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テーマ:Four Seasons(6)
カテゴリ:Simple Pleasures
↑ DJKは高原のホテルにて執筆中。 「仕事は時に夢見を悪くする。欧州生活は私にとって本当に幸せなのか?」ふと弱気になる。 高原にやって来て10日、非日常を味わってリフレッシュはできたものの、さすがに仕事もしなければ。昨日と今日は完全にホテルに缶詰めでいささか疲れ気味、目もしょぼしょぼ。でも温泉のおかげでごはんがとても美味しいという愚かなほどに嬉しい矛盾。温泉地で暮らす人は温泉のない町の人達よりも元気なのではないかと思う。「温泉のある町に住みたい!」 魔法のお湯の虜となった私は今、欲望の塊である。 今夜、ホテルから遠く離れたコンビニへ行く途中、森の仲間達と出会った。まずは、信号待ちをしている時。気配を感じて左を見ると、車の窓に鼻先がくっつくほどの距離で一等の鹿が私を見ていた。目が合うとお互いにビクッ!けれど彼女(鹿はおそらく女の子だ)は逃げもせず、そのまま立っている。私ももう10日もひとりでここにいるし、彼女に対して人恋しさを感じ思わず「寒いわね」などと声を掛けてみた。信号が変わり彼女に手を振って先へ進むと、山道でキツネに出会った。彼(キツネはおそらく男の子だ)は臆病で、道路を素早く横切ると、ガードレールの向こうから私が通り過ぎるのをじっと見ていた。こんな風に動物達が普通に生きているこの環境を、私は改めて好きになった。本当に、私のNYの町にいるようだ。やっぱり引越して来ちゃおうかな。いよいよ私は本気だ。 もう少しおしゃべりしたいところだけれど今夜はまだ仕事をするので、お話の代わりに、インスピレーションの種に持ち込んだ私の古いアルバムから、ある年の今日私が撮影した風景をご紹介。幻想的でしょう?ここには小さな小さな伝説もある。 Q. さて、ここはどこでしょう?答えは明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 11, 2011 01:57:52 AM
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