言葉の花束

どうも熱があったようです。
ドタキャンするのもなんなので、ヘロヘロで練習無しでピアノに行きました（笑）

でも、優しい先生。
なんとか、課題曲は合格させてくださり
「はなまる下さい」のつるしの要求を
「こんな感じ？」と嬉しそうに大きく書いてくださいました（＾＾）

新しい曲に挑戦しております。
最近、ピアノ教材に新風を吹き込んで、ピアノ会を混ぜ混ぜしている！？
ウィリアム・ギロック作「スターライト・ワルツ」
素晴らしい曲です！

しかし、クラシックピアノで育ってくると
ジャズの独特の拍子が取れない・・・やれやれ。

帰り道、「そうだ、気分転換に髪も切るか。来月になったら美容院も込むだろうし」

大きなクリスマスツリー。おや、かわいいテディベアのショーウインドゥ。

思い切って入ってみるか！

「いらっしゃいませ」
予約無しだったので、４０分ほど大きなツリーの前で待ってから
シャンプーの台に乗せられた。

しかし・・・妙に興奮しているな、この若いお姉ちゃん。
いや、シャンプー担当スタッフさん。

「クリスマスツリー、ご覧になりました！？」
「はい。かわいいですね」
「あれ、ロンドンからの直輸入なんです！昨日までうちの責任者が
ロンドン研修で・・・」
「へぇ、それで」
「きっと、日本一かわいいですよ！」

２２歳。
きっと、彼女の頭の中は、最先端の美容技術と、あこがれの国で一杯なんだ。
いいな、２２歳。

なるほど、値段の割にはカットの腕もいい。
トリートメントを売りつける腕も上等だ（＾＾；）

しかし、クセ毛をいかしてくれたので、希望通りにはならなかったが
パーマ代が浮いた。以前より、ちょっと可愛くなった（＾＾？）

また、行こうかな。。。そのとき、見てはならないものを見てしまった（気がした）

「ロンドンからの最高級のツリーです。触らないで下さい！」

似合う髪形になったはずなのに。かわいくなったはずなのに。
イルミネーションがまぶしいのかな。

師走間近の小さな街角で、急に涙が止まらなくなって、困ってしまった。