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カテゴリ:命・生命・生きる
この、つるし雲。
珍しく、役に立つと判断され(!?^^;) RFL(リレー・フォー・ライフ:がん征圧運動)芦屋のキャンドルサービスのお手伝い。 ステージ付近で、追悼のキャンドルサービスのお手伝いのスタンバイをしていたら 「ねぇ、綺麗だと思いませんか?」 あら、話しかけられるって珍しい。 私が話しかけていくから、いつも。 「本当!このステージを照らしているみたい」 「ね!」 なんとまぁ、大きな美しい月。 今日が本当のお月見。2日早いけど。 かぐや姫のような美しい長い髪の、お名前も存じない方と、しんみりと感動していた。 さて、お手伝いの時間。 今年のキャンドルは、安全対策バージョンアップ! キャンドルをアルミに撒いて、持ち手として、大き目のクリップをはさむ。 「おお!進化しとる!!」 と、常連さん?には説明のまもなく大好評の、大うけだった。 ところで、ほとんどの方とは毎年、ここでしかお会いできない。 昨年のお写真を、キャンドルセットをお渡しした後に、お渡しできた方もあったが できないこともあった。 RFLが全国に広がって、芦屋よりも近い所に参加されているのだと思ったら・・・ 「あれ?この写真※※さん!うわぁ、鳥肌たつわぁ。ありがとう!」 「こんなにエエ顔で、わろうてはるで(笑って見える)、珍しい!」 「ほんと、キャンドルランは何かありますよね」 そういえば、きっといらっしゃると思っていたランナーさんがいらっしゃらない。 「彼、サバイバーさんでもあったんですよ」 「え?あ、あの・・・」 思わず、顔を覆ってしまったら 「泣かないでくださいよ。彼は、陽気なことが好きな人だったから!」 「そうそう!この写真、みんな見たら、また、盛り上がるよな!!」 彼は、盲目のランナーさんだった。 写真は嫌だとおっしゃったが、偶然、会場で会われたランナー仲間の方と 過ごされるお顔が、菩薩様のようにお優しく、 心から楽しそうで、記念にと撮影させていただいたのだった。 走るだけでも凄いのに。 伴走の方も凄いよね・・・ それが私の感想だったのに さらに、がん患者さんだったとは。 病や障碍と戦うとか、共存するとか そんなところを超越して、生きる事を 「最大限に楽しんで見えた」。 追悼のキャンドルサービスが始まると どういうわけか、風が強くなった。 「ちょっと、火、分けてくれる?」 親キャンドルの火が遠いので キャンドルを砂に固定していた、アイデアマン兄弟にお願いした。 「ありがとう」 私の小さなキャンドル。何度も消える。 小さな兄弟から、何度も火をもらう。 「あ!」 今度は、小さな兄弟のキャンドルが、あっという間に消えてしまった。 「じゃ、今度は、お姉ちゃんので、つけようか?」 「ありがとう!」 可愛い兄弟と話しているうちに ふと「禁じられた遊び」のワンシーンを思い出した。 心理学の教授に「あれは、何かの投影でしょうか?」と しつこく問う私に、教授は「メッセージはあるでしょうねぇ」と真剣に考えてくださった。 「ねぇ、どうして、泣いているの?」 「え?あ、あぁ・・・」 月が、ずいぶん高くなっていた。 キャンドルサービスが終わり、キャンドルを回収しようと 兄弟にお礼をいい、回収体制に入った。 そうそう、今日は、珍しく、役に立つつるし雲だもんね! と、思いきや! いつも仲間になって下さる「チーム・フェニックス」や5年越しの「友人」 今年からの「オレンジ・フェニックス」の方々が 後ろにズラリと、微笑んで並んでおられるのが、目に入った。 「あちゃ!『つるし雲・見守り隊』がいたなんて!」 鼻ズルズルの、お目々、パンダ まだまだ、情けない「つるし雲」。 見られちゃったよ(--;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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