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カテゴリ:季節のうた
今日は十三夜。十五夜のお月様もきれいですが
十三夜、十六夜も外せませんね(^^) 愛犬がいなくなってから、もうすぐ1ヶ月。 少し疲れが出始めたのか、まともにブログを更新できず それでも、多くの方が毎日、来てくださり そっと優しく、様子を見てくださること 心から感謝申し上げます。 さて・・・2001年といえば「宇宙の旅」? 岐阜県の「神岡鉱山」が廃鉱になった年でもあります。 その昔。40年位前かな?いえ、もう少し以前のこと。 ひとりの女の子が、出稼ぎに、つるし雲家の近くにやってきました。 映画「3丁目の夕陽」の六子ちゃんみたいな感じでしょうか・・・ つるし雲家も、戦争の後、家計が苦しく(今もです^^;) 未成年だった母は、朝から晩まで働いていました。 その職場で知り合った、鉱山出身の女の子。かりに七子ちゃんいさせて頂きましょう。 七子ちゃんのご両親様も、本当は可愛い女の子を、遠い所へは やりたくなかったようです。 それでも、つるし雲家という「友達」が出来た、ということを 手紙を通して知られると、とても喜んでくださったようです。 仕事納めで帰る前。 師走の小さな田舎家で、小さな「すきやきパーティー」が始まりました。 主催は、つるし雲家の爺ちゃん。 主賓は、七子ちゃん。 つるし雲家の、ばあちゃん二人に、若かりし頃のつるし母。 爺ちゃんは、料理人でしたから、 「七子ちゃん、あったまって帰んなさい」と 奮発したようです。 想像しただけでも、温かい空気・・・ そして七子ちゃんが一時帰省し、お正月が開け。 「あけましておめでとうございます!これ、お父さんから。はぁ、重い!」 おや?仕事のためにやってきた七子ちゃん。 どすん、とつるし雲家に置いた荷物、何!? 「いろいろ、ご親切にしていただいたからって。これからも・・・はぁ」 なんと、一升瓶に一杯つけられた、山菜! 今のように宅急便なんてない時代。よく、そんな重いものを持ってきたものです。 七子ちゃんは、何年か後、神岡に帰りました。 でも、その優しさや義理堅さ。 古いようではありますが、素朴な七子ちゃんやそのご家族の思い出とともに どんなに引っ越しても、つるし雲家の引越しの荷物の中に 必ず入ってくるのです。 ありがとう。七子ちゃん。そして、そのご家族の方。 ありがとう。お爺ちゃん、おばあちゃんたち。お母さん。 つるしは、優しい良い子に育っていますか? 少し、心配です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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