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テーマ:生き方・人生訓(162)
カテゴリ:処世術
もう一息 もう一息と言ふ処でくたばつては 何事もものにならない。 もう一息 それにうちかつてもう一息 それにも打ち克つて もう一息。 もう一息 もうだめだ それをもう一息 勝利は大変だ だがもう一息。 武者小路実篤 『もう一息』 武者小路 実篤(1885年(明治18年)5月12日 - 1976年(昭和51年)4月9日) 日本の小説家。藤原北家の末裔で、子爵・武者小路実世の第8子として生まれた。 志賀直哉、有島武郎らと文学雑誌『白樺』を創刊。これに因んで白樺派と呼ばれる。 トルストイに傾倒した。また、白樺派の思想的な支柱であった。 理想的な調和社会・階級闘争の無い世界(ユートピア)の実現を目指して、 1918年に宮崎県児湯郡木城村(現・児湯郡木城町)に「新しき村」を建設。 『友情』『或る男』等。 武者小路実篤は前に「一個の人間」という詩を紹介していた。 受験シーズンも真っ盛り、今日や来週が多いらしい。 (もう終わった人もいるかもしれないけど・・・汗) 受験生だけじゃない、 うちの子供は受験生じゃないけど期末試験まで後10日を程だというし、 私たち大人だって、仕事はエンドレスだとしても、もうそろそろ期末を控えている人(会社) が多いのではないのだろうか?! そこでこの詩。 もう一息と言ふ処でくたばつては 何事もものにならない。 そうなんだよなぁ! 成功曲線というものの話を聞いたことがあるだろうか?! 成功の割合を横軸を時間、縦軸を成功の度合いで示した時、 (横軸は努力の度合いとしてもいいかも) 成功は、正比例で右肩上がりの直線であらわされるものではないというもの。 じゃ、どんな風に表されるかというと、 低空飛行がずっ~と続いて、最後の最後でドバッと急上昇するカーブ。 (図ではなくて言葉で表現するのが難しい。汗 反比例とも違うような気がするし・・・) どんなに努力しても、その努力が正当に(?)成果として出てくる訳ではない。 コツコツとやっていても、徐々に結果が積みあがるという単純なものではなく、 ある時、一気に花開くのだという。 問題なのは、花開く保証もない中、その時期も全く分からない事。 多くの人が、その成果が爆発する前に諦めてしまう。 もったいない・・。 だからこそ、もう一息!が大事。 もう一息 もうだめだ それをもう一息 勝利は大変だ だがもう一息。 もう少し!最後の一踏ん張り、頑張ろう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.13 13:20:41
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