テーマ:最近観た映画。(39933)
カテゴリ:CINEMA
や~~っと、観てきました。
それでもボクはやってない う~~ん、スゴイ。この一言に尽きる。 わたくし何度かこれは映画なのか、どうなのか?と時空を超えました。 劇場でみてる感が消えてしまうくらい集中させていただきました。 この映画では痴漢冤罪を題材にしております。 電車を降りると、痴漢に間違えられる「話は事務所で聞く」と駅員に促され 駅事務所にいくと話は聞かれず、警察に連れて行かれる。 もうここからは無実を証明するのが本当に大変になります。 映画は刑事事件の無罪を勝ち取ることの大変さを浮き彫りしております。 実際に痴漢をしている輩は、 「痴漢をしました。大変申し訳ございません。 被害者の方の気持ちを考えるととても卑劣なことをした 自分が恥ずかしいです、今後は二度と致しません。」 なんていう謝罪をすれば、示談で済まされて、すぐに釈放ですよ。 会社にもばれないように過ごせば辞めさせられることもなく平然と過ごす。 家族も誰にも知られず、痴漢という卑劣な行為が大したお咎めもなく やってのけてしまうのです。 本当にやってない無実の物は、無実を証明するため 何度も調書を取らされ、尋問をされ 検察に行ってまたおんなじ話をし、弁護士と話したり、 本当にやってないから、イライラもする。 おまけに警察の留置所は(刑が確定してない人はここに留置されます) 独房ではなく、本当に犯罪を犯した人と相部屋ですし6畳くらいで6人くらい 詰め込まれ、ひとりの時間もなくテレビもなく美味しいご飯もゆっくり昼寝も できず、放り込まれるわけです。 わたくし、留置所の中ってああなってるって全く知らずちょっとショックでした。 もしも無実でも、あそこに入れられるんだ。特別扱いはないんですからね~ あんな状況では無実でもやりました。と言ってしまった方が 本当にどんなに楽か・・・ 第1回公判から判決のでる映画では第12回公判までの長い間 仕事も辞めなくてはいけなかったり 保釈されても100%自由ではないわけですから本当に辛い日々だと思います。 今もきっと戦っている人がたくさん居られると思いますが、 どうぞ、自分を見失わずがんばって欲しいと思います。 ◎経験者は語る・・・ 役所広司演ずるベテラン弁護士の台詞に 「調書は警察官の作文です。」 と、言う台詞があります。 わたくし、ずごく納得しました。 実はわたくしは被害者の立場ですが、調書を取ってもらったことがあります。 (なんでかは聞かないでね!) そこでも、ちょっと言いたいことと違うんだよな~と思ったことがありました。 訂正をお願いしましたが、 でも、ま、いいでしょ?って感じなんですよね。 ほんとニュアンス程度ですが、自分が最後に署名しないといけないものですから 被害者の方の立場ですから、あまり強くは言いませんでしたが 嫌なものですよ!自分が納得できない言葉って ◎目撃者は語る・・・ わたくしは実際に痴漢の被害にあったことは、1回くらいしかないんですけど 目撃は何度かあります。 その中でも、まだわたくしが20代そこそこだったときに目撃したもので なんとも巧妙というか捕まえても立件できるのか?というものなんですが 2回みたことがあるんです。 それも同じ人が犯人で!!! どちらも、被害者は女子高生でした。 そのおっさんは、上下黒のスウェットのような格好で手すりを両手でつかみ 股間だけ、女子高生にピッタリくっついているという格好。 しかし手で触っているわけではないので、なんとも注意もしにくく 女子高生を助けてあげることができなかったことが今でも悔やまれます。 あの場合はどうしたら捕まえられるんだろか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[CINEMA] カテゴリの最新記事
|
|