言葉の花束

「あなたなんか、ボランティアなんて迷惑よ
第一、何者にも成れていないじゃない！」

ご両親様の看病で、疲れ果てた先生から吐き出された
私への罵詈雑言。

習い事してるんだもの。
「下手糞」と言われても、「だから習ってるんだもーん」と立ち直れる。
大変だけど（＾＾；）

でも、一部の私の言動で、「私」の全てを否定されるのは、辛かった。

「先生も、お大変ですから」
「でも、人間、言っていいことと悪いこととがあるんだよ」
「私にも、なにかいけないところがあるんでしょう」
「つるしさんは、優しいからね。しかしね、この暑い中、２０日寝てない。
あなたの身体にいけないことです。耳だって、ストレス性のものとしか考えられない。
今までのキャリアが、少しの病の間で全て消え去るわけではないでしょう？」

普段、穏やかな主治医が、憮然とした態度で宙を睨んでいる。

結局、習い事は、辞めた。
あの日から、２ヶ月たった今日。

「検定合格おめでとうございます」
と、ホリスティックケア・カウンセラーの証明書とともに
思いがけない通知が入っていた。
「講師をされる場合、アロマやレメディを、販売される時は・・・」

そうか。犬や猫を癒すための資格だもんね。
おうちで、お商売にする方や、ペットホテルの方なんかは、
アロマやレメディ、その他、販売や仕入れも必要なんだ。
（私は、愛犬じゅんの健康のため、がんばりました＾＾）

でも、もしかしたら出来ることの中に
「一坪雑貨屋さん」の夢が
ひとつ、増えた。

じゅん、ありがとう。お商売は大変だけど、夢が増えるのは楽しいよ、じゅん（＾＾）

日本では、アロマの類は「雑貨」扱いです。
でも、イギリスなど本場では、お医者様も扱われるケースがあります。
日本で言う「漢方」や「民間療法」みたいです（＾＾）

「あなた、何者にもなれていないじゃない！」

テレビも怖かった。あの言葉がこだまする。
「みんな、きちんと仕事してる・・・」

身体を優先して、仕事は、ごく限られたものだけにしたこの一年。
もっと大変な人はたくさんいる。
二度と、その習い事が出来ないように、腕を自ら傷つけようとした。
思いとどまった。
・・・痛そう・・・（＾＾；）

逆恨みも、責任転嫁も、自分を責めるのも、違う、と言うことに気がついた。

「今は・・・その先生のことは思いやらなくていいんじゃない？
その方が身体にもいいし、つるしは、ずっと最善を尽くしてきたよ。
周りの人は、ちゃんと知ってる」

友人の言葉が、励みになった。

わざわざ、旅行先から連絡をくれた人
わざわざ、休みをあわせて遊びに行ってくれた人
次の日の忙しさを隠して、私の長電話に付き合ってくれた人
「その先生、つるしで幸せだったよ。他の人となら、絶対こじれてる」
と、褒めてくれ、ねぎらってくれた人。

他にもたくさんの方に、心から感謝を申し上げます。

大雨の被害はいかがですか？
どうぞ、みなさんや、皆さんの大切な方がご無事でありますように。
お祈り致しております。