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テーマ:経営・商売の要諦(8)
カテゴリ:社是・社訓・経営
主人は一家の模範なり、 我れよく勤めなば衆何ぞ怠らん、 我れよく倹ならば衆何ぞ奢らん、 我れ克く公ならば衆何ぞ敢て私せん、 我れ克く誠ならば人何ぞ偽らん 安田善次郎翁家訓の銘 安田善次郎 旧富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)・旧安田信託銀行(現みずほ信託銀行) ・旧安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)等の芙蓉グループ、旧安田財閥の祖。 東京大学の安田講堂や、日比谷公会堂、千代田区立麹町中学校校地も氏の寄贈によるもの。 びっくりするのはオノ・ヨーコが曾孫にあたるらしい。 リーダーはやはり率先垂範でなければならない。 勤、倹、公、誠という四つの徳目をあげている。 一所懸命に働き、倹約に努め、公平無私であり、嘘偽りのない心でいる。 なるほどこんなリーダーであれば部下はその背を見て、倣っていくことだろう。 当たり前とも取れる事が、実行するとなると一番難しいことだろう。 当に、凡事徹底! 例え正当な事であろうとも、口だけで説くならば、 部下としては理解はしたとしても、それを本当の意味でやる気になるだろうか? やっぱり率先垂範! 以前ご紹介した、山本五十六長官の言葉もあわせて考えて見よう。 山本長官の言葉は部下に接する際のより細則であるが、善次郎翁の言葉は 背中で語るべきことを言っている。 やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず 山本五十六 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.30 01:53:22
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