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テーマ:最近観た映画。(40145)
カテゴリ:映画
パリでタクシーの運転手をする主人公
92歳のマダムを乗せて、自宅から施設まで送り届けるはずだったのだが なにかと寄り道をさせられる そこは彼女の人生の歴史の要所 様変わりしてしまった風景に嘆息する彼女だが 思い出は枯れず、車中で運転手を相手に長い人生を語り始める 戦時中のアメリカ兵との甘い恋からその話は始まる はじめは、そんな話にはつきあってられんわ といった感じの運転手だった 彼は生活苦に苛まれ、休みもなく、家族もいるし、心の余裕がなかった しかし彼女の話は、聞いていると、いいことばかりではなくて むしろ同情されることのほうが多く、いつしか、その人生の主人公に共感を増していく また、運転手は自分の人生についても語り始めてもいた 運転手は、夜遅くになってから 、ようやくマダムを施設へ届けた 結局、ディナーまで一緒にしたりして 料金をもらうのを忘れていたので、あとからまた取りに来る、と言って別れた すっかり仲良しだ 彼女が人生でなにと戦ってきて、なにを一番大事にしてきたかを、自分の人生に照らし合わせたせいか あるいは人生を俯瞰するような余裕が生まれたのか 運転手は、喧騒の街をいつもイライラしながら運転していたのだけど その日の晩、パリの街並みは車窓から美しく見えた 生活苦は相変わらずだったものの その後、一週間ほどして、運転手は妻と一緒にマダムのいる施設へ伺う 妻の話もマダムにはしていたので、会わせたくなったのだ ところーが・・・ だいだいの御想像はついていますでしょうが その通りです また おまけ つきでした それも御想像通りです でも話の運びが自然で、よかったです 時間の短い映画なんですけど わりと長く感じました それはつまらなかったからというわけではないです テンポのせいかな たっぷりとしたかんじ これはたぶんマダムの語りのテンポだな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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