性もあるとみている。」（朝日新聞のサイトからから引用）とされており、かなり強い力で故意にはずそうとしなければボルトは外れない構造であったとのことです。　ここで遊ぶ子どもたちのコメントによれば、『２月ごろから取れていた』という証言や、『男の子たちははずして遊んでいた』という話もあり、少し前から『危険な状態』であった可能性も出てきています。　私たちの中津川市にもたくさんの遊具が設置してあります。これは、もちろん子どもたちに楽しく遊んでいただくためで、決して子どもたちに怪我をさせる道具ではありません。しかし、これが管理を怠ることによって子どもたちを非常に危険な状況においてしまうこともあります。　一般の公園だけでなく、幼稚園、保育園、小学校などさまざまなところに遊具は置いてあります。　子どもたちは、「少し危険な遊具」の方を好む傾向があり、危なくない遊具は面白くない遊具となってしまうことも事実です。　でも、管理を怠ったために危険な状況を作り出してしまってはいけません。　高槻市の事件でも、毎日のように全部の遊具を見回ることができ、すべてについて安全性の確認を常に行うことができる体制がとられていればこのような事故にはつながらなかったものと思います。特に今回の場合、はじめの子どもが怪我をしてから同じ日に別の子どもが怪我をするまでの間に、対応が取れなかったことが悔やまれます。（いろんな事情はあったのだと思いますが）　中津川市でも何年か前に保育園の木製遊具で遊んでいた子どもが、本来ならば開いていない穴をのぞいたところ、反対側から棒のようなものを突っ込んで来た子どもがあり、失明してしまったという事件があったことを記憶しています。このときも、一斉に同じような危険が潜んでいないかについて点検を行った記憶があります。　ここで、考えたいのが「常日頃の安全確認」と「異常を発見したときの通報体制＝情報のコミュニケーション」をいかに行うかという点です。　平常時の安全確認は「毎日、すべての遊具について管理者の目で安全確認を行い、子どもたちに遊具を提供する」というテーマパークのジェットコースター並みの管理ができれば一番よいのでしょう。しかし、市内に数多くある遊具を毎日すべて確認しているのでは、人手も足りないし、予算がいくらあっても足りないということになります。そこで、どこの町でも行っておられるのが「定期の保守点検」だと思います。これは、年に何回か施設の安全性を確認するものですが、この場合、点検と点検の間に生じた「危険」は把握できません。（定期健康診断を毎年一回受けているのに、そこでは発見できなかった癌が実際には発病するのに似ていますね）　そこで、異常を見つけたときの「管理者への通報体制」が問題になってくるのだと思います。管理者は、事故があればその管理責任を免れることはできません。しかし、毎日見ていることもできません。そこにはやはり人と人とのコミュニケーションが大切になってくるのではないでしょうか。　ただ、遊具に「異常を発見したら市役所の○○課＝電話番号：00-0000へお知らせください」などと書いておくことも必要でしょう、でも、それでは少し足りないと思います。　例えば、遊具の場合、一番使われるのは天気のよい日のお昼前後、あるいは学校が終わった後の時間だと思われますので、そんな時に、出かけて行って「危なそうなところはありませんか？」「もし何かあったらここにお知らせください」などと、声をかけておくことで、異常に気づいたときの「通報率」も向上するのではないでしょうか？　遊具には「常連さん」がいるものです。その常連さんに声をかけておけば、かなりの確率で危険情報を収集できるのではないでしょうか？やはり、これからの行政は足で稼がなければいけないと思います。　事故が起こったときには、私たち行政側は「管理は定期的の業者にお願いしているから万全だ」とか、「製造者の責任だ」などと、言い訳をしたくなるものです。もちろん、管理者の責任は大きいです。でも、それだけでなく、その管理点検業務を請け負った管理会社の責任、もともと製造した製造者の責任、それぞれあるでしょう。そして、遊んでいた本人の自己責任もあると思います。　しかし、みんながちょっと気をつけることで、今回のような指を切断してしまう事件や失明してしまうような事件を防ぐことができれば、それに越したことはないでしょう。　誰に責任があるかは別として、不幸なのは怪我をする子どもなのですから、私たちはその危険な状況を少しでも取り除いてあげる義務があると思います。　それにしても、限られた財源の中でいかに有効な管理を行っていくか。悩ましいところです。　お金をかければいいという問題でもありません。　やはり、人と人とのコミュニケーションの中で、「異常の発見＝＞気軽に通報」という流れを作っておかなければいけないのでしょう。　これは、遊具だけではなく、先日の六本木ヒルズのような回転扉も含め、公共的施設すべてについて考えなければいけないと思います。■写真ニュースはこちらにあります■Yahoo!ニュースの記事（読売新聞）■＜回転遊具事故＞人為的にボルトが外された疑いも（読売新聞）■大阪府住宅供給公社

  2004.04.03

• 久しぶりにテニススクールに行きました

  　今日はとっても久しぶりにテニス教室に行きました。　テニスは昨年の秋、ジョギングを始める少し前からはじめたのですが、動機は「娘や妻と一緒にテニスをしたい」という単純な理由でした。　ところが、年末以来、仕事が忙しかったり、プライベートでいろいろあったりでテニススクールに通うことが出来なくなっていました。　今日は、久しぶりに行くことが出来ました。　このところ、子どもの相手をすることもなかったので、ラケットでボールを打つのがとっても久しぶりでした。　ジョギングは続けていたので、ストロークの練習でも息が弾むことは少なくなっていました。これは、走り続けている効果だと思いました。　それから、テニスのコーチから「大塚さん今何キロになりましたか？」と体重を聞かれ、「実は、はじめて70キロを切ったところなんです」ということが出来て、とても嬉しかったです。　やっぱり、何ヶ月も練習をしないと（本当は一日でも練習をしないとダメなんですよね）打ち方を忘れていると言うか、思ったように打てませんでした。　でも、これからスポーツによい季節になりますので、今年はテニスに力を入れ、子どもたちの相手がちゃんとできるようになりたいと思います。　子どもたちに早く上達して欲しいのですが、相手（僕）が上手でないと、練習にならないので、まず、自分が上達しなければいけないと思います。　実は、この「自分が早く上手くなって子どもの相手が出来るようにならなければいけない」ということはずーっと思い続けていることなんですが、今日、テニススクールに行く前に、妻から「早く上手にならないと、子どもたちの相手が出来ないよ」と言われ、久しぶりに「ムカッ！」としてしまいました。　まだまだ、修行が足りません。　この気持ちって、小さいときから変わってないようです。　小学生の頃、「宿題をやらなければ、、、」と思いつつ、別のことをして遊んでいるときに、親から『早く宿題をしなさいよ』と言われ、「今やろうと思ったのに！」と思い、素直になれなかったことが何度あったことか、、、、、

  2004.04.02

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  岐阜公園に行ってきました

  　今日は、エープリルフールそして年度始めの大切な日ですが、仕事を休んで岐阜公園に行ってきました。　中津川では「さくら」はこれからですが、岐阜公園は東京や大阪と同じように満開状態でした。ちょうどお昼の時間に公園に行ったのですが、家族連れがお弁当をおいしそうに食べていました。　右の写真の遠景は「岐阜城」です。　実は、子どものテニスの試合があったので、家族で行ったのですが、試合は初戦敗退。長男にどこか行きたいところはないか？と聞くと、「博物館」（長男はこの春小学一年生です。なんでハクブツカンという言葉を知っていたのでしょうか？）というので、「岐阜市歴史博物館」を思い出したので、ちょっと難しいと思ったのですが、「名和昆虫博物館」も同じところにあったことを思い出して、長男の好きな昆虫を見に行くことにしました。　名和昆虫博物館に行ったのは小学生のとき以来ですが、ずっと続いていることに嬉しさを覚えました。

  2004.04.01

• 気が付いたら1,000周以上も走っていました。

  　2003年の9月にジョギングを始めました。　それ以来、自分を強制することなく、楽な気持ちで早朝ジョギングを続けてきました。　毎日の周回数と体重をカレンダーに記入してきたのですが先ほど、整理してみたところ、下記の表のとおりになり、知らないうちに1,000周を突破していました。　いつも走っている中津川公園の陸上競技場の外周は約650メートルあるとのことですので、これを距離にすると680キロメートルほど走った勘定になります。　高校生の頃以来、全く走ったことのなかった僕からすれば快挙と言えるでしょう。　ここまで続けられたことをとっても嬉しく思います。　そして、本日はそれに加えて体重が初めての60キロ台に突入することが出来ました。　今月末までになんとか70kgを切りたかったので、ちょっと今週になって食事制限をしていたこともありますが、70キロを下回ることが出来てとっても嬉しいです。　そんなことより、半年の間ずっと続けてこられたことのほうが嬉しいです。　これからも無理をしないように頑張って行こうと思います。 ジョギングの詳細記録はこちらにあります。2003年の9月に突然走り始めて半年が経過しました。この間に走った距離を整理してみたところ、月ごとの集計で下記のとおりでした。気が付いたら１周で650メートルの陸上競技場の外周を1000周以上も走っていました。距離にすると約683Kmです。この距離は「東京」からJRで西に向かった場合、神戸を越えて明石あたりまで行ける距離です。加えて、月末の体重の記録も並べてみました。月周回数 走った距離 月末の体重(kg)03/94227,300 80.810192124,800 75.611196127,400 70.212 179116,35071.604/1148 96,20071.2214795,550 71.2314795,55069.6計1,051683,150

  2004.03.31

• 福岡町長の『無投票』確定

  　中津川市を含む8つの市町村で合併協議を進めていますが、そのなかの福岡町長選挙の告示が本日ありました。　この件については、3月27日の日記に記載してありますが、これまで合併の協議を進めてきた現職の町長が「中津川市とは合併しない方向で合併の枠組みを見直す」ことを公約とすることを表明されてきました。　本日の立候補の届出にはこの現職町長以外には届出がなかったようで、福岡町のホームページには「無投票となりました」との広報が掲載されていました。　この先どうなって行くのでしょう？　私たち中津川市の合併問題は全国的に有名になっております。でも、それは「町村の離脱」ではなく、『長野県山口村との越県合併』が注目されていたはずです。　福岡町の離脱に関連して、その隣接の付知町長も福岡町と歩調を合わせる意思を表明されています。　それにしても、これまで合併に向けた協議を続けてきた現職町長が「離脱」を公約に再選されたということは、私たち中津川市民にとって大きな問題です。　福岡町民の「合併に関する住民意向調査」が行われるのでしょうか？もし、そうだとすると、我々、中津川市も市民の意向調査を実施する必要があるかもしれません。 また、報道によりますと、これまでの枠組みで合併を進めて行くお考えの福岡町議会議員のみなさんは「対立候補を出すのは厳しいが、不信任案の提出なども含めて阻止したい」とのコメントも出されておりますので、今後の行方は非常に不透明になってきました。■■■参考までに■■■◆ リコール ◆地方公共団体の公職にある人を、任期が終わる前に、住民の意思で解職できる制度のこと。地方自治法で定められた住民の権利で「解職請求」ともいう。間接民主制では、首長や議会と、住民の意思の間で、「ねじれ」が生じる場合がある。その是正を図る直接請求制度の有効な手段。地方公共団体では、有権者の３分の１以上の署名で、議会の解散や議員、都道府県の知事、副知事、出納長、市町村の長や助役、収入役などの解職を請求できる。請求から６０日以内に住民投票が行われ、有効投票総数の過半数が賛成すれば、首長や議員などが失職する。請求までのハードルが高いだけに、住民投票までに、辞任して自ら失職を選ぶケースも多い。(「Mainichi INTERACTIVEことば」　から引用)§不信任決議【ふしんにん・けつぎ】(nonconfidence decision)議会が首長の不信任を決議すること市町村長や都道府県知事といった首長に対して、それぞれの地方議会が決議するもの。不信任決議を受けた首長は、議会の解散など政治的な判断が求められる。地方自治法に基づき、議員数の３分の２以上が出席する地方議会の本会議で、４分の３以上の賛成で成立する。不信任決議を受けた首長は、10日以内に議会を解散できるが、解散しなければ10日を過ぎた時点で自動的に失職する。議院内閣制における国会と内閣の関係とは異なり、首長も議会も独立に住民の選挙によって選ばれる地方自治では、首長は議会を解散しても直ちに失職することはない。しかし、議員選挙のあとで首長に対する不信任決議案が再び提出されれば、今度は出席議員の過半数で成立し、しかも首長は失職する。全国都道府県議会議長会によると、都道府県の知事を対象とした不信任決議案は、1957年以降で44件ほど提出された。長野県の田中康夫知事を含めて、実際に不信任決議が可決されたのは２回ある。1976年に汚職事件で書類送検された岐阜県知事は、不信任決議が可決された当日に辞職した。時事用語のABC　メールマガジンから引用

  2004.03.30

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  「事業の仕分け」について

  　今日、『構想日本』という団体で「事業の仕分け」ということを手がけておられることを知りました。　この「事業の仕分け」は「地方自治体が行っている事務事業について、・そもそも、その事業は必要なのか。・必要ならば、その市町村で行うべきものか。・国、県が行うべきものではないか？・民間に委託できないか？をチェックし、無駄を省き、限られた財源で効率的な行財政運営を行おう」という趣旨のもののようです。　現在、私のまち「中津川市」でも行政評価の考え方を導入して、事務事業から政策に至る各段階で、妥当性の評価を行うシステム作りを行っています。　この行政評価と「事業の仕分け」作業の大きな違いは、誰が評価をするかと言う点にありそうです。　行政評価では、職員自らが行政評価のための組織を作り、評価を行い、住民に公開することにしています。　しかし、事業の仕分け作業では、評価の段階から、市民や民間団体の代表者が参画し、「市民の視点」から事業の評価（必要か、いらないのか）を行う事になっています。　今行っている行政評価は積極的に情報公開は行っているものの、自己満足的な部分は否むことが出来ません。（現時点での認識ですので、誤っていたらご容赦ください）　今後はこの「事業の仕分け」の考え方を勉強して、活用できる部分は活用させていただきたいと思いました。■構想日本のページはこちらです■中津川市の行政評価の公開ページ■本日見つけた『春』　　今朝、出勤しようと思って玄関を出ると、向かいの家の梅の花が朝日に照らされて綺麗だったので、思わず写真に収めました。　東京では桜が満開とのことですが、私の地域では少し遅れています。　今は、梅が見ごろのようです。

  2004.03.29

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  春を見つけました

  　昨日と今日はとても春らしい暖かい日となりました。　自動車に乗ってもオートエアコンは「冷房モード」で動いていました。　我が家の前にて育っている「シデコブシ」も一気につぼみが膨らみ、咲き始めました。　下の写真は、それぞれ今日撮った写真です。（画像をクリックすると大きい写真が見られます）上の写真は我が家の前で咲き始めたシデコブシです。こちらは我が家の畑（荒れ地？）に咲いた「オオイヌノフグリ」です。蒲公英（タンポポ）も咲き始めました。我が家の畑に出てきた「ふきのとう」

  2004.03.28

• 合併協議からの「離脱！」について

  　昨日、出張から帰ると、同じ職場の職員が「今日、隣町の町長が現在の合併協議から離脱して新しい枠組みでの合併を目指すとの記者会見をなさったそうです」と伝えてくれました。　このとき、私の頭には「やっぱりそうか」という思いと同時に「何が原因なのだろう」という思いが浮かびました。　この件については今朝の地方紙で大きく扱われていますので、当地方の方はかなりの方が読まれていると思いますが、私の思いを書いておきたいと思います。　この合併協議は恵那郡北部町村がまとまって中津川市への「編入をしたい」ということから始まりました。　私は先日、「山口村との合併は調印が終わったし、恵那郡北部との合併も間もなく本決まりになるだろうから、もう一度合併のメリットデメリットを整理しておいて、合併後の行財政運営に活かさなければいけない」と考えてメリットを見出そうとしました。しかし、メリットとしては、中小の町村が抱えるデメリットを克服するものばかりで、特に中津川市としてメリットと言えるものは見出せないでいます。（私の認識不足もあると思います。）　それなのに、なぜ中津川市が住民の意向調査もせずに編入を受け入れることを前提として協議を続けているかと言うと「中津川市このまま合併せずに単独で進んで行くことは可能であるが、中津川市が恵那郡北部町村そして長野県山口村を合わせた地域の核となり一体となって生き残っていかなければいけない」という兄貴分的な考えからのことだと思います。　巷では「合併なんて何のメリットもない。」とはっきり言う人もいます。でも、それを言っていては地域のリーダーとしての中津川市の役割を果たすことはできません。そこで、「中津川市は人がいい」といわれながら、各町村との協議項目の調整に際しては真摯な態度で臨んでいると言えます。　それなのに、、、、、　新聞報道によりますと、昨日の会見の中で福岡町長は、「これまでの法定合併協議会で三回にわたって継続協議になっている乳幼児医療の無料化問題などを指摘。入院、外来とも「小学四年生までを対象に」との主張に対して歩み寄りがみられず『こちらの言うことは聞いてもらえない状況のため、別の枠組みの推進を判断した』と説明。また『町長選後に町内や他の恵北町村に話をしてまとめ、町民の考えを聞くため意向調査の実施も考えている』と話した。」（中日新聞2004年3月27日　岐阜県版）　とのことですが、「歩み寄り」は通常の編入合併以上に行っていると思います。ここで指摘されている「乳児医療」の問題でも、現行の中津川市の方式と福岡町方式との中間の方式を提案し、新市になったことにより市民への財政負担がなるべく少なくなるよう考えているのですが、それでも「歩み寄りがない」とおっしゃるようです。　他の協議項目でも多々、町村の意向を取り入れ、「本当に財政が破綻してしまうんじゃないの？」「合併は合理的な行財政運営のために行うはずなのに、このままでは財政の危機が来るんじゃないの？」と思われるところまでの協議内容となっています。　いずれにしても、私は中津川市職員であり、今回の福岡町長のとられた方法に対して是非を唱えるべき立場ではありませんが、選挙公約という方法で合併に対する異議を表明されることが果たして福岡町民の皆さんにとって本当によい方法だったのか疑問が残ります。　よくよく考えられての判断だと思いますので、この意思表明を私たち中津川市民も重く受け止めなければいけないと思います。 中津川市に対して幻滅なさったのでしょうか？　それならば、今後のために何がいけなかったのかを詳しく教えていただく必要があると思います。　「離脱」をずーっと以前から懐で暖めてこられ、表に出す時期を探しておられたのであれば、それはそれで仕方のないことだと思います。　イヤで仕方ない相手と一緒になってやって行くより、はっきりと「イヤ」を表明したほうが良いとは思います。ただ、それが町民の総意であればいいのですが、、、、中日新聞の記事へのリンクはこちらです

  2004.03.27

• 初めての車酔い

  　今日は午後から大型バスに乗って先進地視察に出掛けました。　行き先は同じ県内にある白川町の「木質バイオマス・エネルギー利用施設」でした。　いつも出張のときは現場にパソコンを持って行き、メモを取るのですが、今日も現場で説明や質問をメモしてきました。　帰りのバスの中で、「バスの中で出張の報告書を作成してしまおう」とパソコンを取り出し整理を始めました。　数分したあたりで異変が始まりました。　なぜか気持ちが悪くなってきているではありませんか。　僕はこれまで乗り物酔いなど経験がないのですが、「乗り物酔い」に気づいた時には遅かったです。でも、嘔吐まではいたることはなく、なんとか帰り着くことが出来ました。　実は、暫くして少し落ち着いたので、もう一度パソコンを開いてみたのですが、やっぱり気持ち悪くなってきました。　これまでは列車の中でパソコンを開くことはよくあったのですが、バスで作業するのは初めてでした。　いつもは「車の中で何か物を見ていると酔う」という妻を見て、「僕は平気だよ」と思ってきた僕ですが、バスの中ではパソコンは開いてはいけないことがわかりました。　それにしても、曲がりくねった道だったので、酔ってしまったかもしれません。残念です。　チャンスがあればもう一度挑戦してみようと思います。==　視察の報告はあとで掲載します。

  2004.03.26

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  今日は小学校の卒業式でした

  　昨日に引き続き、今日は長女の小学校の卒業式でした。　私たち夫婦は二人して参列しました。　私はビデオ係りとして体育館の片隅でビデオを撮ることに終始し、感涙も少なめでした。　でも、帰宅後にゆっくりビデオを見たとき、もう少しこみ上げるものがありました。　下の写真は卒業式の様子です。　そして、夕食は「卒業、卒園祝い」で家族で「魚民」に出掛けました。一番下は魚民でのカラオケの様子です。（我が家では魚民をカラオケやさんと勘違いしています）（写真をクリックすると大きな画像が出ます）

  2004.03.25

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  幼稚園の卒園式。何故か感涙！

  　今日、長男の幼稚園の卒園式でした。　午前中の休暇をとって出掛けました。　昨日、同じ職場の人から「大塚さん、明日は目を腫らすんでしょうね」と言われたのですが、３人目の子であり男の子ですので、「多分、涙することもないな」と思っていました。　しかし、始まってみるとなぜか感涙でした。 「卒園証書授与」がはじまり、うちの子はまだまだ先だったのですが、BGMにパッヘルベルの「カノン」が流れ始め、自分で名前を告げて園長先生の前に進み出る子どもたちを見ていると、なぜか涙がこぼれ始めました。　我がこ子の順番が来たときには「ボーッ」としていて、マイクに向かって自分の名前を告げる姿をズームインできませんでした　頭の中には入園式の日、この同じ幼稚園の園庭を長男と一緒に歩き、「これから３年間も通い続けることができるかなぁ」とか「『もういや』と言えばやめさせてあげてもいいな」などと考えていたことを思い出しました。　でも、お蔭様で３年間「無事？」過ごすことが出来、とても嬉しかったです。　直路へ　もうすぐ学校だね。幼稚園でもいっぱいのお友達が出来たけど、学校に行くともっとたくさんの仲間がいるからもっともっとたくさんのお友達を作ってください。　誰にでも優しい直路でいてください。　そして、お父さんが小学校の入学式の日にお父さん（直路のおじいちゃん）から言われた言葉を贈ります。それは、　「胸を張って生きなさい」と言うことです。　これは、「威張って生きなさい」ということでは決してありません。卑屈になることなく、自分に自信を持って、周りのみんなに対して恥ずかしくない行いをする、正しいことを自信を持って行う、そういう「姿勢」をいつまでも続けて欲しいということです。　そして、だれにでも優しい直路のままでいてください。

  2004.03.24

• 『早朝ジョギングで健康維持』が半年続きました！

  　昨年の9月24日に突然思い立ち早朝ジョギングを始めてからちょうど半年が経過いたしました。　自分自身、半年も続くとは思っていなかったのですが、とても嬉しいです。　太りすぎだった僕にとって、最初は減って行く体重をカレンダーに書き込むのがとても楽しかったのですが、このところ、「体重を維持して行くのがやっと」といった感じです。　半年経過を機に、「僕はこうやって痩せた！」シリーズを連載してみようかと思います。　ご期待ください。　これまでの記録はこちらにあります。

  2004.03.23

• 予算額と住民満足度（四日市市助役日記（２） を引用させていただきます）

  　四日市市助役の藤島昇さんが「財政危機の根本原因」と題した日記の中で、> 　昨年から行政システムの改革に合わせて、予算編成方式を根本的に変えており、> その目的や趣旨については何度も説明してきたつもりなのだが、真にその意図を> 理解していただくまでにはまだまだ道は険しいなと痛感。> > つまり、かなり見識の高いように思う議員でも、まだ> > 　　重点政策＝予算額の大きい政策> 　　重視した政策＝予算額を増額した政策> > として見ているよう。> > 　予算の「額」の多寡と、住民満足の「質」とは切り離して考えるべきだと思う> のだが、こう説明した直後には一応理解してもらえているように思うものの、各> 論に入るとすぐに上の等式に戻ってしまう。予算の「額」と異なり「質」を測定> する客観的な方法なり手続きが確立していないため、やむを得ないところもある> のだが、上の等式を崩さなければならないのは、どうしても譲れないところ。 と書いておられます。　私も同感いたしました。　量だけでなく、「質」を図る物差しが必要になってきていると思いました。そのために今、行政評価の手法を導入する団体が増えているのだと思いますが、行政評価においても量＝「金額」に重きを置かれる傾向があるように見受けます。　市民や議員の方々に理解を得る前に、まず職員の中に「質」で満足度を図るという意識を植え付けなければいけないと思います。予算「額」の獲得がやはり意識の中では優先されている現状では、地方財政の危機から抜け出すことは出来ないと思いました。　額ではなく、質を計る物差し、手法が確立されなければいけないとは思いますが、額の場合は誰が見ても同じように多いか少ないかがわかるのですが、「質」の場合、その町の社会的状況によっても違うでしょうし、極端なことを言えば受け取る側一人一人で違ってくるものであるので、物差しの尺度を統一することは難しいと思いますが、１人でも多くの市民にSatisfactionをどれだけ与えられるかが、非常に大切になって来ていると思います。　それも、すこしでも経費を削減しながら、、、　こんなことを思いました。■参考までに　中津川市では住民満足度調査（これは事業に対するものではなく、職員の応対に関する調査ですが）を実施し、ホームページ上で公開しています。　よろしかったらご覧ください。・CS活動のページ・第１回市民満足度調査の概要（PDF）　

  2004.03.22

• 『半落ち』を見ました

  【これから、「半落ち」を見ようとしている方へ】　結末を書いていますので、知りたくない方は読まないでください。　昨日、妻と一緒に映画『半落ち』を見ました。　妻はとっても映画が好きで、「何でこんなことまで知っているの？」と思うくらい、いろいろと知っています。これは、映画に興味があるためで、私が「パソコン」や「インターネット」に興味があり、興味あることに関する情報は知らないうちに吸収しようとしていることと同じように思います。 私は妻ほど映画に興味がないので、映画はどうでも良かったのですが、「一緒に行こう」と言うことで、二人で行ってきました。　始まる前は「多分眠ってしまうだろう」と思っていたのですが、眠るどころかどんどん吸い込まれていく感じで、とうとう最後までしっかり見てしまいました。　その時の感動を少し書き留めておきます。■組織のドロドロ　腕の良い警部「梶聡一郎」。この警部がアルツハイマーの病状が進む妻に懇願され、嘱託殺人という重罪を犯してしまい、自首するところからこのストーリーは始まりました。　主人公梶聡一郎は警察内部の人間。それを調べて国民に知らせなければいけない「県警」という組織。県警は梶聡一郎が妻に懇願されてやむを得ず殺人を犯し、その後２日間、自らの死に場所を求めてさまよったが、死に切れず自首してきた。と、自分たちの内部の人間＝警察と言う組織が少しでも擁護される方向に捜査を進めようとしました。　しかし、自首までの２日間にドラマが隠されていました。　若い頃（こんな言い方をする年代になってしまったのでしょうか？）に推理小説を読んだことのない私には、事の成り行きを整理するのに時間がかかり、時々、そこまでのストーリーを自分の中で整理しながら見ていました。　「どんな映画か？」も把握せずに見に行った私は、はじめは「自分の組織の汚点をもみ消そうとする、あるいは、美化しようとする日本の警察のいやらしい現実を暴こうとする映画かな？」と思いながら見ていました。そして、次々と「組織」を守るための人々の描写が登場してきました。　すなわち、・殺人を犯した警部に自らを擁護する内容の自白を供用する県警・県警から身柄を受け取った『検察』では、ちょうど内部の横領事件が発覚しており、これを隠すために、警察が捏造した梶警部の取り調べ調書を鵜呑みにしようとする検察側幹部。・警察と検察の裏取引に気づいた新聞記者に対し、別のスクープのネタを手渡し、この事件の報道を抑えようとする警察幹部。・検察側の調書の内容に不審を抱く若い裁判官に、検察の調書を信じるように促す裁判長　いろんな組織のドロドロが描き出され、もともと警察が嫌いな私は「権力の傘」を持っている組織に対する反抗の映画かと思っていました。■ところが、テーマは全く違っていました。　この警部「梶聡一郎」は、妻を殺したあと、本当に自ら死のうとしたのですが、自殺の直前に妻の日記を見つけ、その中にあった妻の「生の証」としての新聞の切抜きが、梶警部を死から生へと向かわせたのでした。　梶夫妻には急性骨髄性白血病で14歳の若さで死んだ息子があり、骨髄の型が合致し移植さえ受けていれば救われたことから、梶夫妻は息子の死後、ドナー登録をし、１人の若者の命を救っていました。　この救われた若者が新聞に投稿した記事を知った梶警部の妻は、自分が救った若者の中に自分の息子を重ね合わせ、どうしてもあってみたくなったのですが、合うこともかなわず自らを夫に殺させることとなりました。　妻の日記の中にこの骨髄移植で救われた若者の記事を見つけた梶警部は、骨髄バンクの登録有効期限まで何とか生き延び、自分もこの世に命を残したいと考え、自殺を断念し自首して社会的制裁を受けることにしたのでした。　この梶警部を死から生へ向かわせたものは何だったのだろう？・骨髄移植を受ける患者を救いたいから・移植を待つ患者の家族のためになりたいから・自分に助けられる人があるのなら助けてあげたい・自らの骨髄を移植し、自分の命をこの世に残した上で、アルツハイマーに侵されて壊れて行く自分の命を絶つことを懇願した妻の「生」の証を守ろうとする力　いろんな思いがあったのだと思います。　梶警部がこのなかで自分の弁護士に語った、「あなたには、守りたい人がいませんか」という言葉、この言葉が心に残っています。　そして、実刑判決が下った後、梶夫妻が救った若者が護送される梶警部に向かって遠くから語る『いきてください』という言葉、この言葉を深く胸にして、梶警部は服役するのでしょう。　自分は何かを守るために自らを投げ出すことが出来るだろうか？　今、自分の子どもや妻が私の命と引き換えにならば生きることが出来る状況になったとして、私は、「僕の命で救ってやってください」と心から言えるだろうか？………その状況になってみなければわからないが、自信がない、、、、、、-----------------------「半落ち」とは：　警察用語で、容疑者が、容疑を一部自供したけれど、完全には自供していない状態を指すそうです。参考までに完全自供のことは「完落ち」というとのこと。

  2004.03.21

• 腰が痛い！

  (AM 09:16)昨夜からだんだん腰が痛くなってきました。ジョギングを始めてから初めてのことですとりあえず、今日はジョギングをやめておきます。　折角の土曜日なので、少し多めに走りたかったのですが残念です。

  2004.03.20

• 鳥の声

  夜明けがだんだん早くなってきました。今朝は、ジョギング中にヒバリ、うぐいす、キジなとが鳴いていました。 冬の間は、暗い中を走っていたのですが、このごろは明るくなり、気持ちよくなってきました。　今日はふと気が付くと、空の高いところで雲雀が鳴いており、近くの林の中では鶯が鳴いていました。そして、遠くからはキジの鳴く声も聞こえてきました。　今日は50分ほどで、陸上競技場の外回りを10周ほどしたのですが、とっても気持ちよく走ることが出来ました。　でも、今、鳥インフルエンザが非常に問題になっており、カラスも少しずつ死んでいますね。　この雲雀やウグイスたちも、そのうちインフルエンザに罹ってしまうのでしょうか？　はやく感染ルートの解明と感染防止対策が出来ることを祈ります。　自殺者などの被害者がこれ以上出ないように、、、、

  2004.03.19

• 上司の目

  　小学校や中学校に通っている頃、よく、先生がいないと糸が切れたようになって、「自由」な気分であったように覚えています。　今日は上司である課長が休みだったので、そんな小学生の頃を思い出しました。　今日はいつもより緊張せずに仕事に当たったかと思うと、そうでもなかったように思います。心の中は普段と同じような気がしました。　昔のように特に上司がいるからと言って「おりこうさん」の振りをしていないようで、今日も昨日と同じように仕事に当たれたと思います。これは、1)上司の存在感がない2)自分が上司がいなくてもいつでも緊張していられる（自然体でいられる）3)自分が図太くなって、上司がいてもいなくてもマイペースで仕事をしているのどれかなのだろうと思う。　僕の場合、たぶん3)のタイプなんじゃないかと思います。　これでいいのかなぁ、、、、、鳥の声 (AM 11:48)夜明けがだんだん早くなってきました。今朝は、ジョギング中にヒバリ、うぐいす、キジなとが鳴いていました。

  2004.03.18

• 熟語がわからない

  　今日、仕事から帰ると娘（小６）が漢字の勉強をしていました。　「『ようろういん』って何？」って聞くので、『とっても古い言葉が出てくるんだな』と思いながら「老人ホームは知っとるか？」とたずねると「知っとる。」　「昔は老人ホームのことを養老院って言ったんだよ」と教えてあげました。　次に「どういう字？」と聞くので、いつもなら辞書で調べる癖をつけて欲しいと思って「辞書で調べなさい」と言うところですが、今日は何故か素直に教えてあげる気になり、「ヨウは養うっていう字、ロウは老人の老、インは病院の院」と教えてあげると、単独の漢字ではわかったようでした。　すると、次に「せいようする」の「セイヨウはどういう字？」と聞かれました。　そこで、僕はハタと考え込んでしまいました。どうしても思い浮かばないんです。　「せい養」と、「養」は思い浮かんだのですが、「セイ」がなかなか思い出すことが出来ませんでした。　暫く考えて、、、、思いついたのが「精養」という熟語でした。「これかな？」と思い、娘に「セイヨウのセイは『米へんに青』で、セイは精を出すのセイだと思うよ」と教えてしまいました。　娘は僕の言葉を信じて「精養」と書いていました。　見た感じで確認してみたかったので、娘が書いた熟語を覗き込んだのですが、やっぱりしっくり来ません。「ちょっと違う気がするな」と思えたので、娘に「セイヨウという言葉を辞書で調べてみなさい」と、いつもなら初めに言う言葉がやっと出ました。　暫く辞書とニラメッコをしていた娘が、「ひとつしかない」と言います。「どういう字が書いてある？」と聞くと、「セイヨウのセイは静かっていう字」と言います。こう言われてやっと思い出すことが出来ました。「静養」なんですね。　娘はそれでも父親である僕の言った「精養」を信じている様子で、訂正する気配がありませんでした。　誤りに気づいた僕は「あぁ、やっぱり『静養』が正しいと思うよ。ちょっと自信がなかったので調べてもらったのよ」と素直に誤りを認めることが出来ました。　自分の誤りを素直に認めることが出来たことをありがたく思うと同時に「父親を信じる娘」に対して、その信頼にいつまでも応えなければいけないと感じました。　　それにしても、「静養」が出てこないとは、やっぱりワープロの影響だろうか、、、、、、パソコンで文章を書くときにはわざわざ「精養」などとは変換せず、何事もなかったように「養老院で静養する」と書けるだろう。　この出来事を振り返ったとき、いつも通りに最初から「辞書で調べなさい」と言っておけば、娘が調べて書いた漢字を見て「そうそう」と頷くだけで、自分の誤った知識（記憶？）に気づくことはなかったのではないかと思います。　これも、先日の「水ギョウザ」と同じように「自分に対する戒め」を神様が示してくださったような気がしました。

  2004.03.17

• 職場の改善のために自分が出来ること

  　今日は会社(市役所ですが)の有志による「パソコン、インターネットを活用しよう」という自主学習会の第２回目を開催しました。　この自主学習会は、パソコンが職員全員に配備され、インターネットも常時自由に使える状況になっているのに、今ひとつ活用が出来てないんじゃないか？という疑問と、僕自身、就職して20年が経過したところで振り返ったときに「僕は何をやってきたんだろう？今まで、いろいろとやりたいことはあっても、組織の中で出来なかったことがいろいろある。これを、『組織として取り上げてくれなかったから出来なかった』で終わらせていいのか？パソコンやインターネットは大好きだから、この方面で、職場の改善に何か活かせたなら嬉しいじゃないか。」と考えて、私が言い出しっぺになり、はじめたものです。　これは、先日「公私融合さん」が書かれていた「天に唾する発言空しく、、」にもつながるものがあると思います。　出来ることから着手しようと思いたち、先週の8日に第一回を開催し、今日、第2回目を開催しました。　趣旨は、「パソコンやインターネットを活用するためにみんなで知恵を持ち寄り、『新しい発見』をしませんか？」というものです。　はじめは「誰も来てくれないかな？」と思ったのですが、「９名」の有志が集まり、本日も「８名」の人に集まっていただきました。　内容は、こちらに書いてあるような「初歩的なこと中心」なんですが、皆さん新しい発見があったようで、それぞれレベルは違うのですが、『満足』してくださったようです。　かく言う私自身も新しい発見がありました。　お読みいただいている諸兄、諸姉には「いまごろそんなレベルなの？」とお思いの向きもあろうかと思いますが、「出来ないものは出来ない」と素直に認め、「宝の持腐れではいけない」という意思のもと、資源の有効活用につなげていきたいと思いいます。そのために僕の『趣味』が活用できれば最高じゃないですか。それこそ公私融合ではないでしょうか？　いつまで続くかわかりませんが、これからも、出来れば定期的に開催していきたいと思います。　「継続は力なり」を胸に、、、

  2004.03.16

• 水ギョウザ

  　今日、仕事から帰ると二女と妻が楽しそうに話をしていました。その話をよく聞いていると二女が「友達が水餃子（すいぎょうざ）のことをミズギョウザと言ってた」と言って笑っていたので、僕はすかさず「ミズギョウザという地方だってあるかもしれないじゃないか。『豚汁』だってトンジルと言う地方とブタジルという地方があるんだから、自分が知らないと言うだけで他人のことを笑ってはいけない」と、教育的指導を入れてしまいました。　この指導自体は、我ながら悪くはなかったと思うのですが、自分について考えたとき、「自分も自分の知識に頼らずいつも謙虚でいられるか」、とても不安になりました。　かの有名な偉大な科学者「ニュートン」でさえも『私が一生かけて知り得たことは、砂浜の砂の一粒にも及ばない』と言ったそうです。　にもかかわらず、私たちは自分がこれまでに得た知識で様々なことを判断し、結論付けようとしてしまいます。もちろん、自分の職務を全うするには必要なんですが、常に、これで本当にいいのか？、これが最善の方法か？、どうしてこうなるんだろう？などとその時の自分に頼らず、謙虚に常に探求して行くものでありたいと思いました。　このことを気づかせてくれた娘に感謝します。

  2004.03.15

• 娘と買い物に行きました

  　今日は少し春めいてきて、お昼過ぎに出掛けた車のオートエアコンは「冷房」モードで涼しい風を出していました。　娘が友達へのプレゼントを買いたいというので、私の用事と合わせて済ませることにし、長女と二人で自家用車で出掛けました。　大型店舗の外で娘を車から降ろし、私は自分の用件を済ませてから、娘のいる店の中に行きました。　すると、ちょうど娘は買い物が終わった様子で、レジで支払を済ませたところでした。　それから、出掛けるときに妻から頼まれた「買い物」を娘と二人ですることにしました。　「この子と二人だけで買い物なんかするのは初めてだなぁ」などと思いながら歩いていると、娘は先ほど自分で買ったもののことや、学校の友だちの事など、いろいろと話してくれました。　いつも、家にいるときには娘たちの話の相手役は母親となっているので、私に直接語りかけることは少ないのですが、今日は二人っきりだったせいか、いっぱい話してくれました。　僕は、とても嬉しくて、娘と肩を組んで歩きたいような気分でしたが、そこまでは出来ませんでした。　でも、この娘（この春、中学に入学します）が、いつまで僕（お父さん）と一緒に出掛けてくれることでしょう？　いつまでも、何でも話してくれる娘でいて欲しいと願いながら帰ってきました。　それには、なんでも話の出来るお父さんであり続けることが必要なんでしょうね。　以前は、子どもを叱らないので、「お父さん、ちゃんと叱ってよ」と妻から言われていましたが、この頃は妻と一緒になって子どもに怒ってしまうことがよくあります。　この、「怒る」と「叱る」は大きな違いがあるように思います。「怒る」場合は自分の感情が先にたってしまい、冷静さを欠くことがある場合の事だと自分では解釈しています。それに対して、「叱る」は相手(子ども)のことを考え、諭すように心の中は冷静に伝えることが出来る状態を言うことだと思っています。（自分なりの解釈です）　いつも子どもに対しては「怒る」ではなく「叱る」でありたいと思っているのですが、何故か、感情が先になり、怒ってしまうことが多くなってきました。　だんだん、良くないオヤジになりつつあるように思います。　妙にモノ分りのいいオヤジである必要はないと思いますが、子どもを導く場合には怒るのではなく、冷静に叱ってやれるオヤジになりたいと思います。　そして、いつまでも子どもたちが親に心を開いて何でも話してくれるようなオヤジでありたいと思いました。

  2004.03.14

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  フェアー・プレイ

  　今日は、２人の娘(小学生)が、名古屋グリーンテニスクラブの月例小学生大会という試合に出ると言うので、一緒に行って来ました。　娘たちはテニスを始めてからちょうど、２年ほど経つのですが、なかなか上手くなれず、いつも『初戦敗退』で敗者復活(コンソレーション)に出させていただいているような状況です。　そんな娘なんですが、今日はひとつだけ(もっとあったかもしれないのですが)収穫がありました。　それは、　私たち家族は岐阜の山奥の中津川に住んでおり、名古屋の子どもたちは「都会の子」に見え、みんな強そうです。　初めから気後れしてしまいそうな我が子に、今朝は「今日は相手がどんなに強い子でも、弱い子でも最後まで全力でやろうね。もし、相手が自分より下の学年の子で、手加減をしたりしたら、相手の子に失礼だよ」などと話して会場に行きました。　長女と二女が同時に試合が始まったので、私は長女の試合を観戦しました。　長女は６年生、相手はたぶん６年生ではなく下の学年の子でした。それでも、見るからにテニスのキャリアは我が子より長そうで、ウェアーもばっちり格好よく気合が入っており、自分が失敗すると毎回とても悔しそうにしていました。（我が子はラケットは安物、ウェアーも学校の体育の時間の服装にちょっと毛が生えた程度のものなんですが、、、）　子どもたちの試合の場合、ほとんどがセルフジャッジで、選手が自分たちで判定をし、カウントをして試合を進めていきます。　そんな中で、我が子が判定する相手の子の打ったボールの「アウト」に『ちょっと厳しいんじゃないかな?』と思われる場面も時にはあり、「相手の子が気にしなければいいけど」などと思いながら私は見ていました。　戦況は我が子が優勢に進める中、相手の子はミスをするたびに悔しそうな表情をするので、娘に対して「妙な哀れみの気持ちが出て、加減しなければいいけど、、」と思いながら、見ていました。結局、我が子はどんな相手に対しても全力で向かうしかなく、最後まで力いっぱいやっていました。その結果、都会の子たちとの対戦で初めての一勝をあげることが出来ました。　コートから出てくる娘を「頑張ったね」と迎えてやりました。　娘も本当に嬉しそうで、ニコニコしてコートから出てきました。　今日の収穫はその後の出来事でした。 次の試合まで時間がありそうなので、私は駐車場の車まで荷物を取りに行ってきました。そして、戻ると、妻が私に話をしてくれました。　「今、試合をした相手の子のお父さんが近づいてきてくれて話をしてくれたよ」と言うんです。内容を聞いてみると、「今までに試合をした中で、一番気持ちの良い試合でした。これまでは、ジャッジを自分に有利にする子が多く、悔しい思いをしてきたけれど、今日は、微妙なときには自分の不利になるような判断をしてくれたりしてくれました。自分の子は負けてしまったけど、とても気持ちが良かったので、そのことを伝えに来ました。」とのこと、妻もそのお父さんに対して、「うちの子も、これまで相手の子のジャッジに泣かされたこともあったので、とにかく綺麗な試合をしようねと言うことをいつも話しています。そんなことを言っていただければ、子どもも喜ぶと思います。ありがとうございました。」と話したとの事、私はその場に居合わせることが出来なかったのが残念でしたが、とても嬉しく思いました。　子どもに、「これからも、気持ちの良い試合をしようね」と話しました。　実は、その試合を見ていて私は「普通」あるいは「少し相手に厳しい」判定も中にはあったように見ていたのに、それでも「気持ちの良い試合でした」といって下さるということは、相手によってはかなり悔しい思いをしてきたんだな、と思いました。　我が子は２回戦で負けてしまったのですが、その後のトーナメントを観戦してきました。　そんな中で、強そうな子の中の多くに「自分に有利」な判定をしている光景を見かけ、今日の相手のお父さんの気持ちがわかるような気がしました。　そして、今日は年度の最後の試合と言うことで、皆勤賞の表彰をしておられたのですが、先ほど書いた娘の相手の子は皆勤賞をもらっていました。毎回参加しているような子のお父さんから「いちばん気持ちの良い試合でした」といわれるとは、うちの子が本当にフェアーに映ったということであり、とても嬉しく思いました。　帰りの車の中、「なかなか勝てないけど、これからも気持のいい試合をしようね。」「相手の子が、おかしなジャッジをした時には、一度は意見をしてもいいけど、それ以上言うな。そんなことを気にして腹を立てたりしていたら自分が損だよ。相手の子のほうこそ『かわいそうな子だな』と思ってあげなさい」などと話しながら帰宅しました。　これからも、「悔しい試合には遭遇することと思うけど、いつまでもフェアープレイの出来る子であって欲しい」「テニス以外の自分の生活の中も含めて、どんな時にも『自分にしてほしくないことは相手にもしない』気持ちの良い子に育って欲しい」と思いました。 今日はひとつ試合に勝てたことも収穫だったけど、それ以上に大きな収穫があった一日でした。（ここに登場しなかった二女は残念ながら今日も初戦敗退でした。）　２人とも、これからもがんばれよ！

  2004.03.13

• ジョギングでダイエット

  　日記を掲載し始めたばかりだというのに、淋しい話題が続いてしまいましたので、今日は元気になる話題で。　昨年の９月から僕は突然ジョギングを始めました。　就職して以来、20年間運動らしい運動をすることもなく、「食っては寝て」の生活が続いてこれまでのピーク時には体重が94キロほどあったように記憶しています。その後、十二指腸潰瘍などを患ったりして、痩せたり太ったりを繰り返し、昨年の夏には86キロほどありました。　ちょうどその頃、いろんな面から動機付けがあり、突然、走り始めました。　そのあたりの話が、僕の本家サイトにあります。　このたび、こちらのRAKUTENサイトにもその内容を移植しましたので、ご覧ください。　今でも、毎朝６時前には家を出て走り続けています。　Webに公開し、日記に書くことで、自分の励みになればと思います。　冬の間は暗い中を走っていたので、ちょっと恐かったですが、このところだんだん夜明けが早くなり、気持ちよくなってきました。　朝のジョギングはやっぱり、気持ちがいいです。

  2004.03.12

• 小さな命（その２）

  　本日は、昨日医師から告げられた小さな命を胎内から外に出す手術を受けることになりました。　私も一日休暇をいただき、妻に付き添って病院にいきました。　何か説明があってから始まるのかと思っていましたが、何気なく妻は処置室（通常は分娩室として使われているようです）へ導かれ、入っていきましたました。すると、看護婦さんが私に「手術が終わったら連絡しますので、ご主人は待合室でお待ちください。」と言われたので、『ああ、もうこのまま手術が始まるんだなぁ、、、何も優しい言葉を言ってあげることもできなかったな』と思いつつ僕は待合室に向かいました。　待合室で１時間弱待ったでしょうか。「２階の手術室においでください」と導かれたので、妻の居る部屋に連れて行かれ、処置台の側らで見守ることになりました。　妻はまだ麻酔が効いているとのことで、「声を掛けないでください」といわれました。　その後、暫くして妻は目を覚ましました。「大丈夫？」と聞くと「腰が痛いけど、大丈夫」とのことでした。　それから、２時間以上をそのままそこで休むように言われ、妻は眠ったり起きたりしておりました。　僕も側らでウトウトとしながら、「今回、母の胎内で生を終えたこの小さな命のことを僕は本当にどれだけ考えていたのだろう」「この小さな命の死の意味を良く考えて、これからの僕の人生に生かしていかなければいけない」などという思いを巡らしていました。　その中でとても気になったのは、流産の処置のため処置室に横たわっている妻（昨日まで妊婦だった女性）の耳に、隣接したところにある新生児室の中から元気のいい赤ちゃんの鳴き声が常に聞こえてきていることでした。赤ちゃんが生まれてからの日々を想像しながら暮らしてきて、今、流産のため小さな命を胎内から摘出された人にとってこの元気のよい赤ちゃんたちの鳴き声はどう聞こえるのだろう。せめて、聞こえないところで処置してあげられないのだろうか。と思いました。　そして、休息の時間を終え、診察を受けて帰ることになったのですが、診察を終えて来た妻に「注意事項」の書かれた一枚の紙を見せてもらって、愕然としました。　その中には1.今日は家で休んでください2.吐き気がなければ何を食べても結構です、、、、などと書いてあったのですが、最後に7.当院では、家族計画・避妊方法の説明などを行っています。遠慮なくご相談ください。（低用量ピル、IUD、その他）　と書いてあったのです。　「これは堕胎のために、処置を受けた人のための記載じゃないか。堕胎であってもそれはそれで、その人なりの事情があることだろう。でも、子どもが欲しくて出来ていたのに流産のために摘出手術を受けた人にとって、この『避妊の方法を教えます』という記載はないほうがいいのではないだろうか」）と思いました。　もちろん、昨日の日記に書いたように堕胎のために命を無くす小さな生命と、流産で命を絶った小さな命との間には差はないと思います。同じに扱わなければいけません。でも、自分のお腹から子どもが居なくなった妊婦にとっては事情によって感じ方が違うのは当然です。　生まれてくる日を楽しみにしていた妊婦に対して、処置を終えた直後に「避妊の方法教えます」は避けたほうがいいのではないでしょうか。　産婦人科と言うとっても気持ちの優しくなる病院だけに、もう少し患者に対する配慮があってもいいのではないかと思いました。　今の時代、患者に渡す「注意事項」のプリントだって、自分たちでワープロをしたものですから、相手によって渡す用紙を変えるくらいの配慮が欲しかったです。

  2004.03.11

• 小さな命

  　私には３人の子ども（娘２人、息子１人）がいます。　そして、今年の10月には４人目が生まれるはずでした。「でした」と過去形で書かなければならないことになってしまったのです。　妻の胎内に４人目が宿っていることがわかったとき、「次の子は僕と誕生日が近いな」とか、「この子が成人する頃、僕は既に退職後だな、何か職を手に付けておかなければ、、、」「子どもたちは新しい子どもをかわいがってくれるだろうか、、、」など、いろいろと思い巡らせていたものでした。　それまでは５人家族での生活に慣れていた私に、６人の生活がどうなるのか、ちょっと想像もつかないといったところもありました。　でも、「まだまだ元気でいなければいけない」と勇気付けられたりもしました。　ところが、妻が「おなかの調子がおかしい」と言うので、産婦人科に行って診てもらったのですが、「何週か前に成長が止まっている」とのこと、すなわちお腹のなかで死んでいることが判明してしまいました。　妻は40歳を過ぎています。40台での出産は大変だと思うのですが、「年をとってからの子はかわいいよ」などと言われることもあり、とても楽しみにしておりました。　病院へは妻一人で行ったのですが、病院から帰った旨のメールが僕のケータイに届き、「詳細は後ほど電話で、、」のメッセージに少々不安なものを感じました。　電話をしてみると、前述のようなことが判明したことを告げられ、自分のショックもさることながら、電話の向こうの妻の気持ちを思いやると、すぐにでも家に飛んで帰りたい気持ちでした。でも、ちょうど、他人の仕事を手伝っている最中で、どうにもならず後回しになってしまいました。　「ベビーベッドを残しておいてよかったな」とか「チャイルドシートもまだ使えるな」などと考えていたことが思い出されました。　今日は職場の飲み会が予定されていたのですが、それをキャンセルして終業後、飛んで帰りました。　身体の具合はとりあえず落ち着いている様子。少し安心していろいろと話しました。病院の待合室で涙を抑えることが出来なかったとの妻の話に、「僕は一体どれくらい真剣に考えていたのだろう」と思いました。 ４人目ということもあり、少し、安易に考えていたこともあったように思います。妻に任せきりで、妻の身体を思いやることもこれまでの子どもたちの時に比べて少なかったように思います。はっきり言って「実感」が少なかったようにも思います。　帰宅したとき、僕も妻と一緒に少し涙することもありました。でも、それは自分が想像していた新しい家族との生活が実現できなくなったことへの無念さのようなものであったように思います。　その後、所用で出掛けることになったのですが、そのとき１人の車の中で、新たな悲しみが湧いてきました。それは、「この命は胎から外に出ることなく生を終えたわけだけど、この命は何だったのだろう。４人めということで僕の悲しみは何だか少ないように思う。これが、待ちに待った最初の子だったらどうなんだろう。もっともっと悲しみに暮れたに違いない。それでいいのだろうか。命は同じ命ではないか。１人目と４人目ではその価値が違ってはいけない。同じ人間ではないか。命って何なんだろう。」　などの思いがいろいろと湧いてきて、さきほどまでは自分の悲しみであったものが、この世を去った小さな命に対する、哀れみのような思いが湧いてきました。心の中から真の悲しみが湧いてきたような気がします。　この命は胎内から出ることはなかったけれども、生を受けたことには違いない。私たちの生活の一部であったことには違いない。この目で見ることは出来なかったけれどもこの小さな命の死を、これからも大切に思い、「命」の意味をよく考えていかなければいけないと思いました。　「命」というものについて考えさせてくれた小さな命に感謝したいと思います。　母の胎内で生を終えた小さな命へ、、「ありがとう」　この今の、命を大切にする思いをいつまでも持ち続けられることを願います。　赤ちゃんが欲しいと思って、これから親になろうとしている方々、お身体を大切にしてください。

  2004.03.10

• 仕事に真摯に取り組むと言うこと【本屋さんにて】

  　今日、仕事関係で参加しているメーリングリストで、雑誌の抜粋の紹介がありました。とっても気になったので、全体が読んでみたくなり、昼休みに僕の町で一番大きな本屋さんに出掛けていきました。　その本お名前は「東洋経済」。僕は市役所の財務課という部署で、市の財政を預かる仕事をしているのに、これまでこの雑誌を一度も買って読んだことがありませんでした。　(^^ゞ　店についてみて気づいたたのですが、その雑誌がどこに並んでいるのか見当も付かないのです。　いつも本屋さんに行くとパソコンやインターネット関係の書籍（雑誌）しか見ない僕ですので、パソコン関係の書籍でしたらどこの書店に行っても大体どこに並んでいるかが「臭い」でわかるものですが、経済誌となるとそういうわけにはいきませんでした。　店の中をぐるぐると見て回ったのですが、一向に見当たりません。プレイボーイやポストなどの一般の雑誌はあるのですが、「東洋経済」は見当たりません。「ないのかなぁ？」と思ったのですが、よく考えてみると、経済関係の雑誌「プレジデント」や「日経Trendy」なども見当たらないではありませんか。　「やっぱりどこかにコーナーがあるはずだ」と思い直してもう一度見て回ると、「四季報」「日経Trendy」が並んでいる場所を見つけました。経済誌はこのあたりらしいのですが、やっぱり週刊「東洋経済」は並んでいませんでした。　棚の中を一冊くらいないかと本を取り出しながら見たのですが、やっぱりありません。　「昨日発売だから、売り切れることはないだろう。やっぱり、別の場所に並んでいるのかもしれない」と思い、勇気を出して店員さんに尋ねてみることにしました。　「あのー、3月8日発売の『東洋経済』はありますでしょうか？」すると、店員さんはスルスルッと店の中を足早に先ほど僕が最後に見つけた経済誌コーナーと思われるところにいきました。その辺りを見てくださっていたのですが、やっぱりないようでした。僕が、「あれば、このあたりですか？」とたずねると、「はい、売り切れてしまったようです」と教えてくださいました。　結局、この店では既に売り切れており、はじめから『東洋経済』の並んでいる場所がわかっていたとしても手に入れることは出来なかったわけですが、問題はそこではありません。　僕は、いつも「仕事に対して前向きに取り組んでいる」つもりで、仕事上でわからないことがあると仕事の時間内であろうと時間外であろうと、興味を持って調べたりして解決してきたつもりでした。　それが、自分の今の仕事である経済関係の雑誌がいつも行く書店のどこに並んでいるかすら知らなかったのです。　これは、僕が地方財政関係（広く経済関係）に興味を抱いて仕事をしていないことの現れのような気がして、とても恥ずかしく思いました。　これからは、もっといろんなことに興味を抱いて取り組んでいかなければいけないと思いました。

  2004.03.09

• 鶏インフルエンザの悲劇

  　浅田農産の会長の死 (AM 05:30)　鶏インフルエンザが脅威となっていますが、浅田農産の会長さんが自殺なさったようですね。　とても苦しい事情があったのでしょう。　生き物で商売をするにはそれなりのリスクはつき物だとは思いますが、非常に悲しい事態となりました。インフルエンザはどのようにしてやってくるのか、どうしたら防ぐことが出来るのか、真剣に解明をしないととんでもない世界になってしまいそうな気がします。　日記の書き始めにしては暗い話題ですが、「自殺」がとってもショッキングだったので、書いてしまいました。■ 京都府の取組みの紹介ページ

  2004.03.08

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