世間体にとらわれない価値観を持とう
若いときにはあまり気にしないことですが、年をとってくると、他人 から、よいとか悪いといわれるとすごく気にして消極的な思考にはし り、必要以上に劣等感を抱いてしまうようなことがあるのではないで しょうか。 このようなときに対応する思考として「不思善・不思悪」の言葉が あることを知りました。これは、禅語の中にあるそうです。内容は、 あまり、しっこく、あれがいい、これは悪いと世間の評価によって、 自分を痛めてはいけないと云うことで、善とも思わず、悪とも思わ ずに、世の中の善悪を超越したところに、自分自信の心のなかに、 自由自在な自分らしい善悪の判断が生じてくるというものです。 人生を歩んでいくときの一つのガイダンスになるのではないで しょうか。