|
カテゴリ:Simple Pleasures
↑ 「また釣りか・・・」付き合う方も付き合う方だと半ば自分に呆れるDJK 昨日のこと。私の部屋をノックする。ドレイクだ。電話をくれればいいのに、どうしたの? 「1日早く夏休みを取ってきた」 私を釣り(あーあ)とWhale Watching(くじらウォッチング)に連れて行くから「今すぐ支度して」と言う。早朝の海釣りは寒いので私の防寒ウェアを買いに行くと言うのである。私は仕事中だし急ぐのが嫌いなのでたいていここで軽く戦う。おまけに、ドレイクの釣りの為にウィンドブレイカ―やセーターを何着買ったか分からない。ただ今回は文句を言えない。一刻も早くホテルに缶詰めで仕事をしている哀れな親友を連れ出してやろうという彼なりの思い遣り。さすが私の第二の男である。 「私の為に?ありがとう。仕事は大丈夫?」 「俺は第四の男じゃないけどな。ごめんな」 そうよ。どこへ行くにも第四の男が一緒の方がいいに決まっている。もっとも、第四の男は釣りなどしないだろう。彼はフランスでの生活が長いからかドレイクとは真逆、コンサバでニート、エレガントな知性派なのだ。そしてとてもチャーミング。第一、なんと悲しいことよ。ドレイクもせっかくの夏休みを共に過ごすゴージャスな恋人がいないのだから。一瞬、もしかして私達は老いても今のように二人で遊んでいるのではないかと、楽しいような、でも妙な不安も脳裏を過ったりした。 因みに私のNo.1は、地球の裏側に住む第四の男。 とにかく私はちょうど仕事が架橋だったので、ホテルをいったんチェックアウトして荷物をドレイクの部屋に運び、今彼のデスクから仕事を終えてbloggingしている。このあと出かけて5時出港の海釣りに間に合わせたいようだ(無理なんじゃ・・・)。現地ではボストンに住んでいる友人夫妻と待ち合わせており、「早くしてよ」と仁王立ちでこちらを睨んでいる。 久々登場、ドレイク似の彼。 「これで釣りキチじゃなかったら」 これは親友の欲目か? ↓ しかし想像を絶する釣りキチ・・・ これからマサチューセッツへのドライブは3時間。今夜はYo-Yo Maを聴きに行くと言っていた。私はこれが一番の楽しみ。夜空の下、芝生の上で極上のクラッシックを聴くことができる。既に何百回と行ったドレイクとの釣りは、私の中ではおまけである。もし今回の相手が第四の男だったなら、きっと小高い丘の上で星空を見上げたり、ボッサの流れる、灯りもほのかなショットバーで知識の豊富な彼の話をしっとりと聞くことができたのだろう。これがドレイクとなると、おそらく港で豪快にロブスターを1匹ずつと、バケツに入ったムール貝をビールで流し込むことになる。いとも簡単に想像がついてさして面白味もないけれど、まぁそれもいいか、久し振りだし。 ふと思った。私は以前、第四の男の、高校からの大親友に嫉妬していた。彼女は既婚者で子供もあるのだが、女にとってはそれは安心材料ではない。そう言えば私は彼にドレイクの話をしたことがなかったが、彼が今の私達を知ったら、少しはやきもきしてくれるのだろうか。 まぁそれこそどうでもいいことか。 海釣りはともかくくじらウォッチングの話など、次回に。行ってまいります :) #nowplaying via @youtube お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 13, 2011 02:36:29 PM
コメント(0) | コメントを書く
[Simple Pleasures] カテゴリの最新記事
|