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Khushi Shanti 愛しの花ぱん

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Feb 10, 2006
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テーマ:地球生命体(577)
カテゴリ:Shanti
イラク人医師シャキールさん支援グループからの呼びかけです。
転送大歓迎!

今年の1月1日から13日まで日本に滞在し、医療の視点から見た経済制裁・戦争・占領下におけるイラクの人々の生活について熱心に講演をされたイラク人医師モハメッド・ヌーリ・シャキールさん (29歳)は1991年の湾岸戦争以後、国連によってイラクに課せられた経済制裁下で医療を学び、医師になりました。

2003年3月の米英軍によるイラクへの軍事攻撃の開始とともに奨学金が打ち切られ勉学の継続を断念せざるを得なくなってしまいました。

戦争の開始から数日後にヨルダンを離れ、いつミサイルが飛んでくるか分からない大攻撃の最中に、陸路でバグダートに向かいました。激しい攻撃にさらされているイラクでは、何よりも医者が必要とされると判断したからでした。

イラクへの帰国後は、寝る暇を惜しんで次々と病院に担ぎ込まれる負傷者の手当てにあたってきました。また、赤新月社やイラクの医療NGOである「Mercy Hands」(マーシー・ハンズ)の活動にもボランティア医師として関わってきました。

イラクでは、攻撃が開始されてから現在に至るまで何者かによる大学の教員や医師を狙った誘拐や暗殺事件が多発してきました。モハメッドさん自身もイラクに戻ってから4ヵ月後の2003年8月に、口頭と文書による死の脅迫を受けたために、故郷を再び離れヨルダンに逃げざるを得なくなってしまったのです。
彼の友人の医師やバグダード大学医学部の学長も、仕事に向かう途中やクリニックで働いていた時に、何者かに残酷にも殺害されてしまいました。

モハメッドさんは日本での講演を終えた後にヨルダンに戻り、再び医師として働きながら、Mercy Handsの活動や戦火を逃れてヨルダンに渡ってくるイラク人の患者の治療に積極的にあたっています。

しかしながら、2005年11月にヨルダンの首都アンマンのホテルで起きた同時爆破事件以降、滞在許可の取得や更新が以前よりも遥かに難しいものとなったのです。
モハメッドさん自身も滞在許可がいつキャンセルされるか分からないという、非常に不安定な状況におかれています。
滞在許可がキャンセルされ、あるいは更新ができなくなった場合、彼は必然的にイラクに戻らざるを得なくなるのです。
すでに200名以上の医師が暗殺されており、既に彼自身も脅迫を受けているという過酷な状況を考えると、イラクに戻るというのは死を選択するのと等しいものだと思います。
日本での講演や個人的な交流を通して、上記の深刻な状況からモハメッドさんを何とか救うことができないかと考え、彼が滞在許可のキャンセルを恐れながらヨルダンに不安定な状態で滞在するのではなく、日本の医学部の大学院で学びながら、医療NGOの活動を続ける方法がないものかと悩みました。
彼自身も日本の大学院で血液や腫瘍の研究を行いたいという強い意志を有しています。
私費で日本に留学する財政的余裕が全くないことから、日本政府の奨学金の可能性についても考えましたが、イラク国籍である以上、ヨルダンの日本大使館では申請することができません。
そこで、奨学金に代わるものとして、「イラク人医師シャキールさん支援グループ」を立ち上げ、彼の日本への渡航費、検定料(研究生および博士課程)、医学部の入学金(研究生及び博士課程)、学費(研究生9ヵ月分)、健康保険代、生活費の一部(とりあえずは最初の9ヵ月分。その後は各種の奨学金を申請する方向で活動をすすめる)等を彼の活動に賛同する方々から、集めることができないものかと思い立ちました。すでに関西の大学の医学部の関係者に連絡を取りながら、受け入れ先の大学を探す活動を開始しています。
厳しい状況におかれているイラク人医師は、モハメッドさんだけではありません。
支援を必要としている医師は沢山いますが、こちらの団体はまずモハメッドさんの支援から始め、将来的には他の医師や医療NGOの活動の支援にあたっていきたいと考えています。
第一次締め切りは、モハメッドさんが来日を希望している今年の6月末に設定しています。
また第一次締め切りの目標額は、上記の必要経費をカバー
する最低額である120万円です。集まった寄付の使途の内訳や支援グループの活動に関しては、発行予定のニューズ・レターにてご報告されます。
モハメッドさんが来日した折には、再び各地で講演会を開催する予定です。モハメッドさんのこれまでの活動や現在、彼自身がおかれている状況へのご理解と、「イラク人医師シャキールさん支援グループ」の活動へのご寄付・ご賛同をお願いいたします。


2006年2月10日 
「イラク人医師シャキールさん支援グループ」発起人(あ順)
石川雅也(<日本-在日-韓国>ユースフォーラム・ジャパン事務局長)、
粕川道雄(京都外国語大学博士前期課程)、清末愛砂(アジア女性資料センター運営
委員・
大学非常勤講師)、久保田裕之(大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程)、
橋本育(書籍編集者)、前野覚(フリーライター)

<連絡先>
メール:iraqimd2006@yahoo.co.jp
電話:080-5470-8175 ファックス:06-6452-5414

<寄付金の振込み先>
郵便振替口座: 00910-4-279360
口座名称: イラク人医師シャキールさん支援グループ

賛同者を募集中!
賛同者になってくださる方は、上記のメールアドレス(iraqimd2006@yahoo.co.jp)
にお名前、肩書き(希望者のみ。公開の可否)、連絡先(メールアドレスや住所:希望者のみ)を送ってください。ファックスで上記の情報を送ってくださっても大丈夫です。賛同金を一口5000円からお願いいたします。





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最終更新日  Feb 14, 2006 02:13:15 PM
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