|
テーマ:経営・商売の要諦(8)
カテゴリ:社是・社訓・経営
実(まこと)の商人は、先も立、我も立つことを思うなり 石田梅岩 石田 梅岩(1685年10月12日 - 1744年10月29日)) 江戸時代の思想家、倫理学者。石門心学の開祖。主な著書に『都鄙問答』『倹約斉家論』がある。 背景として梅岩の生きた時代は、 「元禄文化」華やかなりし江戸バブル時代から、暴れん坊将軍でおなじみの将軍吉宗による 「享保の改革」が行われた経済危機による質素倹約時代。 バブルは遠い昔になったが、現代の状況に似通っている。 石門心学は、儒教や仏教、日本古来の神道の思想を取り入れたもので、その基になったのは、 儒学の一派、宋学の流れを汲む天命論。 ちなみに梅岩の思想は「石門心学」と呼ばれているが、梅岩自身は「性学」と呼んでいた。 つまり梅岩曰く「学問とは心を尽くし性を知る」ということであり、心が自然と一体になり 秩序をかたちづくる性理の学としている。 これは南宋の朱熹(儒教の体系化を図った儒教の中興の祖)が創った朱子学の考え方。 (朱熹の朱子学が性即理を主張したので性理学。 宋学のもう一つの系譜が朱熹と同時代の陸九淵らで、王陽明の陽明学へと連なっていく。 こちらが心即理を主張したので心学といわれる。 ) 理を抜いてしまった「性学」では、なんとはなしにいやらしい語感からなのか(?)、 (四十八手とかHな学問と間違えられるww?笑) 手島堵庵などの高弟たちが、後に「心学」と呼称を変えている。 そして石田梅岩門下の「心学」といいうことで「石門心学」と呼ばれるようなったようだ。 呼称を変えたはっきりとした理由は分からないが、本家中国でライバル関係の学派名に 変えてしまうというのも不思議な話だ。 (日本でも、幕府の体制側が朱子学で、陽明学は反体制側というイメージがある。) 私も孔子は好きで色んな論語本を読んだ事はあるのだが、新儒学の違いは心もとない。 (読んだといっても、入門的な本ばかりなので、恥ずかしい限りなのだけれども・・・汗) ここにでてくる「性即理」とか「心即理」などは何言ってるんだかちんぷんかんぷん。 読み聞きした知識ながら、ちょっと不思議だと思いご紹介したまでで、 浅学寡聞なもので間違いかも知れないのでご注意を!汗 (分からない!という方もご安心を。私も分からん!笑 無責任だね。申し訳ない!) ちなみに・・・なんていいながら恥をかいてしまったが、もとい。 当時は士農工商の身分制度の中、憎むべき卑しいものとされていた商人の営利活動を 積極的に認め、勤勉と倹約を奨励した。 「売利ナクバ、士ノ禄ナクシテ事フルガ如シ」 (商人が利益を得るのは、武士が禄をもらうのと同じ)と、商行為の正当性を説いた。 これは梅岩が長年、商家に勤めていた経験から商業の本質を熟知していたことからで、 「商業の本質は交換の仲介業であり、その重要性は他の職分に何ら劣るものではない」 という新機軸を打ち立て、精神的な支柱を得た商人に支持されていったようだ。 また一方で、 商人は二重の利を取り、甘き毒を喰らい、自ら死するようなことをしてはならない など商人の職業道徳の指針を明確にしようとしていった。(主に「倹約」と「正直」) 商人の基本的な心の在り方を示し、武士道に劣らぬ商人道を説いた人だった。 ちなみに(またか?笑) 「負けるが勝ち」という言葉があるが、これも梅岩が説いた言葉と言われてる。 アメリカの社会学者ロバート・ニーリー・ベラーは、 『徳川時代の宗教』(「TOKUGAWA RELIGION」)という本で、有色人種国家で唯一産業革命 に成功した日本を分析しているが、梅岩と石門心学の功績を非常に高く評価している。 世界に誇れる日本人。 企業の不祥事が目立つようになり、CSR (Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)が最近よく言われるように なってきているが、日本で先駆けともいえるのが石田梅岩。 実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり これが商売の本質だろう!! 近江商人が長年蓄積してきた「三方よし」の思想と通じるものがある。 (売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。) 今年も正直に頑張ろう!! って、今、私は45歳。 梅岩が遅咲きといわれ、借家の自宅で無料講座を開いたのも45歳。 ヤバイ!頑張らねば!汗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.18 22:21:47
コメント(0) | コメントを書く
[社是・社訓・経営] カテゴリの最新記事
|