東急オーブシアターで公演中のマシュー・ボーンの「眠れる森の美女」を観てきました。
とにかく斬新なマシュー・ボーンの作品。
BDを持ってはいるけれど、生で観るのはまた違う。
本日のキャスト
オーロラ姫:コーデリア・ブレイスウェイト
レオ:クリス・トレンフィールド
カラボス/カラドック:アダム・マスケル
ライラック伯爵:クリストファー・マーニー
カラボス/カラドックとライラック伯爵はBDと同じキャストです。
今回はちょっとチケット代をけちったのでA席。
舞台が遠いよーーー
でも、人の頭は気ならないし、舞台全体がとてもよく見えました。
特に2幕がとても幻想的できれいでした。
鏡を使ったセットは、BDで観るよりも上から観た方が効果的に感じます。
赤ちゃんのオーロラ姫、お人形で黒子が操っているのですがとてもキュートな動きをします。
キックをしたりカーテンをよじ登ったり、極めつけは空中フライングしちゃうし。
映像で見た時も、なにこれ~!と思ったんだった。
素人なので踊りのことはよくわからない(でもバレエ観るの好き)けれど、
オーロラ姫のコーデリア・ブレイスウェイトのしなやかなこと。
リフトされながら動かす足の動きが見事でした。
しかもこの方、とっても小顔で・・・バストが豊満(キャッ)
1階からだと気にならないかもしれないけれど、3階のA席からだと
ポーズによっては胸が見えてしまうのではないかとちょっとハラハラしました。
ライラック伯爵を筆頭に妖精たち。
この方たちは見た目にはとても妖精に見えないところが面白い。
ゴシックテイストな衣装に目の周りを黒くして、どちらかというと妖精というより悪魔って感じ。
しかもリラの精(女)がライラック伯爵(男)になっているものだから、
初めてTVで見たときには、途中から見たこともあってどうなってるの?と思いました。
まあ、白鳥をみんな男にしてしまったくらいですからね。
残念なことは、こんなに素晴らしい舞台なのに空席が目立ったこと。
海外物ってチケットも割高だし、日本ではミュージカル人口よりもバレエ人口の方が少ないのかな。
特典付きチケットも多いし。
かくいう私も、近頃では海外物は格安+特典付きチケットを利用しています。
今回の特典はこれ
特製クリアファイル付きというチケットでした。
A4判くらいのファイルかと思って大きめのバッグを持って行ったのですがA5版でした。