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カテゴリ:愛車日記
最近シフトフィーリングの改善をすべく、『C'sクイックシフト』『TOMEIスポーツシフト』と立て続けに社外品の付け替えとそのフィーリングを試してみました。R仲間のうちでもシフトフィーリング改善について話題にあがることが多かったので、その参考にでもなればと私的考察なんぞをまとめてみようと思いまっす。
※フィーリングについては個人差があると思いますので、あくまで参考程度に…。 まずショートストロークシフトの構造についてですが、これはシフトの長さが短くなるわけではないんですね。管理人はてっきりシフト自体が短くなるんだろうと思ってました。(^^; てこの原理で成り立っているシフトの「支点」にあたる部分をずらして、「力点」に当たるシフトノブの稼動距離を短くするんです。構造としてはすごく単純で「支点」にあたるパーツの下にスペーサーカラーをかませて、物理的に「支点」と「力点」の距離を短くしちゃうというものです。メーカーは違えど『C'sクイックシフト』『TOMEIスポーツシフト』ともに、上記の点で同じ構造になってました。 では、この二つのショートストロークシフトの違いはというと、支点をずらすために噛ませるスペーサーの大きさが違うんですね。つまり支点と力点の距離を短くする幅が違うということで、結論から言うと『C'sクイックシフト』のほうがスペーサーが大きく、結果ショートストロークです。ただ当然てこの原理から「支点」と「力点」の距離が短くなれば、「作用点」であるギアの入れ替えにかかる力が多く必要になるので、結果シフトは重くなります。 で、これらの点を踏まえて、この二社のショートストロークシフトの感想は下記のとおり。 『C'sクイックシフト』 前述のとおりショートストローク幅はTOMEIスポーツシフトよりも顕著で、管理人の場合は純正からの交換だったことから、その変化は「劇的」でした。特に横方向のストロークが短くなり、たとえば3⇒2速へのシフトダウン時は2速に入っているのか4速に入っているのか一瞬確認したくなるほどです。しかしその分シフトは明らかに重くなり、人によっては苦痛を感じるレベルかもしれないです。(管理人は嫌いではない重さでしたが…)また、若干ストロークがショートすぎる感があり、慎重に操作をおこなわないと、シフトミスも起こりやすいかもしれないです。ちなみにシフトチェンジ時の感覚を擬音化すると「ゾグッ」っといった感じでしょうか・・・。(参考になるのか、これ?) また、シフトの本体と付け根のシャフトは振動対策のゴムを介して組みつけられているのですが、この部分の接着にやや弱い部分があるようで、シフトノブを取り付けるときにしっかりシフト本体を支えて締め付けていかないとここの接着が取れてしまうことがあるようなので、ご注意ください。(管理人はこれが原因でTOMEI製に交換することになりました…) 『TOMEIスポーツシフト』 これはC'sクイックシフトよりもショートストローク幅が抑えてある(スペーサーの大きさにして3~5mm位だったかな?)ので、性質はC'sクイックシフトよりもややストロークは長く、その分操作も軽くなってました。なので前述のC'sクイックシフトがショートすぎる、重すぎると感じる人にとってはベストなバランスなのではないかと思います。懲りずにシフトチェンジ時の感覚を擬音化すると「スコッ」っといった感じです。 ただし、TOMEIのスポーツシフトにも欠点がありました。それは「音」です。走行時にミッションからの「シャーーーーー」という唸り音?が聞こえるようになったのです。まぁ、もともと何かとうるさい車に乗っているので、いまさらそれくらい気にするなと言われそうですが、管理人は結構気になってしまいました。ちなみにC'sクイックシフトはこの音対策が施されているようで、全く聞こえませんでした。 うーん、なかなか全てを満たすものって言うのはないものですねぇ。現状愛機に装着しているTOMEIスポーツシフトで操作感的には満足しているのですが、どうしてもミッションの唸り音が気になる…。どなたかこの音の改善方法を知っている方がいたら、是非教えていただきたいものです。 残るはnismoのクイックシフト&ソリッドシフトか…。 どなたか装着している方がいたら、インプレお願いします~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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