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2018.03.10
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先週、東京宝塚劇場で公演中の花組公演『ポーの一族』を観てきました。
この公演が上演されると発表があった時は、人気の明日海さんが率いる花組で、
原作ファンも多い作品となるとはたしてチケットが取れるのだろうか・・・
と不安になりましたが、珍しく友の会で確保することが出来ましたオーケー



2階前方センターだったので、全体がとても観やすく楽しめました。

まず一言。
これは面白い!素晴らしい出来です。
先行画像が出た時から、エドガー役の明日海さんのビジュアル再現率の高さが話題になり、
ポスター画像の柚香さんもアランにピッタリだと評判でした。
それ故、他のキャラクターがどこまでこの作品の世界観に寄せて来るのか。
それによって作品の出来もかなり左右されるのではと思っていましたが、
想像以上の出来栄えでした。

明日海さんのビジュアルは先行画像の完成度そのままに、
無邪気な普通の男の子時代と、バンパネラとなってからの苦悩と哀切を見事に表現。
メリーベルへの限りない愛情も滲み出ていて、本当に素晴らしかったです。

シーラ役のゆきちゃん(仙名彩世)
この作品のヒロインはメリーベルであってシーラはトップ娘役の役ではない。
なんて言う人もいるようですが、いやいや・・・
メリーベルはあくまでも等身大の女の子。
大人の女性シーラを演じるゆきちゃんは凛として美しく、トップ娘役に相応しい役だと思います。

男爵の瀬戸かずやさんは髭がお似合いで、シーラと並ぶと大人の美男美女カップル。
でもちょっと気になったのが、男爵って原作でもあんなに怒りっぽいキャラでしたっけ?
そこだけ気になりましたが、一回しか読んでないから男爵のキャラ設定をあまり覚えていない・・・

今回は女役の組長さん(高翔みず希)。
元々女役です、と言っても何の違和感もないほど自然な老ハンナでした。
輪郭もどちらかというと女役の方が合っているのかも、なんて思っちゃいました。

大老ポーの一樹千尋さんは、バンパネラであるポー族の長。
さすが専科さん、どんな役も説得力があるのですよね。
AFOではシニカル且つちょっとコミカルな面もあるマザランを好演されていましたが、
今回は出てきただけで場の雰囲気が変わるような迫力がありました。

この公演もう一人の専科さん、医師カスター役のナガさん(飛鳥裕)。
この公演で退団されてしまうのですね、淋しいです。
専科は昨年12月に箙さん、先月はコマちゃん、来月にナガさん。
そして来る6月にはマギーさんと、立て続けに退団されます。
皆さんそれぞれに秀でた物をお持ちの方たちで、そんな皆さんが一気に抜けてしまう。
特にいわゆる本専科と言われる貴重な老け役専門?の方達の退団は
次世代が育っていくとは言え、重厚さが欠けていくようで残念です。

そして今回とても良かったのが、アランの柚香礼さん。
年齢設定に全く無理がない、見た目完璧グッド
花組はあまり観ていないので、比べる役が少ないのですが
今まで私が観た柚香さんの中で、一番嵌った役だと思います。
これは更にファンが増えるのでは?と思いました。

もう一人、メリーベルの華優希さん。
『はいからさんが通る』は残念ながら観ていないので、
彼女をメインキャストとして観るのはこれが初めて。
CSで見ている時には特別何も感じなかったのですが、
彼女のメリーベルは等身大でとても可愛らしくて、
エドガーが誰よりも大事に愛している妹という設定に説得力を持たせるものでした。
急に押されているのもわかる気がしました。

チケットが取れて本当に良かった。
観なければ損するところでした。





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最終更新日  2018.03.10 14:00:10
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