言葉の花束

最近、パソコンの調子が悪いので
珍しく、毎日、パソコンとニラメッコ。

買い換えるにも、その前に、必要なファイルを整理しておきたい。

あ！茶道（裏千家なので「ちゃどう」と読むと昨日知りました＾＾；）の
先生に出されていた宿題、調べなくちゃ！！

ええっと、古典の知識がほとんど無いから
いきなり「香炉峯、云々」と言われても、この多量のサイトから
どのサイトを選べばいいのかすら、分からない。

自分の研究だって、こんなに真剣に取り組んでないよ（＾＾；）

でも、勉強・・・えーっと。おお！プリンターはご機嫌。

さて、宿題持って、お稽古に。

先生の古くからのご友人がお見えになり
なんだか「同窓会のような賑やかさ」

「いいなぁ。この雰囲気・・・」

お茶は飲めなくても、ここでは、悪口も噂話も聞かない。
気取ったこともなさらない。
お稽古や、お行儀には流石に厳しい先生だが

ほんのりと、お香が香るようなお人柄で
多くの方が親しまれている。

「あら、お茶が飲めないのにいらっしゃるの？しかも、宿題つきで？
いい、お弟子さん、お持ちねぇ」
「先生がいいからよね」
「はい。勉強させていただいています」
「お茶を頂くだけが、茶道じゃないものね」

それにしても、なんて、温かい、素敵な瞳とお顔。

ちなみに先生に、紹介してもらった友人は、古典文学の天才とでも言おうか・・・
「まぁ、この方は、専門家？すごいわねぇ」

お稽古もたけなわ？手作りの和菓子で、お腹いっぱい。

それにしても・・・
最近、この町はご高齢の方ばかり。
時々、つるしは、将来が寂しくなってしまうときがある。だけど
時々「こんな風に歳をとりたいな」
と、思ってしまう、素敵な’おばあちゃま’に出会ってしまう。

お茶室では、お声の調子も高くなく、何気ないお心遣いや
みんなが笑顔になれる会話がされている。
わからないことは、
「どうするの？こちらから？」
真剣に取り組んで見えるても、どこかやわらかな表情。

「会話美人かぁ」
知ったかぶりもせず、聞き上手、何事にもＴＰＯをわきまえられた
ン十年前の女学生さんたち（失礼！）

そういえば、うちの祖母もそうだった。

生涯学習と言うのは「礼節」をもってこそ、本領発揮と、気がつきました。

でも、来年も「あの、お菓子、出ないかなぁ」
が本音の、つるし雲です（＾＾）