三十路の大学院生はっしーの研究日記

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• いい日だった！

  朝、仲のよかった前職の上司とメッセで会話。職場のメンタルヘルスを保持する施策や、直接・間接部門におけるボトルネックのこと、内発的モチベーションなどについて議論。かつて手も足も出ないと思っていた優秀な上司に、何回も「おまえいいこというなあ！」と褒められて有頂天。MBAやってることで知らぬ間に成長しているのだろう。話のもとネタは沼上幹「組織戦略の考え方」と、マイケル・ポーター＋竹内弘高「日本の競争戦略」　ああ、僕がどこの学校の生徒か一発でわかってしまう（爆苦笑）昼から中学の同級生の家に大勢集まって楽しくしゃべる。女性は二人いて、SEをしてるしっかりものの女の子と、博士号を取得し春から大学の専任講師になるおしゃれな女の子。どっちも好みのタイプであるので大いに楽しんだ。ふつうにしてれば、僕と楽しんで話してくれる女性（というか女性に限らず）はたくさんいるんだな。再認識。

  2004年02月28日

• 通院、NOVA、調べ物

  実家療養時代からとてもお世話になった地元の心療内科の大家のところへ行ってきた。以下、先生のおことば。「前に診察したとき、きつそうだったのに、ほんとによくがんばったね。」「完璧主義がぬけてだいぶ肩の力が抜けて柔軟になってきたね、今は『自分が一番じゃなきゃいやだ』という力みが見えないよ。」「みんなに好かれたいっていう力みも消えたかな。５人が周りにいたら、ひとりに好かれ、ひとりに嫌われ、あとの３人はどっちでもない。そんなものだよ。」「でもね、ふつうにしてれば、あなたは５人のうちのひとりには、きっと好かれる魅力があるんだよ。力を抜いて、自然にしてればいいよ。」最後に、「どうやって完璧主義から抜け出して、肩の力が抜けたの？教えてよ」と逆取材を受けた。「まず、きつかったらサボることを自分に許したことでしょうね。」「それから、すぐれたクラスメイトに囲まれたことです。自分に到底出来ないようなことをこなす人間がたくさんいる、でも自分にだって意外とできる、得意な、みんなの役に立てる部分だってある。それで自分の長所も短所も見えてきて、自分は長所もあるけど、どう考えても完璧ではないんだっていうことが認識できました。」と答えた。いい問答が出来たと思う。そのあとNOVAにいって軽く英語でおしゃべりし、なかなか楽しんだ。１時間半しゃべって少し疲れたところで切り上げ、帰宅。帰宅後、交換留学についていろいろ調べる。用意されている交換留学先はどこも魅力的だが、いくつかの評価基準を設けてかなりターゲットが絞れてきたので、ゼミの先生に現時点での考えについて相談のメールをうった。昨夜、病友のひとりがとても落ち込んでいたのが気になっている。なんとかふんばってくれよ・・・

  2004年02月27日

• 帰省の飛行機の中で

  実家に帰るべく、昼過ぎに機中の人となった。疲れてはいるが、一学期乗り切ったせいで、意欲が充実している。機内で、２年次に交換留学を目指そうかなどという大それたことを考え始めた。その学校は、僕の興味があるHuman Resource Developmentに特化した大学院がビジネススクールのほかにあり、MBAの学生もそこの授業を取れるのだという。さらに、ビジネススクール本体では高名な経営学者のエッセンスも学べるし、魅力的！心身の調子を整えて、ぜひ挑戦したい。昨日は友達を騒がせてしまったが、今は新しく貰った薬がきいてとっても落ち着いている。実家に帰って、食事も、両親の笑顔もサイコーだし、ほんと何よりの休息だ。ゆっくり休んで、でもちょっとドラッカーとかオライリーとかフェッファーとか読んで賢くなって、来学期に備えるぞ。

  2004年02月26日

• 危機、一髪

  夜中からひどい鬱と気分不安定がおさまらず、たまりかねて119番したが、「この時間に対応してくれる精神科の病院はないのでお役に立てません」との連れない返事。たまたまメッセがつながっていた友人に苦しさを切々と訴えたら、ただごとならぬと判断した彼はなんと警察署に駆け込み、ねじ込んで、救急病院を手配してくれた。ただ、電話でそこの看護婦さんにきいたところ、たいしたケアはできませんよ、一晩こらえて、朝かかりつけの病院に行ったほうがいいです、と言われたのでそのアドバイスに従う。結局今朝になって大学病院に行ってリスパダールとレキソタンをもらって安心する。ドクターは意外と楽観的で、「大丈夫ですよ、だんだん落ち着いてきますから」とのお言葉。さらに感激したのは、別の女友達が遠くからクルマを飛ばして、話を聴きにわざわざやってきてくれたこと。大感謝。彼女いわく、僕は「つんぼ」なんだそうである（笑）　いくら言っても、自虐的、悲観的、自信なし、根詰めすぎ、勉強狂い、そういうクセが治らないから！あっはっは　で、最後は一緒にイタリアンを食べた。　とにかく、みんなのおかげですっかり落ち着きを取り戻した。やっぱり何より仲間ってすばらしい。友達を送り出したあと、学校へ行って期末試験をいくつかピックアップしたが、出来がひどく、また落ち込む・・・むう。でも落第退学レベルではないので、いいか。今日来てくれた女友達からメッセで、「だいじょうぶじゃーーーん！」と励まされ、また元気が出た。心配かけたみんな、ほんとにどうもありがとう！！

  2004年02月25日

• 寄せ鍋

  アパートの近くの新しい病院にいってみる。大学病院だがカウンセリングもやってくれるということで期待して行ったが、カウンセリングはなく、クスリが強くなっただけだった。最近気分が荒れて部屋でモノを投げつけたりしていると言ったら、デパケンとリボトリールを足された。次回はゼヒにとカウンセリングをお願いしてみよう。カンボジア人クラスメイトとその友人のカンボジア人（ふたりとも官公庁勤務）と、学生時代御用達だった居酒屋「白糸」で寄せ鍋を食う。楽しかったしとても喜ばれた。帰宅後、ふとしたことから激鬱状態に陥り、女友達に電話をかけて延々と苦しい胸のうちを聞いてもらった。彼女にはつまらない話につきあわせてしまって悪いことをした。でもありがとう、Aちゃん。最近毎晩のように「いのちの電話」に電話している。自分は最後は自殺で死ぬのではないか？そんな気がしている。

  2004年02月24日

• Masterpiece

  今日はもうひと組の叔母とイトコを訪ねるはずだったけど、疲れがたまっていたのでキャンセルしてゆーっくりしていた。疲労からひどく気分がふらついて病友たちに心配をかけたけれど、夕方、いまやかけがえのない存在となっている友人にメッセで力づけてもらって、元気を取り戻した。「いい恋愛をして、男を磨いてね。はっしーは謙虚だから、大丈夫だよ」「過去は過去。これからが大事でしょ？」「はっしーは、自信失いすぎ」と言われました（^^;）おかげで、鬱で失っていた自分の人間的魅力に対する自信がよみがえりつつある。こころのエネルギーがぐんぐん回復していくのを感じる。ほんとうに、ありがとう。夜、在フランスのもとガールフレンドに郵送していたCDが届いた、とうれしそうにメッセで話しかけられた。送ったのはSteve VaiとPonta Box。とっても受けた。僕もこっちで聴いた。masterpieceと呼べる音楽だ。スバラシイ。

  2004年02月23日

• イトコ

  今日は私鉄でお出かけ、郊外の叔父・叔母・イトコを訪ねる。話題はもっぱら、お年頃のイトコ（女の子）にいいお相手いないかしら？誰かいい人紹介してあげてよ、という話。叔母さんは、おおらかな人柄のオトナのお婿さんがいい！というご意見。イトコはかわいくておしゃれだし、ちょっと照れ屋でシャイで突っ張ってるけれど、根はとてもまじめで気立てのいい子である。自分の給料でお母さんに温泉旅行をプレゼントするような孝行娘なのだ。何人か、日本人男性で独身のクラスメイトを頭に浮かべてみる。イトコはよく僕の話を聴いてくれるありがたい存在でもあるし、ここはいっちょう飲み会企画するか！保証はできないけど、彼女にいい出会いがあったらいいなと思う。夜、駅前の喫茶店でイトコの友達の女の子に初対面。彼女も飲み会に来るという。なかなかかわいくて明るくて感じのいい子だった。楽しい飲み会になりそう！

  2004年02月22日

• 祖母孝行

  今日明日とクラスメイトとの泊りがけ小旅行にジョインするはずだったのだけど、ひどく疲れていたのでキャンセル。昼前までゆっくり眠ったあと、JRで母方の祖母の家を訪ねた。祖母は77歳になる。旅行、洋画、小説をこよなく愛するカルチャーおばあちゃんである。新聞やテレビにしっかり目を通していて世の中の動きにも明るく、いまどきの芸能人事情にも詳しい。最近父が「そろそろ孫の顔が見たいなあ」などと無茶を言うのだが、その話を祖母にすると「やーねー、あなたの子供なんて気持ち悪いわ！」と一笑されてしまった（笑）気の若い祖母と会話を楽しみ、お昼に手料理、夕食はアイリッシュパブでごちそうになった。いつも不足している野菜を大量に摂取して、ヘルシーな感じ。祖母いわく、僕がなんとか秋学期を生き延びたのはやっぱり友達のサポートがあったからだろうねえ、とのこと。そのとおりだと思う。また、祖母の家から、東北地方某県で銀行員として頑張る旧友に電話をかけた。彼は赤ちゃんを背中におぶった状態で（笑）25分くらい話につきあってくれた。職場のエースとしてバリバリ頑張っているようだった。一方で、今頃になって勉強しなおしたいという思いが出てきたよ、と、僕の境遇をちょっとうらやましがるような発言があったので、お子さんがもう少し大きくなったらぜひMBAにトライしてみたらどうかい？と提案しておいた。彼はこの日記の読者で、僕がしばしば精神的に苦しんでいることを心配してくれた。家族や友達のありがたみを感じて、こころ休まる一日でした。

  2004年02月21日

• 終わった！！

  朝から集中してData Analysisのレポートを書く。昨日教授にみっちり教わったのが効いたか、いい出来ばえに仕上がった（・・・たぶん。）昼過ぎに提出しに行き、爽快な気分にひたる。熱心かつ丁寧に教えてくれた先生に感謝だなぁ。これで長かった秋学期が終わった。いや、ほんとうに終わったな、よく頑張った！！我ながらあっぱれだ。助けてくれた先生たち、クラスメイトのみんな、スタッフの方々、それから支えてくれた家族、友人たちに心から感謝したい。二度も実家に逃げ帰り、一時は本気で退学を考えたが、なんとかかんとか最後までやりおおせた。今はなんだか放心状態である。一ヶ月ゆっくり休めるので、自分を見つめなおして、こころの調子を整えて、来学期に備えたい。

  2004年02月20日

• 激多忙

  朝起きて、統計の宿題に全力でスパートをかけ、とりあえず目鼻をつけて、何を教授に質問するか考えた。昼から教授の部屋に行って、1時間みっちり日本語で教えてもらって、すごく勉強になった。基本的に先生たちはみんなものすごく勉強しているから、部屋に行って話すのはどの先生相手でも、とっても楽しいし勉強になる。しかし、「きみ、統計嫌いじゃないでしょ？」と言われたときは答えに窮した！で、先生の部屋から出ると、いつも僕を質問責めにするカンボジア人クラスメイトが待ち構えていて、とっ捕まり、さんざん議論吹っかけられて大いに疲れた。午後、疲れ切ったので頓服の安定剤を飲んで休もうと思ったら、昨日遊びに行った先に袋ごと忘れてきたことに気づいた。今日主治医のところは休診なので、やばい！と近所の精神科の診療所に駆け込み、少し処方してもらった。紳士的かつ知的な感じのいい先生で、ほっとした。「病気抱えていても大学院で頑張って今後に向かっていこうと、前向きでいいですね。」と褒められてうれしかった。いい先生と話せたのと、薬が手に入ったのとでちょっと安心して、結局薬は飲まずに、少し休んだ。夕食後は、相方のアメリカ人が見事にまとめてくれたKnowledge Managementのレポートについて、僕なりのコメントを返すため、24枚の大作に一気に目を通す。彼とは一緒のスタディグループでほとんどのグループワークを一緒にやったが、ストーリー構築能力、話す力、書く力、リーダーシップなど、ほんとにすごい。また、クラスメイトを仲間として大事にし、家に呼んでもてなしたりするフレンドリーな男でもあり、実に尊敬できる。数字に弱いとか、多少弱点もあるにはあるんだけど、弱みは誰かに補完してもらえば済む話であって、卒業後も彼は大いに活躍するだろう。クラスの中ではかなり年がいってるほう（38歳）だけど、まだまだこれから。がんばってくれよな！応援するぜ。夜12時を回ってようやく相方にコメントを返し終え、これを書いている。ここのところの日記を読み返すと、とにかく勉強に遊びに、手抜き一切なしでフル稼働していて、明らかに根詰めすぎである。それがわかっていても根詰めてしまうのが性分なのだけど、病友たちからは「もっと自分に甘くなりなよ、八分目でいいんだよ、やりすぎは結局パフォーマンス下げるよ？」といさめられてばかりである。泣いても笑っても明日で長い闘いは終わり。最後は統計か。よく寝て、精一杯最後のひとがんばりを。

  2004年02月19日

• 飲んだ、遊んだ

  統計のレポートで苦悶するか、遊びに行くか、トレードオフ（いわゆる「究極の選択」のこと）を迫られたのだが、意志の弱い自分は当然のように遊びに行くほうを選んでしまった！JRで遠出して、友人（みな、いいオンナ）三人に囲まれて、飲んで食べて語って歌って、さいこー！の時間を過ごした。やっぱり友達はいいべ！プロレスラーの鈴木みのるが、新団体パンクラスを旗揚げして苦しかったころを振り返っているインタビュー記事を読んだ。「ろくに客が入らなくて苦しかったけど、逆境を乗り越えられたのは、ひとりじゃなかったから。いつも船木（誠勝）さんとか、仲間がいた。」と言っていた。すごく印象に残った。ウツという逆境に一番いけないのは、孤独。特効薬は家族と仲間だと思う。しかし！！うあああああ！レポート全然できてねえ！！明日昼に教授に質問する時間とってもらってるんだけど、なにを質問したらいいかすらわからねえ！！やべえ冷や汗出てきた、でも今日楽しかったからいいのさ！

  2004年02月18日

• Swamped!!

  昼までゆっくり寝て、あー久々にのんびりできた・・・という感じ。午後から学校に行って、レポートに取り組む。Knowledge Managementの自分のパートを書いたあと、Data Analysisに取り組むが、回帰分析、まったくわからん、10時までねばってひたすら休んでいた部分のレクチャーノートを読んだり、統計ソフトを走らせたりしてみたが、皆目わからない！！今回のレポートはクラスメイトとの相談禁止ということになっているので、かなりピンチだ、まいった！！そんな危機に陥っても、なんというか開き直ってしまう今日この頃、買ってきたソーセージを炒めたやつをツマミに、スコッチ「グレンモーレンジ18年」をストレートですすりながら、友達とメッセで楽しくおしゃべり。明日はまた遊びに行く予定が入ってしまった。だいじょうぶなのか？はっしー！

  2004年02月17日

• あいたたた！

  試験でボロボロの心身に鞭打って遊ぶもんじゃないなー！昨夜から完全にダウン、不眠やらイライラやら疲労感やらが強烈で、今日相方とやるはずだったKnowledge Managementのpaperのミーティングをキャンセル。緊急通院して、超久しぶりに頓服のレキソタン（抗不安薬）をもらった。今回のpaperは題材探しからなにから完全に相方におんぶに抱っこである。Problem Solvingのプロジェクトでも彼はふらふらの僕をすごく助けてくれたし、いつも家に呼んでくれるし、ほんとにほんとにいくら感謝してもし足りない。ちなみにそのProblem Solving project，　学生どうしで選ぶBest Team投票で、42票中14票を集め、全8チーム中堂々の最優秀チームに選ばれた。このチームはほんとに素晴らしく、僕自身すごくほかのメンバーから学ぶところが大きかった。僕の貢献度は小さいんだけれど、それでも素直にうれしいと思う。最優秀チームに選ばれたって、僕たちは学生だから、それがおカネになるわけでもなんでもないんだけれど、それでも、努力したことがクラスメイトたちから認められるというのはすごくうれしい。マズローの欲求5段階説でいうところの上から二番目、「承認・尊厳欲求(Needs for esteem、周囲から認められたい、尊敬されたいという欲求)」が満たされることは、人のモチベーションをあげる点ですごく大きいということを実感する。一橋商研の沼上教授が「人間、自己実現欲求より承認・尊厳欲求のほうが強い」と言っているけどほんとうじゃないかと思うな。「人はおカネのためにだけ働くのではない」というのをOBで習ったけど、それもそのとおり。仮に自分が経営者になることがあったら、どうやって従業員の「周囲から認められたい、尊敬されたいという欲求」を満たし、やる気アップにつなげるか、ということを考えてみたいな、と思う。「はっしーの日記は難しい」という声を最近友達からよく耳にする。勉強の話がどうしたって多いからなー。なるべく平易に書くように気をつけているんだけど・・・

  2004年02月16日

• やったぜ

  なんとか頑張って試験をやりおおせた自分に、いろいろとごほうびをあげるキャンペーン実施中である。心身ともに疲れ果てて、試験に遅刻はするわ、鬱っぽくなって病友たちに心配をかけるわ、けっこうぼろぼろなので、もう少しカラダを休めることを考えたほうがいいのかもしれないけど・・・今日は国技館で新日本プロレスのビッグマッチがあったので、ひとりでこっそり行ってきた。新チャンピオンを決めるワンデイトーナメントで、すごい試合が目白押しだったが選手はホントたいへんだったろうなと思う。好きな高山が早々と負けちゃったのは残念だったけど、それを補って余りある興奮だった。決勝は、健介・永田を破って勝ち上がった天山と、蝶野・棚橋を倒した天龍の激突。天龍はトシなのに頑張っているのはすごいけど、憎たらしくてイヤなので、天山を応援したら勝ってくれてスカッとした。トーナメントを通じて感じたのだけど、天山は試合を決められる強烈な大技がいろいろあるのが強いとこだと思う。天山ドライバーに、アナコンダバイス、ムーンサルトプレスにダイビングヘッド。夜、女友達が旦那さまのクルマで寄ってくれて、バレンタインチョコをいただいた。今年はきのうの友達とあわせて２個である。これは、個人的には大記録かもしれない（笑）ふたりともどうもありがとーー！！

  2004年02月15日

• 口ぐせの秘密。

  試験が終わり、レポートが残っているとはいえ、束の間の自由の身。JRに乗って、ちょっと遠くに住む女友達を訪ねた。一緒にランチの日本そばをすすりながらおしゃべり。彼女も同病もちなのだけれど、面白いことを言われた。いわく、「はっしー、よく孤独だ孤独だって嘆くけど、それ言うの、鬱に入ったときだけなんだよね。精神状態いいときは、その口ぐせ出ないんだよ。」うーむ、なるほど。そうだとすると、ほんとはそんなに孤独じゃないのかもしれないけど、鬱が孤独を感じさせるのか。鬱に落ちる原因は、たいていがオーバーワーク。疲れをためないようにすることが、鬱を予防し孤独感にも対処する方法なんだろう。だけど、学校が忙しすぎてクラスメイトと仲良くする余裕がない、というのも多分ほんとうだろう。社交活動担当の生徒会役員をしている日本人クラスメイトもそう言っていたし、ゼミの教授もそう言っていた。アメリカのビジネススクールから交換留学で来ていて、年明けに帰国した元クラスメイトとメッセンジャーで話したのだけれど、彼も「こっちはlaid backだよ、のんびりしてるよー」と言っていた。最近時間を見つけて学校外の友人と積極的に会うようにしているが、無理のない範囲でこれは続けていこう。あとは、とにかく疲労をためないことだ。クラスメイトとなにげない雑談メールをかわすのもいいかもしれない。

  2004年02月14日

• Stoooooooooopid

  遅くまで勉強しすぎて試験に1時間遅刻するという大失態を演じ自暴自棄になる。3時間の試験で、みんな時間が足りないと頭を抱えていたのだけど、それを2時間で解いたのだから・・・あーあ。終わったあと異常な疲労感にも襲われ、午後のセッション（交換留学やインターンシップについて）をサボり、部屋でひとりさみしくベッドで眠った。夜遅く目を覚ますと、クラスメイトから電話があり、近くでカラオケをやっているから来たら？というありがたいお誘い。で、行ってきた。大好きなSTINGなどを歌った。楽しくて、ストレス発散になった。クラスでカラオケに行くといつも思うのだけど、少しブラックの血が入った長身でスタイル抜群のカナダ人女性、踊るとめっちゃかっこいいんだよなあ。なんかそれでも気分が晴れないので深酒をしようと思って友達♂を誘ったらデート中だという。あっそ、せいぜい楽しんでね。ふん。というわけでひとりで、アパートの隣（！）にあるバーでスコッチをダブルで3杯、一気に飲み、酔っぱらって、また眠った。

  2004年02月13日

• Exam， exam， exaaaaam!!

  試験期間も大詰め。今日はStrategy， 明日はFinance， 最後の胸突き八丁。今日のStrategyは、5 forces， Value Chain， Activity system mapを作れ、とPorter framework全開、さらにコストストラクチャーの競合比較分析もあり、戦略立案よりも主に分析能力を測る試験という感じだった。添付資料の図表を7つも作ってしまった。ひたすらsituation analysisに終始して、decision makingを鍛えないという、このコースの食い足りなかった部分がそのまんま出ている感じがした。試験の出来はまあまあだろうか？明日のFinanceは自信のない科目だけれど、たぶんみんな同様に自信がないだろうから、気楽に行こう。もうすぐ夜の12時だが、それなりに手ごたえのある準備は出来た。珍しく朝から試験が始まるので、早めに切り上げてよく寝よう。

  2004年02月12日

• Electives

  試験とプレゼン作成の疲れがどーっと出て今日は起き上がれなかった。１日、食べて寝ていたらもう7時半だ、まいった。幸い鬱には落ちていないけれど、脳みそがとにかく休息を渇望している感じで、ひたすら眠った。脳に元気をつけるためコンビニで甘いものを調達して、明日のStrategyのケースをこれから読むところ。明日のStrategyと明後日のFinanceでやっと試験は終わり。で、来週の金曜日期限でKnowledge ManagementとData Analysisのレポートを出して、ようやく休みになる。3月の春休みには、選択で企業に対するコンサルティングプロジェクトが取れるのだが、健康状態を考えて、僕は1ヶ月のんびり休むほうを選んだ。4月からの春学期は2ヶ月ずつ2つのセメスターに分かれていて、それなりに幅の広い選択科目を取ることができる。好みであるヒト・組織系の科目を中心に、前半：Negotiation SkillsLeadershipSelf Assessment後半：Business ArchitectureGlobal ManagerOrganization for Innovation ManagementOperations Managementと選択するつもり。これに、必修の科目が、MethodologyOrganizational CapabilityCorporate RestructuringEntrepreneurshipGlobal CitizenshipInterviewing for Successと加わって、今学期の必修10科目とあわせてようやく卒業単位60単位となるわけだ。日本の学校教育法によればふつうの大学院修士課程は2年間で34単位。僕たちのコースは1年で60単位だから、ざっと4倍の密度ということになる。とにかくものすごいワークロードである。さて、現実に立ち戻って明日の試験をなんとかしよう。。。

  2004年02月11日

• Presentation

  今日も充実した一日。・・・と何日も続けて書いているときは飛ばしすぎの可能性があるので、抑えないとな・・・朝から学校に行って、保育園コンサルプロジェクトのプレゼンを練習。突然グループから「MC」（プレゼンの進行役）に任命され、アワを食うが、ぎりぎりに練習したおかげで、昼からの本番は落ち着いてなかなかうまくやれたと思う。僕はMCだから、みんなの分析を順繰りに紹介し、節目節目で論点をまとめるだけ。他のメンバーが各自の分析をスライドで披露。特に固定費、変動費についての定量分析が効いたいいプレゼンだったと思う。コスト削減、収支改善に力点が置かれたので、質疑応答では「顧客のニーズについての分析が足りない」「この保育園のサービス内容(4PのProduct)はどうなのか？」などの突っ込みが入った。競合と比べて差別化できている、というところまでは言えたのだけれど、その差別化が顧客ニーズに合致しているかどうかが確かに欠けていたので、勉強になった。プレゼンをまとめる過程から、本番、質疑応答、あと他のグループのプレゼン含めて、これまでいろんなクラスで学んできたことをいかに実地のケースに応用して問題を解決するか、というよき学びの機会となった。全グループのプレゼン終了後、キャンパスの一室でパーティ。クラスメイト連中から「MCよかったぜ！」とか褒めてもらってうれしかった。いちばん嬉しかったのは、中国人クラスメイトが「おまえが元気に学校に来れてることに乾杯！」とグラスを差し出してきたとき。あぁ、仲間っていいなあ、と思ったさ。ほろ酔い気分で帰りたかったが、Financeが得意なクラスメイトが個人教授をしてくれることになっていたので、お願いした。丁寧に説明してくれてほんとに助かった。やっぱ仲間っていいなあ。さて、明日は休み・・・息抜きしないとつぶれるよ、と同病経験者の友達からアドバイスを受けたので、なるべくのんびりしようと思う。

  2004年02月10日

• Exam and project

  あーーー、疲れた、昼から夜10時まで学校にいた。夕方までOBの試験。チェンジマネジメント、チーム、パワー、組織文化、影響力について出題された。昨夜準備をしていたら、学期中手抜きをして読まなかったリーディング課題の面白さにハマってしまって、遅くまで起きていた。実に面白い科目で、春休み中もっといろいろこの領域について読んで勉強したいと思う。6時前から10時まで、明日のProblem Solvingで発表するコンサルテーション・プロジェクトのプレゼンをグループ6人でシリアスに議論し、まとめた。僕は体調不良で何度も実家に帰ったため、ろくすっぽ貢献できていないのだが、各グループメンバーのスマートな分析に非常にいい刺激を受けた。前の僕ならみんなにジェラシーを感じていたかもしれないが、今日はみんなに素直に感心し、見習いたいと思うことができた。ビジネススクールに来てから、素直に「みんなすごい！」と感じることが多くなっている。議論をfacilitateしストーリーをまとめる者、Financial StatementやBreak evenを定量的に分析をする者、統計ソフトでグラフを弾き出す者、プロダクト・ポジショニング・マップをきれいに作る者、などなど。僕はここまでなんにもできなかったので、今日はDevil’s advocateに徹し、「なぜ？なぜ？？」と疑問質問をできるだけぶつけた。それくらいしかできることがなかっただけなのだけど、発表をrefineすることに少しだけ貢献できたかなあ？そうだといいな。充実した一日だった。わりと気分もいい。飛ばし過ぎないように、試験weekを乗り切るぞ。

  2004年02月09日

• がり勉

  昼まで寝てから、キャンパスに行って夜まで図書館でがりがり勉強。アパートにひとりでいると精神状態が非常に不安定で、メッセで友達に自虐的なことを口走りまくって心配をかける。ところが、キャンパスに行くと知った顔のクラスメイトが必ず何人かいるので、たとえ言葉を交わさなくてもなんだか安心感があるし、みんな一生懸命勉強しているので自分も気を引き締めて勉強に集中できる。明日は好きな科目（OB）の試験なのでやる気が出ている。力み過ぎないようにがんばろう。

  2004年02月08日

• Seeing a friend

  友達に会って、ゆっくりおしゃべりをした。彼女は前の会社の同僚で、今は別の仕事に替わって夢を追っている。会ったのは久しぶりだったのだけれど、昔から気の合った友達だったから、スムーズに話は弾んだ。だんだん酒が進むにつれディープになり、今僕が抱えている苦しみ、たとえば授業に満足に出られない、生活が孤独、病気を抱えて将来が不安でたまらないとか、全部吐き出させてくれた。それだけでなく、いろんなアドバイスももらった。たとえば、「できるだけ多く授業に出るようにしてごらんよ。準備できてなくて恥かいてもいいじゃん？」「将来のこととか気にしないで、今、通っている学校をどうにか無事に卒業して、学位をとることに集中してごらん。その先のことはそれから考えればいいよ」などなど。今日は彼女と会えてよかったな、と思う。彼女の職場は僕の住まいと近いので、さみしかったらいつでも呼んでね、と言ってもらって別れた。気がついたら終電だった。

  2004年02月07日

• ファイナルその２

  マーケティングの試験だった。アクションプランのメモを作るのだけど出来はひどく、ケースファクトのサマリー以上のものに仕上げることはできなかった。苦手なQuantitative分析はなにひとつできなかったし。がっかりしたけど、でも自分の実力はこんなものだと思うので仕方ない。授業の欠席も多いし、今学期の成績はめちゃくちゃだろう。今の健康状態が続けば卒業も危ないだろう。それも仕方ない、病気と闘い、もがき苦しみながら、なんとか頑張っているのだから、これはこれで、立派なもんだ。試験中手洗いに立つと、廊下でアメリカ人（生徒会長）とすれ違い、「おう、大丈夫か？」と、肩をポンと叩いてくれた。何気ないひとことだけれど、なんだかとてもうれしかった。また、うっとりと川村結花に聴き入っている。このひと、知っている人は知っているだろう、SMAPの「夜空ノムコウ」の作曲者であり、シンガーソングライター。本人のピアノ一台をバックに、CHEMISTRYの堂珍くんとデュエットしている「朝焼けの歌」という曲があるのだけど、鳥肌が立つほど美しい。さみしい、暗い暮らしが続いているけれど、僕には音楽という友達がいる。

  2004年02月06日

• 大詰め

  ついに今学期の授業がすべて終わった。来週いっぱいファイナルが続き、再来週Dueでごついペーパーをまとめてやっと解放される。それにしてもよくぞここまでがんばった・・・明日のマーケティングの試験のケースを読まないとならないのだけれど、昨夜もまた不眠に悩まされたので、虚脱状態で全く進まない。さっきAmazonから届いた川村結花のベストアルバムに聴き入りながら、ぼーっとしている。10月から始まった今学期の授業は全部で10科目（！）すべてが必修というラインアップだった。Competitive Strategyマイケル・ポーターのフレームワークを使ってひたすらケース分析をしまくった。フレームワークやセオリーがきちんとあるし、まさに「経営者」が考えるべきテーマという感じで、もし自分が家業のあとを継ぐことになったとしたら、一番役に立つかも、という気がした。Organizational Behaviorこの科目はほんとに楽しかったな。モチベーション、インセンティブシステム、パワー、組織文化、Decision makingなどなど、ヒューマンで面白いトピックが目白押しだった。先生のゼミにも入れてもらい、ずっと親切に気遣ってもらったことも忘れられない。Corporate Finance興味の対象外で、僕には難しかった。これを得意とするチームメイトにいつも助けられてばかりだったな。Knowledge Management教授は有名な人で、すべて自分のオリジナルの理論をもとに授業を進める。面白かったけど、グループワークが多く、いつもまとまらなくて悪戦苦闘した。ワークロードもとんでもなく、Midterm Examもしんどかったが、Final Paperはもっとしんどい。Marketingケース分析をしまくる科目なのだが、毎回ケースの主人公になってdecisionをすること、そのdecisionを筋道立てて説明しないといけないこと、という際立ったdisciplineがあり、準備は毎回手を抜けずきつかった。でも論理的なdecision makingを鍛えるという点で非常にpracticalに仕上がっていて、新任の教授はいい仕事をしてくれたと思う。Data Analysis意外と悪くなかった？統計学の公式をごちゃごちゃいじくるのではなく、データはなにを語るか？というデータマイニング、そのために統計ソフトをどんな風に使うか、に主眼が置かれていて、Midterm Paperは楽しんで書くことができた。Finalはどうかな？Accounting & Business Valuationケース、レポート、レクチャーといろいろバランスよく構成されていて、小レポートをグループでまとめ、それに基づいてクラスで討論するというやり方が僕は好きだった。これも、やっぱり「数字はなにを語るか？」というところがテーマなんだよね。詳しい会計学のterminologyは抜きで、楽しく学べるように工夫されていたと思う。Problem Solving Skills今学期の科目の中では一番実践的だろうか？教授もコンサル出身だし。コンサルティングのキャリアに興味のある人には、こたえられない内容かもしれないね。Corporate Governance試験のところで書いたけど、Stakeholder-oriented Japanese governance system VS. Shareholder-oriented US governance system　というのが主眼。僕はどうしても株主至上主義になじめず、汗水たらして働いている従業員に優しい日本式を支持してしまう傾向にあるんだけれど、日本式はいまの低成長時代には合わない、というのが自分のFinalの結論になってしまい、自分で驚いた。Business Writing Skillsレジュメを書いて、クラスメイトで批評しあったりして、けっこう楽しかった。

  2004年02月05日

• 小休止

  昨日試験とディスカッションで神経を使い、テンションが上がりすぎたためか、ひどい不眠の症状が出てしまった。今日は学校を休んでゆっくりした。今学期後期の水曜日の科目はほとんど授業に出ることができなかったので、いよいよ単位が怪しいところだ。この科目、期末試験はなく、かわりにグループでコンサルテーションの発表をするのだが、カラダがついてきてくれずほとんど何も貢献できていない。・・・まぁ、いいや。しょがないね。

  2004年02月04日

• 試験スタート

  Corporate governanceの試験があった。新聞記事などがその場で渡されて４時間で５問の論述に答える形式。日米のガバナンススタイルの比較が一貫した主題だった。後半授業を休みまくるようになる前に扱われたテーマだったのと、日米ガバナンス比較のアーティクルのサマリーをスタディグループで担当したこともあったので、比較的なんとかなったような気がする。まあ、Ｃ喰らっても、So what?って感じなので、気楽に答えて３時間で提出。英語ネイティブの連中は書くことがありすぎて制限枚数に収まらなくてフォントとか行間スペースを必死でいじったとみんな口をそろえて言っていたのでちょいと驚く。おれはそんなに書くこと思いつかなかったぞ！？試験の後は息をつく間もなくグループで提出するレポートの討議。事前にあまり熱心に考えていかなかったので建設的な提案はできなかったかもしれないが、なにげに積極的に討議に参加してしまい、普段仲のよいチャイニーズレディーと意見が衝突。「だから具体的にどうすんのさ？」と問い詰めたら、「Don’t be stubborn!（この、ガンコ者！）」と怒鳴られショックを受ける！　彼女はエモーショナルで、プライドがすごく高いので、怒らすと非常にコワイ・・・　アメリカ人が間に入って彼女をなだめようとしたが、「私の言うことが信用できないならいいわよ！　勝手にすれば、もう知らない！」　とまあ、荒れる荒れる、でも結果的に彼女の言っていることはよく聞くと筋が通っているので、うまくレポートに織り込む方法を考えて折り合いをつけた。グループで課題をまとめるのはいつも、あんまり楽しいものじゃない。それぞれみんなスマートでプライドの高い連中だし、関係は対等で明確なリーダーがいるわけじゃないので、なかなかまとまらないのだ。だけどこれもビジネススクールが求めるスキルのひとつなんだろうとは思う。そんなこんなでタフな一日だった、今のところ機嫌はいいけどかなりテンションが上がっているので、クールダウンして早く寝よう。明日のケースなんか読む気しないっす。明日の朝早く目が覚めたら読むかもしれない・・・

  2004年02月03日

• 今日は元気だった(^^)

  きちんと授業に３コマ出席。OBの先生から授業のあとに「今日は笑顔だね！あなたが笑っているのをみるとうれしいわ」と言われてこっちもうれしくなる。夜は、友達とイッパイ。明日Corporate Governanceの試験だけど準備のしようがないのと、部屋でひとりで勉強ばかりしていると孤独感で変になりそうなので、無理やり予定を入れた。いつもつるんでいる物理系♂と、遠くからクルマで遊びに来てくれたスポーツ系いいオンナ＆その旦那さん。とても明るく楽しく話が弾んで、さみしさを束の間でも忘れることができた。今日は一日元気に過ごせてよかったな。。。ほんとに、よかった。このところ精神的に不安定な日々が続いて苦しいので、しみじみそう思う。

  2004年02月02日

• 帰京

  昼まで寝たあと午後イチの飛行機で帰京。部屋に帰るとまた疲れが出てベッドにもぐりこみ起き上がれず。しかし夜、目覚めて元気を取り戻し、明日の予習をする。ストラテジーの総復習でこれまでの授業のポイントを毎回教授がイントラネットに載せたやつを全部読んだ。かなーりめまいがした。今OBのケースを読んでいるのだけどもう１時だ、寝ないとなあ

  2004年02月01日

• A call from the Dean

  Dean（学部長）からわざわざ実家に電話があった。試験は自信をもって、気楽に受けなさい。どうせ、ケース分析の試験なんて、準備しようったってできないからね。君には継ぐべき家業があるから、就職とか成績のことは気にしないでいいわけだし、他のクラスメイトに比べて楽な立場にあるから。今学期を乗り切れば自信になって、精神的にもいい方向にいくと思う・・・などなど。ありがたくて少し元気が出た。しかし無気力状態でなんにもしたくないぞ・・・メール打つのもおっくう試験のケースなんかこれじゃ読めないよ、まいったなそうだ、ここでひとつ宣言何も得るもののない、ストレスにしかならない人間関係は、自分から絶つ。

  2004年01月31日

• うーむっ

  やはり病気の症状か、気力がなくて寝る寝る寝る、いくらでも寝られてしまう。夜、一念発起してOBのグループアサインメントをやろうとするも、気力が続かず・・・日曜日には東京に戻って試験の準備だが、こいつぁ厳しいな・・・

  2004年01月30日

• 診察

  こちらで主治医だった先生のところへ行ってお話。「自分の弱いところ、マイナス面にしっかり目を向けられるようになっている。しばらく話さなかったうちに成長したねえ」とほめられた。苦労している友達作り、孤独感の問題については、「友達を作るには、相手のことを尊重すること、あと一緒に楽しむこと。今あなたがいるような競争の激しい環境でも、お互いを尊重して、鍛えあい教えあうような関係を築けば友達を作れるよ」というアドバイスをもらった。学校については、「一番でなんてなくてもいい、ぎりぎりで卒業できればいい、というところにゴールをおこう」という話になった。かつて、別の先生から「ひとはみな対等です」「謙虚さと思いやりをもつように」と言われたのを、なんとなく思い出した。

  2004年01月29日

• ぼよよ～～ん

  今日はおうちでぼよよんと過ごす。食べて寝て。ゼミの先生とメールをやり取りして、「さみしいのはあなたばかりじゃないわ。私もMBAやってたころ、はじめのうちクラスになじめなくて毎日泣いてたよ」と言われる。スマートでやさしい先生でも、かつてそんな苦労があったんだなあ。いまごろそれぞれの授業はクライマックスを迎えている頃だろう。あまりにも休みすぎたので単位がもらえるかどうか心配だけれど、僕なりにベストは尽くしたよな。

  2004年01月28日

• クリニック

  地元に帰ってくると必ず訪れる、かつて入院していたクリニックに行く。ここはカウンセラーがたくさんいて、１時間くらいじっくりと話を聴いてもらえるありがたいところ。入院中僕の担当だったカウンセラーさんはふたりいて、どちらもとてもチャーミングな女性である。今日はそのうち若い方のカウンセラーさんとお話をした。彼女は僕より若いというのに、とてもしっかりしていて、柔軟で、歳も近いから友達感覚で楽しく話が出来る。授業（とくにOB）や、いろんな国から来ているクラスメイトたちとの交流、そういったものはけっこう楽しい。でもどうしても孤独感がぬぐえず満たされない・・・そんなことを話した。「じゅうぶん充実しているように見えますよ。すごくがんばっているじゃないですか？　あとは学校以外に、リラックスしていられる居場所があるといいですね・・・」「私も大学の頃少人数のクラスだったけど、なじむのにはすごく時間がかかりましたよ？　そんなに焦らないで・・・」と言われる。東京では家族がいなくてひとりぼっちなので、居場所、話し相手の確保はクリティカルな問題である。同じような病気を抱えたネット上の友達とメッセンジャーで話すことが多いけれど、それだけじゃなくてクラスメイトたちともリアルでもっと触れ合えたらいいな、と思う。あと、僕はわりと親類受けがいいので、祖母や叔母、イトコたちなんかともっと会うのもいいかもしれない。カウンセリングのあとは、仲良しの入院患者さんとおしゃべりをする。彼女は50歳になったばかり、母親くらいの年齢だけれども、歳の差を感じず仲良く話せる。彼女はもとカウンセラーだったのでいろいろ相談にも乗ってくれて、無料でカウンセリングを受けられるようなもので、おトクである。「はっしーはいいトコいっぱいあるのに、すぐひとと自分を比べて落ち込むからねえ～・・・」「こころにスキマがあいてるんじゃない？彼女欲しいでしょ。でもあなたは理想が高すぎるからねえ。・・・彼女つくる以外に、こころのスキマ埋める方法ないかねえ。」「やっぱり少し落ち込んでいるようだよ、ずっと下向いて話してる、それあなたの落ち込んでるときのクセだよ」などなど、言われる。的確な指摘が多かったような気がする（汗）　認知療法の本を貸してくれたので、気が向いたら読もうと思う。これから両親とおすし屋さんに行く。幼馴染のご両親がやっているとても美味しい店。息子さんは奇遇なことに精神科医としてとても忙しく働いていて、赤ちゃんも生まれた、と年賀状に書いてあった。こうして書くと、僕にはあっちこっちにつながりを持った人がいる・・・のかな、とも思う。

  2004年01月27日

• OB楽し/大脱走

  ここ二日の日記のあまりの鬱っぽさと、電話の声色のトーンで親が心配してくれて、また授業をほおり出して実家へ脱出することにした。メールで話を聞いて心配してくれたみんな、どうもありがとう、心配かけたね。とんでもなく不安定だったから・・・教授たちにも話を通して、あとは大好きなOBの授業を受けて、帰途につく。今日のOBはMartin Luthur King牧師の"I Have a Dream"というフレーズで有名な演説を聴いてみんなで語り合うというもの。もっと書きたいのだけれどちょっと眠いので明日にしよう。実家はやっぱり、いいや。

  2004年01月26日

• ふんっ。

  今日も寝て起きて勉強さ。一緒に遊ぶ相手もいなけりゃ余裕もないさ。退屈な自分に愛想がつきるね。ふんっ

  2004年01月25日

• 楽しくない。

  なんだかひどく鬱。これまでの僕の人生で楽しかったことなんてあったかなあ？などと考えてしまう。実際、正直言って今の学校が始まってからの生活はガリガリ勉強するばかり、真っ暗で、孤独で、楽しいことなんか何もない。自分に生きることを楽しむ能力がないからだと思う。それを言ったらそれこそ、鬱を発病してからこのかた、いいことなんか何もなかったような気がする。生きることを楽しむにはそれなりに努力の投入が必要なんだ。怠惰な僕にはそれができない。

  2004年01月24日

• A fun day out of school

  今日も学校はサボ。疲労感があったのと、授業の内容をみてあまり重要でないと判断したので。復帰後、登校は２日に１日ペース。休んでいた１ヶ月ずっと寝ていてひどく苦しかったことを考えれば、これでも上出来だろう。ゼミの先生からメールが来て、「最近元気そうだし力が抜けて、いい感じだよね！その調子で、よく寝て、時々授業休んでもいいから、ゆっくりやっていってね！」と書いてあった。いつも先生には元気づけられる。午後、友達と長電話。あねご肌で頼れる女性で、いつもいろいろ相談に乗ってもらいお世話になっている。楽しかった。夕方、通院。学校に対する姿勢を変えて、力を抜いてのんびり臨んでいることをドクターに話したら、それでいいですよ、とほめられた。今日も、同じ病院に通う友達♂と出くわしたので、夕食に一緒にタイ料理を食べた。彼は長い研究生活から、実社会に打って出ようと就職活動中なので、前の会社でリクルーターをやっていた立場からいろいろアドバイスをした。そんなこんなで、学校に行かなくてもいろいろと楽しい一日であった。週末はグループプロジェクトの調べ物をしないと。ちょっと難しいのを引き受けてしまったから気が重い・・・

  2004年01月23日

• A fun day at school

  準備をして学校にいくとけっこう楽しかったりする。特に今日は久々にOBの授業のケースを読んでおいて、積極的に参加できたのでよかった。ある韓国企業が国際化しようとしていろいろ問題にぶちあたる話で、「あなただったらこの企業で働きたい？この会社からヘッドハンティングされたら、今の仕事を投げ打ってソウルに行く？行くとしたら、あるいは行かないとしたらなぜ？」（お金？仕事？異文化体験？家族や言葉の問題？）「企業が国際化にあたって抱える問題点とは？」（単に、外国人従業員に対する差別をなくせばそれでいいのか？それだけでは足りない、異国での生活とか、家族や言葉の問題とか、壁は山ほどある）「Global leaderの条件とは？」などなど、議論百出。「Global leaderの育成には、海外子会社に派遣するのが一番！」「日本や韓国の企業はまだドメスティックで、外国人従業員を昇進させなかったり閉鎖的なところがあるから・・・」などと発言。　授業のあとまた先生と立ち話。最近教室の中で座る席を変えて、周りは女性ばかり（もちろんそれを狙って^^;）なのだけれど、「席変わってからご機嫌だね！きれいな子たちに囲まれてさ！」と冷やかされる。あと、「昨日夜中にメール送ってきたから今日の発言点はマイナスね！」と、冗談めかしておこられる（早く寝ろってことね。心配してくれているのだ）調子がいいなあと思うときに調子に乗り過ぎないようにしないといけないのよね。ひとつケース読まないといけないけど早く寝よう。疲労感はけっこう感じる・・・。

  2004年01月22日

• 復調

  今日は授業はなし。学校でグループプロジェクトのミーテングをいくつかこなした。Problem Solvingでは保育園に対するコンサルティング、Knowledge Managementではマーケットリサーチ会社のケース書きをやる。非常にたいへんだが、みんな僕の体調をわかっているので負荷を減らしてくれる。とてもありがたい。特に、両方のプロジェクトで一緒になっているアメリカ人（いつも家に呼んでくれる彼）がものすごく協力的で、うれしい限り。彼を含め、朝のスタディグループの仲間はいまやかけがえのない仲間である。早く帰って昼寝して疲れを取ったら、元気が出てきたので明日のケースを全部読んだ。だいたい、まじめに準備すると夜の１時を回るのが相場。明日のケースは、Strategyがレコード会社、Organizational Behaviorが韓国の財閥の話。どっちも面白かったけれど、もう少し時間があって、HBRなんかの論文を読めたらもっと面白いのになと思う。理論を学んだ上でそれをケースにApplyするような発言がしたいものだ。

  2004年01月21日

• ぐったり

  ひどく調子が悪い。また学校は休んでしまった。ろくに学校に行けず、宿題もできず、グループワークはすべてFree ride（なにも貢献せず提出物に名前だけ載せてもらうこと）、そんな自分を責める気持ちをぬぐえなくて苦しい。。。食欲だけは落ちていないので、なにかおいしいものでも食べに行って自分を慰めることにしよう・・・

  2004年01月20日

• ふひ～～(x_x;)

  今日は朝ケースを読んで、そのあとちゃんと３コマ授業に出たけれどほんとにしんどい。２コマ目が終わったところでふらふらになり、夕食後に飲むはずのクスリを早めに飲んでなんとか乗り切る。（毎日これやってる気がするな・・・）午後の授業のあと、いつも心配してくれているゼミの教授と立ち話をした。実は今日の先生の授業のケースは読まないで来たので、「実は読んでなかったんです」と言ったら、「いいよ読まなくて。発言もしなくていいから。今日の授業のポイントはね、○○で××、それだけ覚えておいてくれたらいいからね。」と言われた。卒論の指導はすごくキビシイと評判の先生だけれど、とっても親切でイイひとである。カラダがきついせいだけれど実際授業の準備は最近めちゃくちゃ手抜きになっている。ケースも２つにひとつは読んでない。ダウンする前とはずいぶん変わった。カラダのためにはとてもいい傾向だ。明日の午前の授業はなんかしょうもないことをやるらしいのでskipしてのんびりしようかと計画中。

  2004年01月19日

• 吉野家と、comment of the week

  お昼に久々に吉野家の牛丼を食べに行ったら「カレー丼」「豚キムチ丼」「マーボ丼」が売り出されていて驚いた。でも周りの人（満員だった）を見るとやはりほとんどが牛丼を食べている。これまで、吉野家はあえて牛丼以外のメニューを置いていなかった。おそらくこれが彼らのStrategic Positioning。だから吉野家に食べにいく人は「牛丼を食べたい」という明確な目的があるはずで、いくらBSEがどうこうと騒がれていたって、メニューに牛丼が残っている限り、その場の衝動でカレー丼に切り替えたりはせずに牛丼を食べるだろう。なかなか新メニューの浸透は難しいんじゃないかなあ。ところで、いまさらのネタなんだけど・・・"Sex is fun and happy!"これ、金曜日の授業で出た発言です。発言の主は僕だったりします（笑） ビジネススクールの教室で、挙手してセックスを論じるとは思わなかったなあ。　いや、あの、避妊具ビジネスのケースだったので、これでもまじめな発言なんだよ！　教室は大爆笑の渦に包まれました・・・*^^*

  2004年01月18日

• Zzz

  一日、寝っぱなしですごす。学校の建物が停電で、イントラネットが止まっているので来週の宿題がわからない。で、スタディグループにメールで相談したら「体調悪いんだから宿題なんてやらないで休んでなよ。あとでサマリー送るからさ」とのやさしいお言葉。甘えさせてもらうことにして、今日は勉強ゼロ。友達に贈るCDを編集したりする。

  2004年01月17日

• どこまで、やれるか

  朝、ひどく気分が悪くて起き上がれず午前の授業を休んだ。午後の授業は昨日頑張って準備をしたから、少し無理して学校へ。眩暈がして、自分でも自分の顔色が悪いのがわかる。薬を飲みながら乗り切る。準備の甲斐あって発言はけっこうできたが、明らかに準備に時間がかかりすぎでありコスト効率が悪い。きつかったので授業が終わったらすぐに逃げ帰りたかったが、グループプロジェクトの絡みで残らなければならずしんどかった。ただ、明らかに体調の悪い僕を気遣って、スタディグループのみんなが僕の負担を軽くするべくいろいろ動いてくれているのはとてもうれしい。来週のケースの分担も、僕はなにかやると言ったのだけれどみんなから「やらなくていいから。」と言ってもらえた。ようやく用事を終えて帰ろうとすると、グループの一人が遠くから「週末はどうするの？」と声をかけてきて、「何も予定ないよ」と言うと「それがいい、ゆっくりね」と言ってくれた。心配や面倒をかけて申し訳ないけれど、この際甘えてしまって、これ以上体調を崩さないことを一番に考えよう。

  2004年01月16日

• やり過ごし、のちひと頑張り

  朝起きてみてようやく体調がましになっていたので、宿題をなにひとつやらないまま授業に出てみた。ケースは全く読まず、スタディグループのメンバーが用意してくれたサマリーだけ読んで、朝のグループミーティングでみんなの議論を聞いて、準備はそれだけ。結果としては意外と、何が話されているかは理解できた。授業を楽しんだり、何か発言して点数を稼いだりしようと思えばやはり準備しておかないとだめだけれども、そうでないなら手抜きもありだということかな。ただ、発言するつもりがない分クラスメイトをいつもより落ち着いて観察できて気づいたのだけれど、一回も発言しない人間というのはほとんどいないのだ。それに気づいてけっこうショックを受けた、長いこと授業に出られなかった＝長いこと一回も発言しなかったのと同じこと＝発言点でものすごい差をつけられているはず・・・成績が心配だ。卒業できるかな。これから学期末にかけてdueとなるグループプロジェクトがなんだか３つくらいあっていやになる。授業のあとミーティングにひとつ出たけど英語が下手になっていて発言ができない、まずいなあ。夜、いつものようにだらだらと宿題に手をつけないまま過ごして、あ～今日も宿題やらずにやり過ごそうかな、と思った。が、近くでおいしいカキフライを食べて、アパートに帰ったらスイッチが突然入り、それから明日のケース（長いの二つに短いのひとつ）を全部読んだ。気がついたら夜中の１時・・・あぁ～あ、全速力で読んだつもりなのになんでこんな遅いんだよ、悲しくなるなあ。でも自分なりに頑張ったから、ごほうびをあげたくてビールを買ってきて、呑んでいる。もう１時半を回った。でもいいのだ。せっかく準備したから明日は発言できるといいな。・・・長いけどつまんない日記だね。

  2004年01月15日

• 寝込み中

  一日中寝込んでいた。またもガッコはお休み。もはや休むことが当たり前になってしまって・・・悲しい。頭痛やカラダの痛みなどはだいぶ楽になったけれど、のどの痛みがひどくてツバを飲むのもつらい。あまりにも休みすぎている学校についてもやはり気持ちが焦ってしまうが、教材を読んでもまるで頭に入ってこないし、あきらめて寝込んでいたほうがよさそう。スタディグループの連中からサマリーが来ているので、それだけ読んで、明日の授業では静かにしていよう。（それ以前に明日、出れるのか！？）

  2004年01月14日

• 風邪、かぜカゼ

  あ゛～しんどい、ひどいカゼで動けない・・・またガッコ休んでしまった、これで年明けてからここまで3勤3休である。近くの耳鼻科に行って薬をいっぱいもらって、飲んだらいくらか楽になったけどまだ相当きつい・・・それにしてもおかしかったのはその耳鼻科である。受付のおばちゃん、僕が入るなり「いらっしゃ～い」とお出迎えのご挨拶、帰るときは「またいらして下さいね」だって（笑）病院でこんなふうに言われたのは初めてだ。お店じゃないんだから。いや、病院も商売なのはわかるけどさ・・・

  2004年01月13日

• One day at a time

  カゼをひいてしまった。鼻水がすごくてのども痛い。食欲も落ちている。無気力状態の中ようやっと明日のケースを読む。豊かでない人々に家を建ててあげるNPOの話なんだけど、どうもぴんとこない。活動のスコープを広げるべきかどうかというのがissueで、アクションプランを考える前に、そもそもこのNPOは誰のために存在していて、なにをもって「成功」とするのか、というようなことを考える必要があるのだけど、うまくアイデアが出てこない。今週は宿題が多くて明後日から毎日2ケースずつだけれど、先のことを考える余裕はない。take one day at a time（一日ずつ乗り切る）でやっていこう。ケースサマリーの作成を免除してもらっているので、スタディグループにもとっても迷惑をかけている。申し訳ない・・・

  2004年01月12日

• Classmate

  いつも家に呼んでくれるアメリカ人クラスメイトところにまた遊びに行った。彼はいい音のする真空管ステレオを持っている。スピーカーを買い換えてもっと音がよくなったから聴きにこいというので、平井堅の"Ken’s Bar"と、長年の愛聴盤であるPONTA BOXの1stアルバムをコピーして、あと子供たちのためにシュークリームも買って持って行った。CDはどちらも気に入ってもらえたようで、特に音のいいステレオで聴くPONTA BOXの演奏はすごいものがあり、僕までいい気分になった。昼間からソーセージをつまみにビールで乾杯。授業のこと、過去の仕事や今後のキャリアのこと、卒論のこと、といったマジな話題を中心にのんびりおしゃべり。「うちの学校はケースに偏りすぎててTheoryを学べないよね・・・」という共通の不満をぶつぶつ言ったり。彼の家に行くのはこれで3回目なので子供たちからもすっかり覚えられている。3歳の娘さん（かわいいのだ、ハーフだからね）から「ね、ね、いっしょにあそぼ！」と言われて、でれーっとなってしまった^^;　こりゃあ自分に娘ができたら嫁にやりたくない気持ちもわかるよなあ、なんて思ったりして。結局お昼から5時間以上も長居して、さっき帰宅。明日もう一日休みだから、宿題は明日に回してのんびりしようかと思っている。勉強が忙しくてほんとになかなか機会がないけど、できる限り週末は人と会うようにしたほうがやっぱり楽しいよなあ、とつくづく思う。

  2004年01月11日

• 再会

  ピアニストの彼女と８年ぶりに二人で会った。顔つきなんかは全く昔のままで、でも服装の感じなんかはぐっと大人っぽくなっていた。お茶を飲みながら２時間半くらい、話した。久しぶりと思えないほど違和感がなく、彼女はとてもたくさんしゃべってくれた。お互いが今何を考えて、どんな人生を生きているか、今に至るまでどんなふうに生きてきたか。昔からスピリチュアルなところがあった彼女、今ではクリスチャンになっているのだけれど、相変わらずの、芸術家らしい鋭い感性で切り込んできた。僕が仕事に疲れ果てて燃え尽きるまでのことや、今も学校でけっこう苦しんでいることを詳しく聞きだされてしまった。彼女も、コンピューターで通信カラオケの音を作る仕事をたくさん引き受けすぎて過労で倒れてしまったことがあったのだという。そんな彼女から僕へのアドバイス。ピアノの演奏でも、すべての音符を使って完璧に表現しきってしまうのではなく、ある一定の水準まで表現できればそれでよしとする部分も作るのだそうだ。そんな感じで、自分なりの手の抜き方をパターンとして持っておくといいんじゃない？ということだった。（昨日のドクターのアドバイスと、はからずも一致している・・・）フランスで暮らす彼女のフランス見聞録や、僕が仕事で回ったいろんな国の話、今僕を取り囲んでいるクラスメイトたちの話、いろいろ話は尽きなかった。４日のコンサートの演奏について、この日記に「気迫を感じた」と書いた、そのままを彼女に伝えた。そのとおり、ものすごく気合が入っていたのだという。でも緊張はしていなかったそうだ。みっちりと練習して、気迫がほんとうに充実していたら緊張なんてしないのかもしれないな。「オーケストラと音楽を作るってこういう感じなんだ！ってすごい経験ができた。音楽にますます興味が出てきて、もう後には引けないって思う。」と熱っぽく語る彼女に、「留学終わったらどうするの？」ときいたら、「演奏活動続けるよ。もっといい演奏するからね、また聴きにきてね。」ときっぱりと答えてくれた。そんな彼女の力強さに、僕のほうまでなんだか、元気づけられる感じがした。

  2004年01月10日

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