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2012.10.14
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カテゴリ:子供たち

毛利さんが1992年9月12日に、日本人として初めてスペースシャトルに乗って宇宙に行ってからちょうど20年。

(ふわっと 92)はその時のミッション名で材料系22、ライフサイエンス系12の宇宙実験が実施されました。

あれから20年もたつんですね。

行って参りました。
子どもと一緒に。
木曜日のシンポにも行きたかったのですが、夜遅くなるため、断念。
久しぶりの品川の駅で一瞬迷ってしまいました(T_T)

会場に入るとホワイエには、ロシア製、アメリカ製の宇宙服や、毛利さんが着用したブルースーツ、ISSなどの模型や、宇宙実験についての説明などが展示されていました。

会場の雰囲気を盛り上げるには効果バッチリ。
ただ、会場に黒いスーツをバシッと着こなしたスタッフに気後れしてか?子供達は恥ずかしがって?近寄りもしませんでしたが、、(T_T)一通り説明を見て回っていました。

JAXA長谷川理事さんの以外(?)に楽しい語りで始まり、会場の雰囲気もちょっと和らいで、そこにコメンテータ、ブルースーツを着た金井宇宙飛行士の初々しい語りが入り、

第1部は「ここでしか聞けない宇宙の話」と題して、
宇宙飛行士の選抜試験のことや、訓練、きぼう、超小型衛星などのお話をその分野の方々から伺いました。

子供達は宇宙飛行士の分野にはかなり興味を持っていたので、メモったり、聞き逃すまいと真剣でした。
「宇宙兄弟」は最近読み始めたのですが、
今回パッと見た限り、高校生や大学生が多かったように思いますが、会場にいた6割ぐらいの方が宇宙兄弟を読んだことがあるとわかり、びっくり。
それだけ、宇宙業界にとってこの漫画は新風を吹きこんでいるのでしょうね。

でも、その中でも、シナリオの中にはウソホントがあるとかで、

たとえば、閉鎖環境訓練は漫画では2週間、食事も自分たちで料理していますが、実際の訓練は1週間で、なんとホテルの豪華な夕食がデリバリーされているそうです。
その代わり、スタッフは24時間体制のため、コンビニ弁当が中心で、集中するのも1週間が限度とか、それも大変そうねと納得。

グリーンカードはあるそうですが、物を壊すようなことはあり得ないそうです。
それも理由を聴けば納得。至極当然の理由。
ただ、場を一瞬にして和ませるような指令はあるみたいで、今回宇宙飛行士になった3名はそれぞれ、え?というような事をして、メンバーを和ませたと言っていました。
合気道(あれ?空手だったかも)を披露したり、または、きっと社会人時代にやらされたであろう、おバカ芸?を披露したりとジャンルもいろいろだったとかで、
実際金井さんに披露してほしかったのですが、質問コーナーでいう勇気も無く、ただ、楽しい芸当を披露している3人の妄想だけで終わりました。

訓練の話では、アメリカやロシアでの訓練の違いや、それぞれの国民性までエピソードを交えながら楽しく話してくださいました。

そんなとき、隣に座っていた息子がいきなりごそごそ動き出し、、え?もう飽きたの?と思いどうしたの?と言わんばかりの表情で息子に無言で問いかけたら、座っている椅子を指差して、この椅子のねじがどうなってるかみたかったの。と(;一_一)

確かにマンガの宇宙飛行士試験の面接で、椅子のねじが緩んでいて、それに気づいた主人公のムッタの一場面がありますが、それを思い出したのでしょうが、今ここでなぜ?

宇宙飛行士に必要なもの。

努力すれば身に付くもの。
努力しただけでは身につかないもの。

大きく分けて3つあげていました。

我が子については、

体力・健康・チームワーク力はそこそこある(と思ってる)。

でも、あとひとつは、努力がかなり必要なのかも、、、(T_T)

だって、やはり宇宙飛行士になるなんて、普通の頭脳ではなれないですから、、、。

そこんとこ、子供達はどう感じたのかしら?

ムッタの両親はどこか私に似てるし、、(・・?
でも、その精神も必要なんだって。

近くにシャロンおばさんがいてくれたら、、、な( 一一)

オイオイ、いまは、夢の段階。

大いに夢に向かってほしいと願うことにして、本題に戻りましょう。

時期宇宙飛行選抜試検は、、、当分ないとのこと、

ISSが引退して、時期ISS構想が始まり、月や火星にむけて有人探査計画などがはじまるとすれば、2020年以降新たに宇宙飛行士を募集する可能性はあると、、、。

だとすれば、今現在中高生ぐらいの子が将来宇宙飛行士になる可能性が高いかもしれないってことなんだよね。


第2部はHTVフライトディレクタの山中さん(どことなく宇宙兄弟の星加さんに似てると感じてしまいました、、(^^♪)の滑らかな導きで、ISSや宇宙飛行士、JAXAに携わっている若手(ベテランもいらっしゃいましたが)の方々の20年前の様子を写真を紹介しながら始まり、携わっている業務について、とても興味深く聞くことができました。
こちらはどちらかと言うと、宇宙飛行士をサポートする各部門のエキスパートの方々の内容でしたので、子供たちにとっては、イマイチつかめていない様子でしたが、私にとっては、日本で宇宙業界をリードする会社を はじめて知る機会になったので、とても興味あるものでした。

また、専門の方の意見として、今後20年先の宇宙のとらえ方を語っていただけて、宇宙がより身近なものと感じることができました。

いまISSが飛行している高さ程度ならば、飛行士にならなくても、民間人でも気軽に行けるようになるって。
今、海外旅行をするために、事前勉強をするような感覚で、宇宙勉強をする時代が来るって。
そのための宇宙学校を作りたいって。

楽しそう!!

私だって、行ける!かも????

今日のシンポジウムは子供たちにとっても、有意義な時間を過ごせたと思います。

帰ってきた娘は早速PC起動して、自分なりに今日の成果をレポートしていました。、、、本当は息子のために予約したんだけど、、ま、成果ありってことで、、今後もまたこのようなシンポジウムを開いていただけると嬉しいです。





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最終更新日  2012.10.15 10:26:33
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