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おもしろき こともなき世を おもしろく 

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2010.11.20
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  報徳訓    二宮尊徳

 父母の根元は天地の令命にあり
 身体の根元は父母の生育にあり
 子孫の相続は夫婦の丹精にあり
 父母の富貴は祖先の勤功にあり
 吾身の富貴は父母の積善にあり
 子孫の富貴は自己の勤労にあり
 身命の長養は衣食住の三つにあり
 衣食住の三つは田畑山林にあり
 田畑山林は人民の勤耕にあり
 今年の衣食は昨年の産業にあり
 来年の衣食は今年の艱難にあり
 年年歳歳報徳を忘るべからず





二宮尊徳
日本の江戸時代後期に「報徳思想」を唱えて、「報徳仕法」と呼ばれる農村復興政策を指導した農政家・思想家。1904年以降、国定教科書に修身の象徴として取り上げられるようになり、昭和初期に各地の小学校に像が多く建てられた。像のように薪を背負ったまま本を読んで歩いたという事実が確認できないことと、児童が像の真似をすると交通安全上問題があることから、1970年代以降、校舎の立替時などに徐々に撤去され、像の数は減少傾向にある。


報徳思想(ほうとくしそう)
二宮尊徳が説き広めた道徳思想であり、経済思想・経済学説のひとつ。経済と道徳の融和を訴え、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されると説く。

この思想の普及活動に努めている。大日本報徳社のHPによると、
--------------------------------------

報徳の思想を形成する三つの柱は、『勤労』、『分度』、『推譲』という言葉で表されています。
『勤労』
『勤労』は、積小為大という言葉に代表される考え方です。大きな目標に向かって行動を起こすとしても、小さなことから怠らず、つつましくつとめなければならないということ。「今まく木の実、後の大木ぞ」という尊徳の有名な言葉が残されています。
『分度』
『分度』とは、適量・適度のこと。
分度をしっかり定めないままだから、困窮してしまうし、暮らし向きも楽にならない。家計でも仕事でも、現状の自分にとってどう生き、どう行うべきかを、知るということが大切だという考えです。
『推譲』
『推譲』とは、肉親・知己・郷土・国のため、あらゆる方面において、譲る心を持つべきであるという考え。分度をわきまえ、すこしでも他社に譲れば、周囲も自分も豊かになるものだという教えです。

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ということらしい。

他に『至誠』という概念も大切であるようだ。
まず誠を尽くしたものでなければならない。我の心を大極と積極的にかかわる状態、つまり誠、徳、仁、の状態に置くこと至誠とよび、至誠がまず実践の第一をなす。



二宮尊徳、二宮金次郎というと、小学校にある(私は実際に見た事はないが)蒔きを背負って歩きながら読書している少年像から小柄な人を連想していたが、実際は170~180cmと当時としては巨漢だったらしい。他にも苦学の末大成した努力の人、清廉潔白で無欲な人格者というイメージがある。どうもこうした人物像は、明治以降の帝国政府が二宮を政治的に利用し、修身の象徴としてしまったことによるところが大きいようだ。
そのため二宮・報徳というと軍国主義を思い起こす人達もいるらしいが、中身をみればそういったこととは全く関係ないことは明らかであり、残念なことだ。

(報徳思想による教えを指して報徳教と呼ぶ事もあるらしいので宗教的な匂いがついて、
 紛らわしいとは思う。と思えば報徳二宮神社という神社もあるし・・・・とほほ。笑)


今では、「誰でも名前は知っているが、よく知らない」という人物の代表が二宮尊徳(二宮金次郎)じゃないだろうか。私も農村を復興し、農民からは神のように慕われたというようなうろ覚えな知識から、農業の専門家だと勘違いしていた。実際には財政再建の専門家だったようだ。


キャリアのスタートとなった小田原藩譜代の名家服部家の殿様から再建を打診された時、
金次郎個人の家の再興の秘訣を問われ答えたのが下記の言葉。

入るを図って出るを制す

核心をズバッと言い得てる。(当たり前といえばそれまでなんですが・・・・苦笑)


「租税負担率を上げて、財政を均衡させる」という今の官僚のような安直ことはしていない。
逆に、緊縮財政をしきながら租税負担者の収入増加をめざす施策を実施し、租税負担能力の拡大を図り、やがては、負担者も藩(役所)もに豊かになるという方式をとっている。

何かというと「消費税増税」を目論むどこかの国の官僚に是非とも見習ってもらいたいものだ。
 



前置きが長くなりましたが、今日の言葉「報徳訓」。
甲子園などで聞いたことがある報徳学園高校では入学式などの行事でこの報徳訓を朗読するらしい。(トレビア 笑)

人間は自分ひとりだけで生きているのではなく、天地自然があり、親があり先祖がある。
そして親や先祖の行いによって自分の境遇が決まってくるし、自分の行いが子孫の富貴を決める。人間にとって衣食住は大事だが、これは経済に掛かっている。経済は勤労によってなりたっている。今年は昨年の、来年は今年の頑張りが反映されるんだ。周りの人々へはいつも徳によって報いていく事が大事だ。感謝と勤労と積善、報徳の奨めを説いている。

※田畑山林について、報徳二宮神社HPによると「自然と神の恩恵」のことだとしているが、私は産業という事だと推測。産業という言葉が後に出てくるのでここでは経済としておく。当時の産業とは農林業だったことからそのことを言っただけだと思うのだが・・・。



昨年の実りで今年生活でき、今年、困難を乗り越えたら来年があるというのは農業ベースなので、もっと成果は早く来ることもあるでしょうが、基本は現代にも生きてる言葉。


普段、先祖のことなんてあまり・・・イヤ全然考えないけれども感謝しなければいけない。


先祖・自分・子孫。昨年・今年・来年。

すべての事柄が繋がっている。



顧客・自分・自分が買い物をするお店。

自分・顧客・顧客の顧客。

友人・自分・友人(これはmixi、GREE等のSNSみたい)



感謝・感謝・感謝!!ということかな。

それから勤労の大切さについては、積小為大の精神。

大事をなさんと欲せば、小なる事をおこたらず勤べし。小積もりて大となればなり


日々の努力の積み重ねが大事!仰るとおり。
(日々是決戦は昔懐かしい予備校のスローガンでしたが・・いまもあるのかな?)


年年歳歳報徳を忘るべからず


中根 東里の言葉「施して報を願はず、受けて恩を忘れず。」を思い出す。
が、こちらは恩を受けなくても報徳と、より深い。




二宮尊徳の他の言葉。

道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である

道徳と経済との一元化を説いたのが二宮尊徳の根本思想。
『論語と算盤』を著し、「道徳経済合一説」という理念を打ち出した渋沢栄一と似てる。
同じ時代に生きた2人だが、渋沢が16歳で二宮は亡くなっている。
おそらく出会う事のなかった2人が語り合っているところが見てみたい。


二宮尊徳の門人が著した「二宮翁夜話」。論語のように門人が師の言葉を書き記したもの。
これを現代語訳したサイトがありましたので興味ある方はどうぞ。
 「現代語訳 気軽に読みたい人のための二宮翁夜話」






報徳訓

父母根元在天地令命
身体根元在父母生育
子孫相続在夫婦丹精
父母富貴在祖先勤功
我身富貴在父母積善
子孫富貴在自己勤労
身命長養在衣食住三
衣食住三在田畑山林
田畑山林在人民勤功
今年衣食在昨年産業
来年衣食在今年艱難
年々歳々不可忘報徳




   

 





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Last updated  2010.11.20 15:34:50
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