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歌舞伎教室で子供と一緒に国立劇場に行ってきました。
歌舞伎は20年ぶり、いえもしかしたらそれ以上久しく観ていませんでした。 実は私、歌舞伎は苦手でして・・・必ず寝てしまうのです そんな私も20年経ってもうよい大人ですし(照)、今回こそと変な意味でチャレンジです
歌舞伎教室は過去にも何度か行きましたが、先ずは「歌舞伎のみかた」が解説されます。 以前見た時には下座音楽、見得、隈取等を解説された記憶がありますが、今回は女形の化粧、着付け、鬘、いかに女性らしく見せるか等が実演と共に解説されました。 女性より肩幅のある男性がなで肩のように見せるには、肩甲骨をグッと内側に引き寄せ、次にそれをグイッと下に下げる。 やってみたけれど、とてもキツクて肩凝っちゃいそうでした。とても無理です 女形さんってすごいです。
演目は歌舞伎十八番の内「毛抜」(雷神不動北山桜)。私は初めて観る演目です。 ~あらすじ~ 干ばつから民を救う為、朝廷は小野家の重宝小野小町の短冊を雨乞いに用いる事としたが、小野家では短冊が盗まれていた。 そんな折、文屋豊秀の家臣、粂寺弾正が小野家へやってくる。 小野家の姫と豊秀は許婚なのだが、姫が病気のために祝言があげられず、弾正に様子を探りに行かせたのだった。 姫の病気は髪の毛が逆立つという奇病。弾正はその原因を探ろうとする。 弾正は姫の病気を思案しながら、退屈しのぎに髭を抜こうと毛抜きを取り出す。 すると畳に置いたはずの毛抜きが立って踊りだす。 銀の煙管は動かないことからヒントを得た弾正は、天井が怪しいとにらむ。 そこへ小原万兵衛と名乗る男がやって来て、「妹を返せ」と騒ぎだす。 この万兵衛は偽物で、弾正にの手裏剣に倒される。そしてその懐からは盗まれた短冊が! 喜ぶ人々に弾正は姫の病気を治そうと言うと、姫の髪飾りを取らせると、たちまち姫の髪は元通りに治る。 続いて弾正が天井を槍で突くと、大きな磁石を持った曲者が天井から落ちてきた。 実は銀製だと思っていた姫の髪飾りは鉄製で、天井から磁石でを引っ張りあげていた為、髪が逆立ってしまっていたのだ。 これは両家の婚約を破棄させてお家を乗っ取ろうと画策する家老、八剣玄蕃の陰謀によるもので、短冊の盗難も玄蕃の企てによるものだった。 弾正の推理により玄蕃の企みが露呈し、玄蕃は成敗される。
さて、夫が事前に「歌舞伎名作ガイド50選」を買ってきてくれたので、予習済みだった私。 果たして寝ないで楽しめたのでしょうか 主演は人気の色男、片岡愛之助さんです。
うう~ん、やっぱり駄目でしたーーー 始まって暫くすると、「これはまずい、来た来た・・・やばいわーー」・・・落ちました。 頭がカクンカクン、前に落ちてはハッとする事を何度繰り返したか 目が冴えて来るのはいつも一緒で、終わり近くになるとなのです。 今回は姫の髪の毛が何故逆立っているのかを弾正が謎解きをするあたりでスッキリしてきましたよもう本当に終わり間近ですの・・・はぁぁ
娘は、全然眠くならなかったそうで、大きな毛抜きが出てきた所が面白かった、とのこと。 あ、そうですか・・・私その場面、観ておりません 演目「毛抜」で、毛抜を観ていない私って一体・・・ 全体をきちんと観ていないので、感想もなにもおこがましくて書けやしない。 イヤホンガイドもしているのに眠くなるのは、どうも台詞がゆっくりだからなのではないかと思っていたのですが、よくよく考えると狂言は眠くならなかったので、それは当てはまらないか。 娘には、「大人なのにねぇ」と言われた私でありました
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最終更新日
2012.07.15 02:43:59
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