カテゴリ:うつくしいもの
先にお知らせした通り大阪日本民芸館での講演会を聞きに行く。この話の主な登場人物は柳、濱田、リーチという民藝草創期の主役達であったが彼らの人となりが禅者大拙の傍におられた別宮さんの言葉で語られる内容はたいへん興味深いものだった。
展覧会のほうもゆっくり見る。スリップウェアはイギリスの古作が素晴らしいのは言うまでも無いが、それらを見た感激が発端となって日本でも沢山の作家の手によって作られたスリップウェアやそれに近いニュアンスを持ったやきものもまた独自の一世界で素晴らしい。自分などもまあそういう流れの末端にいるということになるのだろうが、自分たち世代はよいとしてもう少し上の世代の重要な作者が何人か抜けているような気がしてこれは惜しい気がした。網羅的に抑える必要があるかどうか、そして他にもいろいろと難しい現実的な問題はあるのだろうがせっかくの機会なのだからという気がしたのだ。 沢山のスリップウェアを見ることが出来て良い機会だった。何度でもゆきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.11 00:12:37
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