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テーマ:生き方・人生訓(163)
カテゴリ:処世術
「道」 一里を歩んで佇む人がいる 一里を歩んで力をつける人がいる 二里を歩んで休む人がいる 二里を歩んで汗の充実に感動する人がいる 三里に向って足の動かない人がいる 三里に向って燃え出そうとする人がいる つづけることは 常に第一歩から始める 若々しい勇気と希望を 持つことである つづけてこそ道なのである 石川洋 石川洋氏は以前「自戒」という詩をご紹介しているので、プロフィールは省略。 “一里”、“二里”という同じ距離を歩いても感じ方がまるで違う。 どうせ歩くなら後者の感じ方が出来る人でありたい。 感情は出来事などに対して自動的に湧いてくると思っている人が多いが、 私にはそうではないように思える。 感情は、自分で選べる! 乱暴な運転の自動車がいたとすると、いつもはムッとする人でも、 その車が、黒塗りの高級外車でガラスが真っ黒く中が見えない自動車だったら・・・ 何事もないことを祈る。 同じ行為でも、それを情熱的なアタックだと思うか、しつこい奴だと思うか違ってくる。 怒り:恐怖、好意:嫌悪という感情は、瞬間的で無意識だとしても、 判断して自分で選んでいる。 だったら楽しかったり、前向きだったりした方がいいに決まってる。 (中には、ポジティブシンキングしなければならない。 という呪縛に囚われすぎて、 こう考えたらダメだ!こういう風に捉えなきゃ! なんて痛ましい人もいるけど・・・汗 無理やり、べき論にすると間違うから自然に、選ぶ事も可能だ。と思えればOK!) 若々しい勇気と希望を 持つことである 青春にも有った様に 青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。 若々しいというのは年齢とは関係ない。 (私はまだまだそんな年ではないんで、大丈夫!実際に若いし・・笑) 道を進む“勇気”と先に見える“希望”という両輪さえあれば 困難にも挫けず進めるだろう。 そして最も大事な事は、“第一歩”。 最初の一歩を踏み出さなければ、続ける事なんて出来るわけが無い。 何も始まらないのだから・・・ このはじめの一歩が一番難しい。だから勇気がいる。 よく「夢を言葉にして書き記せ」といわれるが、 希望によって勇気を奮い興そうとしているのだろう。 久し振りの道シリーズ。 「人は人、我は我なり、とにかくに、我が行く道を我は行くなり。」 西田幾太郎(哲学者) わが行く道に茨多し されど生命の道は一つ この外に道なし この道を行く この道より 我を生かす道なし この道を歩く 武者小路実篤 僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る 高村光太郎 此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ 危ぶめば 道はなし 清沢哲夫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.22 10:42:02
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