|
カテゴリ:命・生命・生きる
こんな時に・・・と思いながら
仕事で海外に行きました。 仕事だから仕方が在りませんか? 自問自答する。 自分の無力さや弱さを痛感していました。 「余震がおおくて頭がおかしくなってきたわ。」 半分笑いながら、とうとう、関東方面の友人から電話がかかってきた。 「そりゃそうだわ・・・いつでも電話してきて。こっちからでもいいのかな?」 「うん。あ、揺れてる!」 「か、隠れて!」 「うん、ごめん。じゃあ」 でも、空港の、キャセイ・パシフィック航空のカウンターの方が、いきなり 「津波、大丈夫?」 「・・・私は・・・でも、友人が被害を。それに、・・・」 急に涙が出そうになった私に 「ファイト、ファイト!あなたががんばって!」 と、笑顔。 仕事先でも、お会いする方、皆さん 「津波、どう?」 「友人が。それに私の親戚がいる港が、1m80cmの津波で 船や、養殖が大変で」 「!?1m80cm・・・僕より高い」 「ありがとう。日本のこと、心配してくれて。」 「信じられないけど、とにかく応援してるよ!」 なぜかお会いした、チリのご夫人。 交わした言葉は一言。 「ツナミ」 チリも大変だった・・・ 帰りの飛行機では、中国で働いておられる日本人のエンジニアさんと隣同士。 「中国では、ほとんど情報が入らないんですよ。 義援金はどうしたら?」 「空港でも、この飛行機でも」 「そうですか。あなたのご家族は?」 「大丈夫でしたが、友人が。計画停電の地域も。」 しかし、友人は計画停電の時は、家族が同じ部屋だから 良い部屋にするように前向きに考えている。良い機会かもしれない。 その、言葉をエンジニアさんにお伝えすると 「そんな風に考えられるなんて。いいご友人ですね」 自分が不便な思いをしながら、被災された方のことを、なお、思いやれる。 明日から、4月。 でも、まだまだ寒い。風邪をひかないのかな。 原発の問題など、まだまだ日本は先が見えない事が多いようだが お一人でも多くの方が、ご健康で、 必ず、 素晴らしい春をお迎えになるように お祈りしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月31日 20時50分13秒
コメント(0) | コメントを書く
[命・生命・生きる] カテゴリの最新記事
|