魔法のバケツ
ガイアの夜明けで取り上げていたのでご紹介させてください。【町からゴミが減った・・・“魔法のバケツ”とは?】 東南アジアなどの発展途上国では、ゴミの焼却施設が足りなく、回収システムも不十分で、町に投棄ゴミがあふれ、悪臭・害虫・伝染病の原因となるなど大きな社会問題となっている。ところが、かつてゴミであふれていた町がここ数年でゴミが消えつつあるという。その町とはインドネシアの第2の都市、スラバヤ市だ。それはある一人の日本人が開発した「魔法のバケツ」のお陰だった。その魔法のバケツとは画期的な「生ゴミ処理機」のこと。開発したのはジェイペック若松環境研究所の高倉弘二さん(49歳)。大豆を発酵させるテンペ菌を使ったその魔法のバケツは、早ければわずか1日でゴミを分解し堆肥にしてしまう。結局2万世帯にこの“魔法のバケツ”は普及し、スラバヤ市ではゴミの量が20%も削減されたという。高倉さんは今や東南アジアの各国でひっぱりだこ。11月にはフィリピン・セブ島でゴミの削減に取り組む。この魔法のバケツ。早く欲しい私です。