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BIZ粋 ★人生をイキイキと粋に★

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2013.10.10
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今、いろいろと考えながら、講義を進めるわけですが、
学びについて、全くやる気のない学生に学びを付けるための
「テキスト」「講義の進め方」について、独学的に検討している。

その中でとても大切な要素をお持ちで実践されている有名な方は、
小学校教員・菊池省三さんであり、
先日亡くなられた、元灘中高教員・橋本武さんです。

そして、注目すべきは、コンサルタントなどが捏ねくり回すような
メソッドではなく、とてもシンプルな学ばせる仕掛けです。

菊池省三さんは、学級崩壊している小学校のクラスをいかにして立て直すかについて、そもそも授業の中身ではなく、生徒の心理を整えることからされます。
生徒が授業に向き合わないのは、教室にいるクラスメイト同志の信頼関係、もっというと安心感がないからが第一次なんですね。それを解決するために、まず、お互いのいいところから知るための「ほめ言葉のシャワー」をされる。
そして、授業の中身に移るのですね。

そこでこういう人が出てくる。
それって、国語や算数などではないでしょう、学問を教える学校がやることではないじゃないかと。しかし、そういう人は、いつまでも解決しないまま進みます。
昨今、小学校の先生の離職率が高いといいます。
生徒が授業を聴かないで歩き回る、保護者がうるさい、教員の年齢層が30代が極端に少なく、若い先生を育てる先生が、50代と年齢が離れ過ぎているなどで、精神的にやられるのだという。
先生は、授業の前に、そのような授業に向かわせることが必要になるのです。

灘中高の橋本武さんですが、国語の授業において、銀の匙という小説を使って、国語の授業だけでなく、出てくるものへの興味を引き出し、ある時は、それを実際に作ってみるといった国語からはみ出た授業をすることで、生徒の知的好奇心を引き出していきます。そうすることで、国語以外の教科にも興味がわき、全体的な成績があがるのだと。

さて、今、小学校の学級崩壊の問題は、大学でも起こっています。
ですから、大学でもまずはモティベーションを上げる仕掛けが必要になるわけです。
それに工夫がいるのですね。 教員の工夫、そして学生が工夫するようになるまで持っていく。

さらに、これは、ビジネスの世界でも言えることです。
なぜ、管理職が育たないのか、なぜ若手社員はすぐに辞めてしまうのか、なぜ、官僚組織になって事業展開が遅くなってしまうのかなど。

私のアプローチは、
MBAとしての経営管理も持ちながら、
小学生がモティベーションを上げていく時と同じようなプロセスを、
ビジネスパーソンにも使うということです。

そうしたら、成果は出るのですね。
人の気持ち、やる気なんて、子供も大人も変わらないのですから。

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Last updated  2013.10.10 11:04:56
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