冬至にまつわる食べ物の話し
1年のうちで最も昼が短くなる日に、かぼちゃを食べると病気に かからないかとか風邪をひかないとか良く言われているものです。 歴史的に見れば、かぼちゃの栽培法を広めたのは、江戸時代 の沢庵和尚と言われています。ポルトガル人によって持ち込まれた 外来系野菜であったので、とても評判になったとのことです。 さらには、かぼちゃの黄色は、赤色とともに魔除けや厄除けに 効果のある色とされていたことから、かぼちゃには病気を払って くれる力があると信じられてきているそうです。 かぼちゃはもともと夏野菜でありますが、保存がきくので、冬至の 頃まで腐らないことから、野菜の少ない冬場には貴重な野菜とされて いたようです。