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まりことリンリン~♪

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2015.03.15
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150315十二夜パネル.jpg


『十二夜』初日に続き、2回目の観劇に行ってきました。
今回は前から左ブロック10列目以内でセンターブロック寄り。
決して悪い席ではないのですが、舞台構成上、一部見えずらいところあり。
この公演はセンターブロックで観るか、サイドブロックなら却って後ろの方が良さそうです。

今日もコミカルな動き、巧みな台詞回し、滑舌の良さに、大いに楽しみました。
ミュージカル中心に活躍されている役者さん、ストレートプレイで活躍されている役者さんがいますが、
ミュージカル中心の方も、こんな面があったのか!こんなに芸達者だったのか!!
と驚くくらい、とてもよく調和がとれています。
時々、妙に浮き出た人が居ることがあるじゃないですか?
この芝居にはそういう人はいませんでしたね。

ヴァイオラ/セバスチャン:音月桂
桂ちゃんについては初日の感想でも書きましたが、一人二役。
ヴァイオラが演じる小姓シザーリオを入れれば、実に一人三役ですが、演じ分けが見事です。
表情、声、しぐさetc.
決闘シーンのヴァイオラはへっぴり腰だけど、セバスチャンは剣をスラリと抜いてピシッと構える。
セバスチャンが剣を構えた瞬間、私の後方で「カッコいい…」と小さい声で思わず漏れた声が聞こえました。

オーシーノ:小西遼生
『ブラック・メリー・ポピンズ』で桂ちゃんと共演されていた方ですね。
オリヴィアに恋い焦がれたり、シザーリオに裏切られたと怒るシーンで細かく笑いを誘うシーンはありますが、
主要キャストで唯一、他の登場人物のように面白おかしく崩れるところがない役です。
そういう意味では他の役に美味しいところを持って行かれた感はありますが、終始一貫、二枚目。
この方は本当に小顔で背が高くスタイルが良い方なので、似合うのは似合います。
けれど、ちょっと割をくった感はありますね。
それにしても、微妙な感情を含んでシザーリオに向ける目、髪や頬を撫でるしぐさは色っぽい。
こんなに素敵な公爵から愛を告白されているのに、クラクラッとならない女性って何なんでしょうね。

オリヴィエ:中島朋子
公爵に熱烈求婚されるお姫様。
正直、お姫様役を演じるにはちょっと年齢的にもどうなの?と思っていました。
が、そこは子役は大成しないと言われる中、コンスタントに活躍されているだけありました。
華奢な体に喪服を纏い、ベールをパッとあげると・・・お美しいです。

マルヴォーリオ:橋本さとし
この方、こんな滑稽な役を演じるような役者さんだったのね!とひたすら驚いております。
ミュージカルで普通の(特別面白いわけでもない)役を演じていられるのしか知らないので、いやはや圧巻としか言いようがありません。
序盤は、奇妙な走り方とパジャマ姿が笑いを誘う程度で、まだそれほど目立たないのですが、
話が進んでいくにつれ、滑稽で滑稽で。
一見不愛想に出て来るんですよ、それが一気に崩れる。
喜劇役者さんが演じているのなら、それはそれで、「ふーん、あははっ」程度に終わると思うのですが、ロチェスター伯爵(ジェーン・エア)ですからね。
これは私にとっては、あまりに意外な一面を見せられました。
黄色い靴下に十文字の靴下留め、お似合いです(ぷふっ)。

サー・トービー:壌晴彦
オリヴィエの叔父、酔漢でずる賢い、個人的にはお知り合いになりたくないタイプです。
お金持ちのサー・アンドルーを唆し、上手いことお金を巻き上げています。
絶賛です、絶賛!!
この方が出て来ると、芝居が締まるというのか。
主要キャストの対談がプログラムに載っていますが、その中で桂ちゃんが
「シェイクスピアは余計な“間”はいらない」とジョン・ケアードに言われたとありました。
正しくそれ、この方はそこが本当に上手なんです。
無頼漢風のどら声で品のかけらもないのですが、この方がいないと、と最後には思います。

フェステ:成河
阿呆役、狂言回しの役割です。
私全く存じ上げなかったのですが、壌さんと並んで外せない役者さんです。
道化ですからコロッコロ、コロッコロと、表情や声音が変わり、歌も聞かせ、楽器も弾く。
運動量も半端ない。
ある意味、影の主役です。

マライア:西牟田恵
もうどのくらい前になるでしょうか。
第三舞台『スナフキンの手紙』で初めて見た時には、可愛い人ね~という印象でした。
今や立派な、サー・トービーの片腕、策略家侍女となっていましたよ。
この方も舞台経験が長い方で、わーーーーっと(どういう表現だ)大量の台詞、がなり立てるような台詞も言い慣れているでしょ、って感じで安心して観ていられる。

アントーニオ:山口馬木也
双子の兄セバスチャンを助けた男。
セバスチャンに対して、友情以上の愛情、うーん主に対しての従だけではありませんね。
BLの世界を持ち込んでいると思われますが山口さんが男っくさくカッコいいので気になりません。
もう少し出番があっても良かった。

サー・アンドルー:石川禅
気弱でお頭が弱い男を好演です。
あの髪型が似合っているとは思えないのですが、そこがまた個人的に笑えるツボ。

フェイビアン:青山達三
のほほんとしていて、トービーとアンドルーとの三人での掛け合いがまあ面白い。
トービーとアンドルーだけだとアンドルーが気の毒になってくるけれど、フェイビアンが居ることで、結果は一緒なんだけれど中和されている感じがします。


まだ初日の幕が上がって一週間。
どんどん面白くなっていくんだろうなあ!!


帰りに日比谷シャンテ内のカフェ・シャポーによりました。
お目あてはこれ。

150315抹茶マロンシャンテリー.jpg

桂ちゃんデコレーション監修「抹茶マロンシャンテリー」
皆さんお目当ては一緒なようで、頼んでいる方がたくさんいらっしゃいました。






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最終更新日  2015.03.16 06:54:57
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