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2010.11.13
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ダレル・ロイヤルの手紙


親愛なるロングホーン諸君



打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。
打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである。

ここに、人生で数多くの敗北を経験しながらも、その敗北から、
はいあがる勇気を持ち続けた、偉大な男の歴史を紹介しよう。

1832年 失業
1832年 州議選に落選
1833年 事業倒産
1834年 州議会議員に当選
1835年 婚約者死亡
1836年 神経衰弱罹病
1838年 州議会議長落選
1845年 下院議員指名投票で敗北
1846年 下院議員当選
1848年 下院議員再選ならず
1849年 国土庁調査官を拒否される
1854年 上院議員落選
1856年 副大統領指名投票で敗北
1858年 上院議員、再度落選

そして1860年、エイブラハム・リンカーンは米国大統領に選出された。


諸君も三軍でシーズンをむかえ、六軍に落ちる事があるかもしれない。
一軍で始まり、四軍となるかもしれない。
諸君が常に自問自答すべき事は、打ちのめされた後、自分は何をしようとしているのか、
という事である。
不平を言って情けなく思うだけか、それとも闘志を燃やし再び立ち向かっていくのか、
ということである。
今秋、競技場でプレーする諸君の誰もが、必ず一度や二度の屈辱を味わうだろう。
今まで打ちのめされた事がない選手など、かつて存在したことはない。
ただし、一流選手はあらゆる努力を払い、速やかに立ち上がろうと努める。
並の選手は立ち上がるのが少しばかり遅い。
そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。
 




テキサス大学アメリカンフットボール部[ロングホーンズ]の名コーチ、
ダレル・ロイヤルが夏休み帰省中の選手達に送った手紙より。



『ダレル・ロイヤルの手紙』と題された有名な文章。
この文章をどこで読んだのか覚えておらず、出典は不明だが
名文であることに異論はないだろう。


最近では「アイシールド21」(週間少年ジャンプ)の中でも紹介されていたらしい。
また、『圧勝!受験なんてヘッチャラだ』 (斎藤孝の「ガツンと一発」シリーズ) 斎藤孝
にも後付の引用として載って入る模様。


手紙の経歴は、事実とは若干違うところもあるようだが、改めてみるとリンカーンってやっぱりスゴイ。
貴乃花の言葉(大関推挙伝達式での口上)として話題になった「不撓不屈の精神」を体現している。



すべてが順調で言う事ないという人はなんて事のない言葉だと思うのかも知れないが、
今の時代そういった人は希少だろう。



一流選手はあらゆる努力を払い、速やかに立ち上がろうと努める。 



一流といえども立ち上がる為にはあらゆる努力をしているんだ。
我々は、より一層頑張らねばならない!




倒れても倒れても立ち上がる人の中には、自分が倒れた事も忘れて、
「俺は倒れてなんかいない!」というのかも知れない。笑



逆に、随分長い間横たわったままの人もいるのではないだろうか?!

もうそろそろ、立ち上がりましょう!



打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。

打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである。
 


打ち負かされた事のない人はいない!


頑張ろうっと!


それにしても6軍まであるアメフト部っていったい何人いるんだろう?


 





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Last updated  2010.11.13 17:29:25
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