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キイロマンの地球観撮日記

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2021年09月26日
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カテゴリ:映画
グリコ森永事件での犯行に利用された子供の声



 
これと同じ声が録音された古いテープを、自宅の押入れでたまたま発見した人がいた
当時の記憶はないが、声は間違いなく自分の子供のときのものだ
まさか自分の身内に犯人がいたのだろうか・・・
という想定の話が映画にされていました
「罪の声」 星野源  主演 という作品です
星野源はオーダーメードのスーツの仕立て屋さん
きちりした仕事をする職人さんの生真面目さがよく出ていた





実際の脅迫に使われた声は3人の子供
一人は高校生くらいの女の子とか
自分の声が事件に利用されたことは、本人も知っているでしょうね
今もどこかで生きているのだろう
映画を見たあと、その人の、その後の人生がどうなったのか気になってしまった
事件をきっかけに不幸に陥ってしまったのか
それとも 単に声を掠め取られただけだ と割り切って、普通に生活していけているのだろうか

こういうとき
理で割り切れるタイプならいいけど
なかには、故意ではなくとも犯罪に加担した、と自責の念にかられてしまう人もいますからね
理で割り切るタイプといっても、なかには愚かな輩もいるわけですが、その理の抽象度が低い場合など
そんなことして意味あるの? という無遠慮な問いをよく発する二十代の若者とかね(笑)
何事につけ、合理性や意味を求めすぎる
そのくせ、本人が良しとするものの合理的根拠が、ただの損得や、世評ベースで、没個性なものであることが多いのだが

話を戻すに
もし犯人となんの縁もなく
単に声を掠め取られただけだとしたら
きっぱりと理で割り切ってしまったほうが楽に生きることが出来る
そうであってほしいなと

そんな気遣いまでさせてしまう映画でした

なんの縁もない人がどうやって声を録音できたかって?
そういう人は悪知恵の働かない人ですので安心してください
オレオレ詐欺なんてできない人(笑)





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最終更新日  2021年09月27日 22時36分37秒
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