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カテゴリ:書評
難解な本だったなぁ。
残念ながらこっちがこの本を読みこなすレベルになかったという気がする。 精神療法というのは、患者の生活への意欲と能力(つまり自然治癒力)を『妨げない、』『引き出す、』『障害を取り除く、』それでもうまくいかなければ『植えつける』という序列があるんだそうな。 僕が先日まで受けていたカウンセリングは、『障害を取り除く』という要素が強かったように思うなあ。ま、あまり詳しくは書かないけどね。難しく考えないで、やりたいようにやりなさい、ってことだよね。 「やりたいようにやるのだ!」これをこの本では、「いのちのわがまま性」と呼んで、それを「抱え」、保障することの重要性を説いていた。「抱えて、」それでもうまくいかないとき、「揺さぶる」んだそうだ。 もっと、わがままになっていいのだ!ってことだね。 社会心理をやるくせして臨床家の書いたものが大好きなワタクシ、次なる読書は土居健郎著「『甘え』の構造」でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月27日 19時12分28秒
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