食の安全が昨今ニュースに良く出ますが、
本当に今食べているものが安心で安全なのか？？

賞味期限は守っているし腐ってもいない。今すぐはおなかを壊すことはないでしょう
しかし、今わたくしたちが食べいる物の99％は農薬が使われた食品といえます。
（有機農産物の流通に占める割合は慣行野菜の１％以下と言われています。）
　　　↑有機農業映画祭のサイトより抜粋

わたくしも普段の食事にそれほど気にかけているかというと･･･
ＭＡ○などのファーストフードにはあまり行かなくなったくらいで、
でも、お昼はコンビニとかも利用してますしね～～(^^ゞ


でも、なぜこんなの農薬の使う食品が横行しているのでしょうか？
それは、消費者にも問題があります。

形の悪い野菜や果物を買わなくなる＝作り手は形の良い物をより確実に作るようになる
虫も食べないような野菜をわたくしたちが食べいるということを
消費者も危ない食品だということをもっともっと認識するべきだと思います。

しかしです。
実際にスーパーに出かけても、「有機、無農薬野菜コーナー」などがあるスーパーって
どれくらいありますか？？
ほとんどゼロです！（けろり～な調べ４店舗ほどだけど）


そんなまだ、消費者の手にはなかなか簡単に入りにくい有機野菜（食品）ですが
どうやって作っているか、または農薬の恐ろしさ、人々の考え方の変化など
世界中の有機農業に関するドキュメンタリーを集めた映画祭が開催されたので
見てきましたよ～～

　　
　　　
いや～午前中は健康診断があったので参加できませんでしたが
午後に着いた会場はすごい盛況で、満員で入れなかったと嘆いているお客さんも居るくらい！
（実際、農業にかかわる人もたくさん参加されていたようです）

わたくしが見たのは以下↓

・農民ジョンの真実
感想：地域から変わり者とされていたジョンですが、都会の人から作っている
　　　オーガニック野菜が認められ廃業寸前から立ち上がるところと彼の変わりぷりが
　　　非常に面白かったです。

・根の国
感想：古い映像でしたが、根の活動、土の中の微生物。手のひら乗った土の中の中にも
　　　こんなにもたくさんの生き物がいるんだと改めて思いました。
　　　またナレーションがわたくしは好き。

・農薬禍
感想：これは怖い！ＢＧＭも怖いのですが、これも上と同様に古い映像で
　　　今ではあまり見せないような映像ばかり、これを今ＴＶで放映したら一発で
　　　農薬使用禁止になりそうなくらい、恐ろしいです！

・懐かしい未来：ラダックから学ぶこと
感想：インドの山奥の町ラダックが昔からほぼ自給自足で過ごしてきた町です。
　　　しかし文明が入ると同時に便利にはなったけれど、アイデンティティが崩れ、
　　　時間には追われ、本当の幸せとは何かを考えさせられました。

・地域から始まる未来：グローバル経済を超えて
（上の作品のその後のような続き物ぽい感じ）

・石おじさんの蓮池
感想：蓮で生計を立てるおじさんが農薬がないと綺麗な蓮が育たないという
　　　頑固一徹な考えを蛙の為に無農薬で蓮栽培までをするまでの考え方の変貌の
　　　様子が下手なドラマよりも感動的でした。

・サルー！ ハバナ　　キューバ都市農業リポート
感想：自給有機野菜率ほぼ100％の国キューバ。社会主義が悪のように育ってきている
　　　資本主義で育ったわたくしには目からウロコなことばかり。
　　　本来の豊かさを教えてくれた作品でした。


来年も映画祭はやるそうです。
みなさんでもっと見たいと言えばもっと大きな会場になるかもしれませんね！

※農薬禍　ですが、ずっと農薬鍋だと思ってました･･･
　おはずかしい･･･
　ちなみに「禍」とは、災いや、不幸せという意味です。
　禍（わざわい）を転じて福をなす　の　禍です。
　今日はじめて知りましたけど･･･