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DJ Kennedy/life is damn groovy

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January 22, 2010
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テーマ:Jazz(1974)
カテゴリ:Friday-Night Boom



Like A Lover / Andy Bey


もう日付が変わってしまったが、1月22日はJazz Dayなのだそうだ。
JAZZのJAがJanuary(1月)のJA、ZZは数字の22に似ていることから
日本のジャズクラブオーナー達が可愛いネイミングで決めた日。
おそらく今夜は日本各地のジャズシーンがとても良いのだろう。

では何かジャズのナンバーを、と今クロゼットをのぞいてみて
最初に目に付いたのは、一番上にあったHerbie Hancockではなく、
中程の、殆ど埋もれていたAndy BeyのShades of Beyだった。

NYの友人Drakeには、職人気質とも言いたくなるクセがある。
私が彼と知り合った20歳の頃にはもうそれが板についていた。

彼はJazzを、Andy Beyをこよなく愛していて、部屋でアルバムを
聴く時には必ずHershey's Kissesを食べたがった。

理由を尋ねても「心が求めるから」としか答えず、当時はまだ
横で見ていてもただの子供のお三時のようだったし、またそんな
言い方が大人びたヘリクツ、バーボンの飲めない学生の、愚か
だが何か涙ぐましい大人のふりだとばかり思っていた。

Drakeは結局、ジャズに携わることはできなかった。
けれど今もジャズライヴに行く時は、ポケットに必ずいくつか
チョコレイトが入っている。お互い、IDなしでクラブに入れる
ようになって長いけれど、何だか彼には、バーボンのグラスを
傾ける姿より、Hershey's Kissesのフォイルをパリパリとむく
仕草の方が似合ってかっこいいと思えるようになったのは、私も
大人に、というより年齢を重ねてきたということか。
少し嬉しく、大幅に寂しい。

Andy Beyは今年71歳。2007年にアルバムを発表してから後の
活動を私は知らないが、今夜もNYに夜が来たら、Smoothな
Velvet VoiceでDrakeの胸を震わることだけは間違いなさそうだ。




Shades of Bey.jpg






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Last updated  January 23, 2010 01:24:46 AM
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