解放
やっと何とか今日漢検7級の試験を終えてきました。7級の勉強を始めて約3ヶ月、過去問に取り組み始めたころが、親子で一番大変でした。なれない試験形式に娘は大変だったようで、それでも受けると決めた以上、時々息抜きを入れつつ頑張ってくれました。過去問も折り返しになったころようやく娘も少し余裕ができたようで、楽しんで解答することもできていました。私はとにかくなるべく怒らず褒めて褒めてのヨイショ攻撃で試験へ向かってモチベーションをあげるのに努めました。また過去問を研究すると頻出度の高いものが繰り返し出題されている感じだったので最後の2週間くらいは毎日ヤマをかけた私の手作りのテストを解いていました。過去問も最初のころは8割強の正答率が最後には9割以上取れるようになり、娘も少し自信を持って今日を迎えることができたようでした。が、しかし少し前に送られてきた受験票には前回2回の試験会場とは違う試験会場になっていたのです。前回まではうちから1番近い大学が会場で1部屋に200人以上と一緒に受験しており、それはそれで逆にマイペースに落ち着いて受験できたようでした。今回の試験場は会場名だけを見ると専門学校のようでしたが、着いてみると、住宅街の中にある1軒屋を少し大きくした程度の会場でした。そしてガラスの引き戸に張られた注意書きを見てみると付き添いは一切中に入れず玄関で娘を見送ることになりました。前回までは開始ぎりぎりまでそばにいて励ましたり、注意を伝えたりできたのですが、今回は娘も少し動揺していました。たいした励ましの言葉もかけられないまますぐに受付が始まってしまい、流されるまま廊下を歩く心細そうな娘の後姿もすぐ見えなくなりました。張り出された他の級の受験番号を見ると1番からのものが多く、娘も受付開始すぐに申し込んだのでとても早い番号だったためにこの会場になったのかなと考えたりしました。私もなんだか落ち着かないまま大丈夫かなとずっとそわそわしながら駅前のスタバで終了まで時間をつぶしました。後から考えると、受付が始まっても試験までは30分もあったのだからすぐには入らせず少し外で一緒に過ごせばよかったと後悔したのですが、たぶん娘の教室は少人数のようだからみんながスタンバイしているところに遅れて入るより、最初のほうから座っているほうが落ち着いたかなとか色々考えてしまいました。終了後、玄関前で待っていると1番最初に、7級を受験したと思われる受験生たちが出てきました。やはり娘が1番小さくて、2.3年生らしい女の子も数名いましたが、後は初老の女性や十代後半らしい姿の方など幅広い年齢層でした。人数はざっと数えて30人いないくらいでした。娘はたくさん間違えちゃったかもと少し苦そうな表情で出てきましたが、約束のドーナツを食べながらざっと自己採点してみるといつもの過去問と同じくらいの点数は取れているようでした。私のヤマがしっかりあたっているものは自信を持って解答できていたようですが、詰めが甘かったものも出ていて、それはやはり間違えていました。後は解答欄の記入ミスがなければいいのですが、今までとは違う密集した雰囲気での試験に今までになく緊張したようなので、来月の速報まではなんともいえませんが、とりあず終わってよかったねーと二人でほっと胸をなでおろしました。次は6級で、7級と試験の形式はさほど変わらないので、7級がクリアできれば、6級は比較的楽に感じるらしいのですが取りあえず今は二人ともしばらくゆっくり休むつもりです。