言葉の花束

親知らずを抜きました。

いつもの先生じゃありませんでした。
最新のアイシャドーが映える女性の方です。

「口腔外科」と書かれた、ブローチ型の名札。

「緊張しているそうですが（診察台で頭を打ちそうになった）本当に今日いいのですか？」
「はい、覚悟してきました」
「では、麻酔をしますね」

あっという間に「抜歯」完了！
「抜いてよかった」

しかし、その後、思わず耳を疑うお言葉が発せられたのです！

「では、縫いますね」

『チーム・バチスタ』『白い巨塔』の見過ぎ？
この先生、綺麗な顔して何と言うことを・・・

え。今日はうがいはなるべくしない？
明日、消毒に？
抜糸までは・・・え？きいてないよぉぉぉ！
しかも、お薬は化膿止め付き！？

「では、１４００円頂きますね」
受付のお姉さんが、気を遣われながらおっしゃった。

「この薬局さんですぐ、痛み止め呑まれた方がいいと思います」

頭が痛い、吐き気がする・・・薬局までたどり着けるのだろうか。
ただでさえ、
わたしは「つるし雲」なのに！

そして、何とか、たどり着いた薬局で、ついに見てはならないものを見てしまったのである！

『明細書・手術費○※点』
手術費の文字の隣に、ちゃんと『抜歯』ってあるのに、
そこに数字は書かれていない（－－；）

「あの、ここで痛み止めを呑むように言われたのですが」
「はい、はい」

こちらのおねえさまは、手馴れたご様子。紙コップのお水と痛み止めを一錠。

「やれやれ、これで、一安心」
と思いきや、無常にも私を、かなり遠いレジに手招きされ、５８０円を請求された。

今、ブログを書けているということは、かなり奇跡に近いですm(__)m

本当に、本当に、歯は大切になさって下さい！