カテゴリ:職を探す人、職を考える人へ
「どうしようもないことはあるものです」
人を採用するときに、SPIの「職務適応性」をかなり分析して使っていました。 ハイパフォーマーを見るといろんなパターンがあるんですが、大多数として、 あるパターンが見えました。 通常、世の中の営業は、「バイタリティーがある」「目標達成思考が高い」という傾向だというのですが、それが自社では、そんなことなかったんです。だから世の中の営業のモデルははずした。 そして、離職者の分析をすると、目標達成思考が高くて、誰かを助けるのが低い人が離職していたので、というよりも離職者のほぼ100%がこのモデルだったので、そのモデルの人は、学力が高くても外していました。 R社さんのSPI担当の人に聴いても、ここまでの使い方をしている会社は聴いたことないとのことでしたが、過去データを5年くらい分析してやったので、ほぼほぼ当たるかなあという感じでした。 それは、お互いのためなんです。いくら優秀だからといって、どうしても合わない人に入ってもらっても、現場が混乱するだけなんですね。人事サイドは、なかなか採用できない優秀な人を採用したいわけですが、苦汁の決断ですね。 ちなみに、前職で東大の学生が初めて受けに来て、面接で不合格にしました。SPIの内容が本当かを面接で確認したわけですが、会っていたので、やはり、当社では活躍できないだろうとお断りしました。 すぐに辞めてしまうという企業の方は、しっかり利用したらいいかと思います。 育成の視点にも使えますので。1人5~6000円ですから、5人採用したい会社では、 内定を15人くらい出すでしょう、最終面接で20人くらい。12万円と少々かかりますが、 採用したあとに辞められるよりいいかと思います。 学生のみなさん、そういうことがあるので、生きたと思っていても、学力があっても入れない会社というのはあります。なので、あまり、気にせず就活した方がいいですよ。 ただし、ESや面接が全然通らない場合は、あなたに問題がありますので、しっかりと自分を振り返った方がいいんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.27 19:09:03
[職を探す人、職を考える人へ] カテゴリの最新記事
|
|