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DJ Kennedy/life is damn groovy

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May 2, 2005
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カテゴリ:Studio 54 Series
Heaven Knows / Donna Summer & Brooklyn Dreams

オーナーのスティーヴとイアンが逮捕され、事実上、一世を風靡したStudio 54は輝かしい日々に別れを告げることになる。

1980年11月28日、家主のないStudio 54を、ニューヨークのホテルオーナーであったマーク・フライシュマンが475万ドルで購入、再開のパーテイを催し、経営は続行される。

1981年2月、スティーヴとイアンは3年半の服役期間を11ヶ月で終える。彼等の脱税に関わった者達のリストを提供したことによる約2年半も早い釈放だった。

この間、Studio 54はそこそこの収益を上げてはいたが、スティーヴとイアンが創り上げたキングダムは影を潜め、80年代に入るとダンス・ミュージック自体は残るのだが、当時のようなディスコは衰退し、ロックが主流となっていく。絶大なる人気を博したNYのラジオ局も、85年にはディスコ時代の終わりとともにロック・ステイションに姿を変える。

そして1986年、Studio 54は、永遠にその扉を閉じる。

               *****

それからのStudio 54は暫く一般には公開されず、プライヴェート・パーティやギグに使われてきたが、現在では、その名だけを残して劇場として存在し、次々にミュージカルを上演させている。

Studio 54とディスコの時代を築いたスティーヴ・とイアンのその後であるが、80年代、彼等はNYのThe Executive Hotelを購入し、他にもマンハッタンのナイトクラブなども手がける。イアン・シュレイガーは今もこのホテルを経営しており、他にもNYにある2つのホテル・オーナーとして成功を収める。

一方スティーヴ・ラベルは、AIDSから併発した肝炎と敗血症により、1986年この世を去る。

               *****

冷静に考えれば、アルコール、ドラッグ、セックス、ホモセクシュアリティの充満したStudio 54の世界は決して正常とは言えないのだが、あの時代が青春の全てだった、輝きだったと今も感じる人の心はおそらくどの時代に生きていても分かるように思う。あの頃はもう戻っては来ることがないし、新しい人達がどんどん彼等なりの音楽文化を創っていくけれども、そんな中でもStudio 54は、時折ガラージに隠してあるおもちゃ箱を開けて目を細めるような、そのような気持ちで、多くの人々に振り返られるのだろう。私も、その一人なんだ、きっと。






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Last updated  May 2, 2005 11:23:41 PM
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