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カテゴリ:書評
この本。
産業医大の精神科の先生が、北九州市内にある工場と契約して開いた社員向けカウンセリングルームでの臨床経験をもとに書いた、職場で心を病んだ人向けのアドバイスの書。 「産業カウンセリング」と銘打ってあるから、職場のメンタルヘルスに関する専門的な内容を期待したけど、そういう本ではなかった。しかし、前職で頑張りすぎてうつ病を病んだ僕にとっては、温かいアドバイスで心がほぐれる本だった。 ポイントは「質のよい休養をとりながら働くこと」。不眠不休で働いたって能率は上がらない、不眠不休で働くことを美徳とし、強要する企業のほうがおかしい、という主張は、僕の実感と照らしても、説得性に満ちていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年07月27日 09時42分07秒
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