「老衰」という自然死で!
宮澤喜一元首相の唯一の功績は「老衰」で死亡したことです。戦後、安倍ちゃんまでの歴代の首相で、日本の国益に貢献したのは田中角栄氏だけです。「角栄」以外の首相や大臣は、アメリカ(を実効支配している商人)の利益しか考慮に入れていない「税金泥棒」の「売国奴」です。「商人」に反逆した角栄は、それ故、「ロッキード事件」という冤罪で葬られてしまいました。さて、昭和35年に亡くなったかたのうち、病院・診療所で死亡したかたの率は、21,9 % でした。すなわち、約80%のかたは、病気でなく「老衰」という「自然死」でした。しかし、平成11年になって「病院・診療所で死亡した」かたの率は、80 %になっています。僅か40年間で、「老衰という自然死」と「病気死」とが逆転してしまったのです。現代は、がんを始めとする生活習慣病でしか死ねない(実際は殺されいる)時代になってしまいました。その意味で、宮澤は、生きているうちは罪まみれでしたが、「老衰」で死亡したことで初めて賞賛すべき功績を残しました。何故、「病死」が増加したのか?医学が進歩したのであれば「病死」は減少しなければなりません。昭和35年、がんで亡くなったかたは、93,773 名でしたが、平成11年には290,556名と3倍強に急増しています。そして平成17年の実積は325,885名と確実に増えています。更に、平成27年には、436,217名と予測しています(厚生省監修「1998年生活習慣病のしおり」で予測)。このように、1の位まで「予測」する「現代医学」は決して「医学」ではなく、「病院経営学」に過ぎません。すなわち、医学は「退化」したのです。さて、西洋で「医聖」と呼ばれているピポクラテスは、約2500年前、ギリシアの「医者」です。彼は、自然治癒力を認め、「食で治せない病気は、医もこれを治せない」と書き記しています。もし「医学」が必要なのであれば、これが「医学」です。しかし、約2500年前に確立された「医学」は、19世紀以降、「アロパシー」という自然治癒力に逆らう「逆療法(対症療法)」だけが「合法」化されて以来、退化の一途を辿りました。つまり、病気が増え、病人が増え、そして医師が増え、医師を食わせるために更なる病気・病人が増えるという悪循環、蟻地獄に陥ってしまいました。これからの日本人は、二人に一人ががんで死にます。正確に言いますと、二人に一人が「がん治療」で殺されます。「平成27年、436,217名が、がんで死亡」は、病院経営者の販売目標であり、このままですと確実に達成されます。このようなことは、断固、許されません。病気になること自体が「不自然」なのです。食性に適合した食生活をしていますと、病気になりません。万が一、病気になっても、自然治癒力を高めることで、病気を根治することができます。正しくは、自然治癒力でしか病気は根治しません。この事実は、すでに約2500年前に「医聖」によって証明されていることではあります。食事は1番、重要な仕事です。食は命なり