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キイロマンの地球観撮日記

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2021年11月26日
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カテゴリ:テレビ
湯島天神には渋沢栄一の菊人形も飾られていた

菊人形

大河ドラマ「青天を衝け」
最近、ビジネスの話ばかりで、見るのが面倒になった
西郷と大久保もさっさと死んでしまった
死んだよ と風聞で終わらせる
主人公の渋沢栄一といえば経済の人なので、しょうがないのですけど
この人は「論語と算盤」という著作でも有名な方ですね
ちょうどそんな番組もやっていました

渋沢は
論語・道徳 と 算盤・ビジネス という相容れぬものの調和を説いた
欲に任せた詐欺のようなビジネスは早晩、破綻する
道徳という手綱で欲をコントロールせよ
道徳を基盤とした正しい素性の富は永続化し、社会も継続的に発展すると

渋沢は、論語を士魂(武士の精神)、算盤を商才として
双方には一致するところもあるとした
その一つが「信用」

「論語」「算盤」
それぞれには長所と短所があって、相補うようにするのが理想とした
「論語」の短所は時代遅れなところ 男尊女卑の風などがまだ残っているし 
その短所を「算盤」の時代にあった合理的、経済的な考え方から補おうとした
渋沢は、女性の教育、社会参加も、人材が2倍に増えるとの合理性から積極的に進めるべきと唱えた
「算盤」ビジネスの世界の欠点は、欲に任せた競争社会が極まると、世が二極化して貧富の差が拡大する事
強者ばかりが得をする世になり、弱者は自業自得として切り捨てられてしまう 
渋沢は500の会社を設立したが、600もの公益的社会事業にも取り組んでいた


書経に、対極にあるものの両立を説くものがある

・寛容でありながら、厳しい一面がある。
・柔和でありながら芯が通っている。
・慎重でありながら物事の処理が機敏。
・有能でありながら相手を見下さない。
・従順でありながら、意思が強い。
・直情でありながら、心は暖かい。
・大まかでありながら筋は通す。
・決断力に富みながら、思慮深い。
・行動力がありながら、善悪のけじめは弁えている。

一元的な評価でなく、対極にあるものを包含する見方が大事
ある意味、不純であるからこそ、社会のより多くの人を取りこぼさず、抱え込むことができる
そこには懐の深さ 柔軟性がある

そもそも世は矛盾している
矛盾の上に成り立っている
コロナ禍においても感染予防か、経済かでのバランスのとり方が大事
その都度、答えは変化していくもの
愚者は一極に偏り、変化に対応できない


小判がざくざく という感じの黄葉


渋沢栄一がコーランを読んでいたら面白かったのに
コーランには商法のようなところにまで言が及び、喜捨についてまでも述べられているとか
変わったところでは、利子を取るのを否定していたような
どこぞの財閥にとっては不都合な話ですね

モスク





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最終更新日  2021年11月26日 21時02分56秒
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