chiro report クリック募金とニートの問題
ある友人から この様なホームページがあるから 協力して欲しい・・・その様な連絡が来た。それは 味の素が主催している 「あしたのもとクリック募金」 というものでした。 住所は以下の通りです。http://www.ajinomoto.co.jp/phila/index.html??kouken5=philaTop 早速私はこのサイトに行って 中身を見ると、 クリック募金とは、クリック一つで募金ができる仕組みです。当クリック募金では、味の素グループがあなたのクリックに応じて、NPO団体へ1クリックあたり、1円を寄付いたします。クリックする方には、一切お金がかかりません。クリック募金を通じて、皆様と共に大きな社会貢献を実現したいと考えます。 クリックによるご協力、よろしくお願いします。この様な文面があった。私は 「 味の素 」 が嫌いなので、 余り気乗りがしなかったが、 この様な慈善事業をするのなら協力しよう、 そう思い毎日クリックしています。この日記を読まれた方が居られれば、協力のほど、よろしくお願いいたします。O(^-^o)(o^-^)oドモドモニート(NEET、Not in Employment, Education or Training)の問題。このことばが生まれたのは英国だとされている。サッチャー前首相 での経済改革政策の副作用として 1970年代末に 失業率が上昇し、 若年層では20%に達した。これに対して、 英国では職業能力開発の強化・体系化が推進され、 さらに代わって登場した 労働党のブレア政権は、 若年失業者を対象に 「ニュー・ディール政策」 を打ち出した。これは 失業期間が6ヶ月以上 の 若者について、 4ヶ月間の カウンセリング期間を経過した後は、 一定の形で 就労するか 職業訓練を受けるか しなければ失業給付が 受けられないというもので、 端的にいえば 「不参加」 という道を閉ざした、 かなりラディカルな施策だ。これは一応奏功し、 若年雇用は改善した。 しかし、このしくみにも乗れない、 「参加しない」 若者も相当数取り残された。 それがこの「NEET」だ。 日本におけるニートは、 労働政策研究 ・ 研修機構 の小杉礼子副統括研究員の試算によれば、 2003年で 約64万人 にのぼるという。フリーターの約200万人に較べれば 小さくみえるが、 問題としてはかなり 深刻といえるだろう。フリーターは、 その内容は多様だが、 おおむね就労 (や求職) はしており、 一応「参加」 のレベルにあるのに対して、 ニートは 「不参加」 のレベルに とどまっているからだ。「不参加」 にとどまるかぎり、 行政 (に限ることはないが) がいくら訓練や 相談の場を用意したとしても、 ニートはその場には出てこないから、 政策効果はほとんど期待できない。 ここにニート対策の難しさがある。 いま、 若者の就労を 促進するための ワンストップサービス 「ジョブカフェ」 が全国展開されているが、 そこでも、 まずはいかに若者に 足を運んでもらうかが大切になっているそうだ。各地では、 内装やBGMを若者が入りやすいものとしたり、 若者のNPOに運営を任せるなどのくふうをして、 一定の効果をあげているという。 とはいえ、 結局は 「首に縄をつけて」 引っ張り込むことはできないのだし、 こうした施策には一定の限界があるだろう。やはり、 より若い段階から、 ニートにしない、 させないための施策が 必要だろう。先輩である英国はどうだろうか。 やはり、早い段階から手を打ちはじめているようだ。日本のニートは 若者の2%程度というが、 英国では地域によって 15~25% にも達しているというから、 対策もかなり強力だ。英国のNEETには、 教育水準のほか、 健康や家庭、 住居などに問題をもっている人が多い (日本のニート問題に詳しい 東京大学助教授の玄田有史氏によれば、 日本のニートも明らかに 中卒、高校中退が多いという )。そこで、英国では13歳から18歳の少年を対象に、 これらの問題について ひとりの個人アドバイザーが対応する 「コネクションズ・サービス」 を導入している。サービスをワンストップ化し、 さまざまな分野の専門家を集めて、 「そこに行けば何らかの解決が得られる」 サービスをめざしているという。「行けば何か得られる」 ことは、 そこに足を向けさせるためにも 効果的だろう。日本で注目されるのは、 すでに兵庫県や 富山県に 先進事例がみられる 「中学2年生の 1週間の就労体験」 だろう。経験者をはじめ 関係者から高い評価を得ているほか、 不登校の改善にも 効果がみられるという。これは 「キャリア・スタート・ウィーク」 として全国展開が予定されている。実際に運用するとなると、 学校関係者はもちろん、 自治体や地域、 受け入れる企業もそれぞれ 努力が必要となろうが、 十分な連携のもとに、 この取り組みを軌道に乗せていってほしいと思う。<キャリア辞典 より抜粋。>==============================この問題には、世界的な傾向があって、ただたんに働かないから悪い! という決め付けで彼らを判断してはいけないということがわかるだろう。その様な無目的、無目標の意識が作られる、その下地を見つめなければなりませんね。その部分を見つめなければ、人間の判断の基盤が、何も変わらないようであれば、それはこれから先も変わらないということになります。土台がどのようなものであるか、、、、それが大きな問題ですね。生きている喜びがわかる、その実感が乏しい人達に、明るい目標を持たせてあげたい。諦めない、その思いが大切ですね。とかく人は、自分の意見を正しいと考えてしまいます。そして真っ向から反論を言われると、自分の判断にそれ以上の意見がなければ、根拠がなければ、相手を攻撃します。悔しいのは判りますが、真実はどの時代に成っても、変わるものではないからですね。