女神の苦しみ。。。
つづき纏向古墳群に行く途中、S君に例によって不機嫌に(妨害モード)なった。こちらも慣れたもので、逆に「ここが大事なのだな」と思った。箸墓古墳からはさわさわした温かいエネルギーが私を呼んだ。古墳の正面に行き、祈ろうとした所、どこから現れたか一人の女性がまっすぐに歩いてきた。またもや妨害?って事はやはりここは大事な所なのだと確信を強めたが、天津祝詞し、すぐに場所を譲り、次の場所に向かった。古墳後に立ち入るとビリビリする場所がはっきりとわかった。平らになっているが、その辺りにも古墳丘があったらしい。中央の大きな木の辺りにやっと水晶を埋めたと思ったらまたもや、誰も入って来そうもない野原に二人の人が、またまっすぐにこちらに歩いてきたので笑ってしまった。また祈る事ができずに場所を譲った。こういう時はいつもS君も妨害側なので^^;私と離れ、おどおどと人目を気にしていた。「男性が私を怪しげに見てた。その格好や頭に被るのが良くないんだ」などといつものように私を阻止するような事を言ったが怯まず、また次の場所へ。点々とある古墳を廻った。古墳自体が生き物のようだ。ほっこりしたエネルギーが感じられた。S君がイライラしながら「ねぇどうして古墳なんか来たの?お墓は怖いよ!」と言うので、「古代の女神や女性達からの脈々と繋がっている深い悲しみを解き放ちたいんだよ」という話を、少し時間をかけて話した。そうしたら納得したらしく、S君のエネルギーが変わった。再度さっきの場所に戻って祈りたいという要望を快く了解してくれた。古墳達は更に温かく迎えてくれた。歩き周りながらひふみ祝詞した。今度は誰も来なかった。S君の状態も影響大だと思うので、「S君はしっかりと私を守るお役目、お願いね。」と頼んだ。責めるのではなく、信頼して頼る気持ちでお願いしたのでわかってくれたような気がした。箸墓古墳でもう一度祈り、富士の石をお堀に沈め、裏側に廻った場所で二人であゆみの舞を舞った。人目を気にするS君には無理だと思ったが、意外にも「一緒に舞う」と言ってくれた。その時のS君からは女性に対するいたわりや優しさが感じられた。後で聞いたら「僕にはよくわからないけど、男の一人として、女性の悲しみが癒やされて幸せになるように祈ります。」と想いながら舞ったのだそう。その言葉を聞いて、私の中の女神心が感応したのか涙が出た。やはりこのお役目は、男性を代表するS君の気持ちもとても大切なのだ。爽やかな気持ちになり、一応これで今回のお役を終える事に。三輪そうめんを食べる事も忘れず(笑)、幸福を感じつつ、奈良を後にした。::::::先に書いたように、三輪山効果で下半身を取り替えたみたいに体が軽く、疲れ知らずで帰宅した。翌々日、畑に復帰し、穴を掘っていたらK君が畑の真ん中で大きな蛇を見つけた。今まで畑で蛇を見た事などないので、言うまでもなく三輪山のお使いの“みぃさん”だと思ったのでお土の神である“みぃさん”が畑に降臨してくれたと大いに喜んだ。ああそれなのに(爆)夕方、喉がイガイガするなぁと思ったら、その晩から激しい喘息になってしまった。金属アレルギーなのでPM2,5に反応したのだろう。動けないほど苦しいので温泉療養する事に。昼間の元気はどこへやら、瀕死の状態だ。お湯に入っている時は楽なのだが、上がると苦しい。ついに降参し、薬と酸素ボンベを買ってきてもらった。日頃薬を飲まないおかげで一瞬で気道が開きかなり楽になった。K君が夜中に何度も背中をさすってくれた。薬よりも温泉よりも人の“手当”が一番気持ちいいと思った。強気の私も痛みには弱く、S君K君の介抱がなかったら意識を失っていたかもというぐらい苦しかった。苦しい中、「これは女神やヒミコの苦しみだ」と思った。そう思ったら不思議と耐える気持ちが生まれてきた。「長年の苦しみなのだから、そう簡単には癒えないのよ…ごめんね…」というヒミコのつぶやきのようなものまで、妄想だとは思うが浮かんできた。それから数日、ずっと女神やヒミコ達の悲しみを心に抱きながら療養している。慰めの言葉などわからないけれど、ただ抱きしめて、まるで三輪山の子持ち勾玉のように、親子のように寄り添っている。薬は飲まなくても眠れるようになった。イキが出来なけれぼ、文字通りイキられない。地球のイキが詰まって瀕死寸前だった苦しみを私の体に伝えられ、私の体は必死で熱を出し、イキようとしている。重金属が直接の原因ではあるけれど、本当の原因は地球という女神の苦しみだ。公害となって私に戻ってきた。子供の頃、喘息になったのも公害のひどい時代だった。K君が「この程度で済んでありがたいと思わなきゃね」と言った。ホントだね。地球にここまでひどい事してきて、ほんとなら死んでもお詫び出来ないような事を、ものすごく勘弁して生かして下さっていると思う。だから黙って受け取らなくては。そして女神の分身である我が身に詫び、癒してあげて、治ったら今までより気遣ってあげながら、また一歩ずつ地球の回復に努めよう。この苦しさは地球女神の苦しさだから、、、もう女神を苦しめたくないから、、、一心不乱に地球の回復に向かおう。間に合うかわからないけど、希望を持ち続け、与えられた命、使わせていただき太陽の光受けて 働こう∞