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DJ Kennedy/life is damn groovy

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April 9, 2010
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カテゴリ:Friday-Night Boom



61.jpg



YES, NYC is THE HOT DOG CITY!!!


ビアに合う食べものは数々あるが、New Yorkではホットドッグもそのひとつ。


かつて、マンハッタンのHell's Kitchenエリアは毎夜の遊び場だった。
48丁目の8番街にワールドワイド・プラザが建ってすぐ、あのえんぴつのような
ルックスが気に入って私はすぐに引越し、暫く住んでいたことがある。8番街は
食事にもNightlifeにも困らなかったが、当時のこの地域、ミッドタウン・ウェストは
街の中心からハドソン川に近付くにつれて治安が悪く、夜に出歩けると言えば
アパートメントの近くしかなかった。故にこのバーによく足が向いたのだった。



   WWP.jpg
                  Worldwide Plaza


勿論今も時折行く、創業75年の老舗バーRudy's Bar & Grillがそこである。


ここ、ホットドッグがFreeなのだ。勿論それだけでは追い出されてしまうだろうけど
例えば恋人と二人で行けばビアをグラスで何杯か、グループで行けばピッチャーで
オーダーしてグビグビと飲みながら気が向けばホットドッグのカウンターから熱々に
焼けているホットドッグをセルフサービスで作る。


深夜、遊び疲れた時のビア&ホットドッグの相性は最高だった。酔いも深まって
ホットドッグをムニュッと合わせて乾杯するアンニュイな姿。酔っ払い集団の滑稽な
風景。でも、このくらいの気分が音楽や恋の話をするのにとても具合が良くて、
こんな夜がみんなとても気に入っていた。



       Rudys.jpg 
                    Rudy's
  

私は本気で思っている。ビアとホットドッグは日本特有のビア&枝豆コンビに匹敵する
組み合わせだと。それを証拠に、セバスチャンと私は「ホットドッグを食べるぞ!」
そう、時に気合を入れてホットドッグを求め歩く。いや、日本の人達は枝豆を食べながら
ビアを飲むのに気合など入れないのだろうが。「取り敢えずビアと枝豆」なのだから。


NYにはホットドッグの美味しいお店が数え切れないほどあるので、歩きながら
おなかがすいたと思えばふとそこにホットドッグショップが、ということも多いが
「あのホットドッグが食べたい」と思うのは、やはりよく知られた老舗である。



  grayspapaya.jpg
                   Gray's Papaya


   GrayPapayasGreatCombination.jpg
                  Gray'sの名物コンビ


まずは一番よく行くGray's Papaya。ここはとにかく安い、のにウィナーがパリッと
していてとても美味しい。店ではパパイヤやバナナのジュースを必ず売っていて
ホットドッグとの相性はバツグンである。20年以上前の話だが、ホットドッグ2つと
パパイヤジュースで確か$1.99だったと思う。ここでだけはビアは飲めない。
因みに身長188cm体重90kgのセバスチャンは、いつもここで$4を支払っている。



   Nathans11.jpg
                 NY's Finest Nathan's


続いて、NYホットドッグのドン、Nathan's。そう言えばこの店は日本でも知られて
いるだろう。毎年独立記念日に開催されるホットドッグの大食い選手権で、よく
日本の男の子が優勝していた。私も数年前あの大会が催されるコニー・アイランド
で遊んでいる時に偶然遭遇したのだが、凄まじい食べっぷりで、その日はさすがに
ホットドッグを敬遠した。ホットドッグは勿論だが、ここのチーズのかかったフライズを
避けては通れない。我が家は明日の健康を気に掛けもせず、よく深夜に訪れる。


       
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                 Nathan'sの定番メニュー


そして、我が家のホットドッグ・ランキング不動の第1位は、コネチカット州の小さな、
でも知る人ぞ知る「名店」Super Duper Weenieである。マサチューセッツへ週末の
小旅行に行く途中、パークウェイで可愛いサインを見つけてから虜になった。



     SuperDuperWeenie.jpg
              可愛いSuper Duper Weenie


実はCelebritiesにもファンの多いこの店は、いつも座るところなどなく、真冬に行くと
店の横がビニールハウスになっており、寒い思いをしながら食べなければならない。
が、それでも良いのだ。また、店が閉まるのが午後4時。ディナータイムの客足など
彼等には知ったことではない。そんな頑固なところも面白い。


ここのメニューはユニークで、それぞれの土地の人、例えば東京都民、と言うように
New Yorker, Dixieという名前がホットドッグに付けられている。私のお気に入りは
勿論New Yorker!と言いたいところだが、実はCalifornianが一番だと思っている。
因みにCalifornianには、自家製チリ、フレッシュオニオン、アメリカンレリッシュと
ウィナーが入っている。



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               サイコーに美味しいCalifornian


ここに行く時、私達は必ずクーラーボックスに冷えたビアを入れておく。店内はいつも
混んでいるので、店でホットドッグを買って、通りの向こうにあるデパートメントストアの
パーキングに車を止める。そしてクーラーボックスからキンキンに冷えたビアを取り出し
さぁ、休日の醍醐味だ。ビアとホットドッグは平日の夜のみならず、週末の午後にも
なくてはならない組み合わせと言える。



     SDWFrenchFries.jpg
              これも大人気!一味違うFrench Fries


誤解のないように申し上げておくと、車の中でビアを飲んでもそのまま運転は決して
しない。持ち込んだピロウを頭の下に敷きブランケットを広げて、酔いが冷めるまで
ここで一休みするのが我等の習慣となっている。そうしてやがて目が覚めると、辺りは
すっかり日も暮れて、Super Duper Weenieの扉の奥は真っ暗、店もとってくに閉まって
おりスタッフ一同ご帰宅の後、ということになっている。


これが私の、ビア&ホットドッグとの付き合い方。
ビアが美味しく飲めるからホットドッグのある店を探し、美味しいホットドッグがあるなら
Myビアを持ち込もう!極めて単純な関係。けれど、だからこそ愛すべきビアの親友だ。


Beer&Hot Dogs @ 2am
AtlanticStarr.jpg NewBirth.jpg KarynWhite.jpg RockieRobbins.jpg


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Last updated  April 10, 2010 05:51:20 AM
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