カテゴリ:職を探す人、職を考える人へ
もう金融や外資系の会社などの会社説明会に行かれている方もいらっしゃるでしょう。
厳しいと言われていますので、なお早く動かなければ、と思ってのことでもあるでしょう。 先日、とある大学のキャリアセンターに行ってきました。 その大学では、学部ごとに相談員のような方がいるとのことで、就活のことで何か 困ったことがあったら、話を聞きに行ったりしているようです。 頻繁に行く学生だと、どんな人かがキャリアセンターで把握できるので、 その人にあった企業を紹介してくれたりします。 当社でもそうやって入社する学生さんも毎年います。これも縁ですね。 さて、求人倍率の件ですが、今年の求人倍率も厳しいとの報道がされています。 しかし、他社の人事の方々に聞くと、採用予定人数に満たないけど、 いい人にめぐり合えなかったので不足ですけど、採用終了しますというところもあります。 実際に、 リクルートワークスの調査によると、 ・・・・・・・・・ 来春2011年3月卒業予定の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は、1.28倍となった。 全国の民間企業の求人総数(計画)は、前年の72.5万人から58.2万人への19.8%のマイナスとなった。一方、学生の民間企業就職希望者数は、前年の44.7万人から45.6万人への1.9%のプラスとなった。厳しい経済環境が続き、また厳選採用を行っているが、今年の求人倍率は、1996年3月卒(1.08倍)や、2000年3月卒(0.99倍)の就職難とされている時期ほどには、落ち込まない見通しとなった。 従業員規模ごとの求人倍率は、5000人以上の大企業では0.47倍、300人未満企業では4.41倍となった。 ・・・・・・・・・ ということでした。 しかし、昨日の発表の報道ですと、 ・・・・・・・・・ 文部科学、厚生労働両省は11月16日、来春卒業予定の大学生の就職内定率(2010年10月1日時点)を発表した。内定率は前年より4.9ポイント低い57.6%で、「就職氷河期」と言われた2003年の60.2%を下回り、調査を開始した1996年以降で最悪の就職戦線となっている。急激な円高で景気の先行き不透明感が強まり、企業が採用を抑制しているためだ。(時事通信) ・・・・・・・・・ ということになっています。 つまり、企業側は、「無理して採用しない」ということです。 じゃあ、何を無理しないのかというと、採用基準に満たない学生を無理して採用しない、 ということです。 じゃあ、採用基準とは何なのかですが、これは企業によってそれぞれ違います。 これについては、「社会人基礎力」など指標があるので、参考にするとして、 バサッと考えると、 ・そこそこ勉強できて、 ・そこそこ健康で、まあ明るい表情で、聞こえるような声で話しをして、 ・相手の質問に対して、的外れではないことを考えて、話する ということができれば、採用に至るんじゃないかと思います。 しかし、それはタイミングがあります。 就活時期とか、一緒に選考を受ける学生とか。 近年、非常に感じるのは、 学生の動きが、「幼稚園児のサッカー」のようになっていることです。 動いているボールにみんなが集まる、という意味です。 就活の始め、みんなが大挙して知っている企業にしか行かないということです。 その間、無名の企業での説明会参加率は、非常に低いんですね。 そこにも行っていたら、トントン選考に進める人も、超大手ばかり受けて、 落ち続けて、疲れるは、自信なくなるわ、で。 結局、最後になって知らない企業受けることにしても、また倍率が高くなっているとか。 それでも、採用予定人数に満たない企業は結構あるんですね。 はじめからもっと知らない企業も受けたほうがいいということです。 一時点の倍率を見たら厳しいとかそうでないとかでも、結局は自分次第だし、 自分をよく知らないから、競争の激しいところに突っ込んでいくわけです。 ということで、倍率を気にする前に、自分を知る活動=自己分析をしっかりしてください。 オススメ本 「絶対内定」 http://book.diamond.co.jp/_itemcontents/0201_biz/01354-0.html これ一冊で充分です。他のはいらないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.23 00:01:44
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