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カテゴリ:宝塚・観劇・鑑賞etc.
こちらも少し前ですが、東京公演中の『ファントム』を観てきました
ラッキーなことに友の会で当選です。 それも1階前方席 翔くんシャンドン伯爵バージョンです。 最初の一声から引き込まれました。 トップコンビが二人揃ってやりたい役に挙げただけあります。 本当に素晴らしい舞台でした 気が早いけれど、次の再演時は、トップコンビの役はもちろんのこと、 メインキャストのハードルが、グンと上がってしまいましたね。 全く誰も心配していなかったであろうエリック、だいもん(望海風斗)。 エリックの無邪気さ、哀愁、苦悩、つかの間の喜び 例え目を閉じて客席に座っていたとしても、 だいもんの声色だけでエリックの感情、心の動きが手に取るようにわかると思いました。 それくらい歌で全てを語れる望海風斗。 本当に素晴らしかった、としか言いようがありません。 クリスティーヌ、真彩ちゃん。 私これまで、彼女のことは歌が上手な子、というだけで特別どうとは思っておりませんでした。 ですが今回の公演を観て、彼女に対する印象が大きく変わりました。 クリスティーヌは彼女のはまり役です。 素直で真っすぐ、人を疑うことを知らない女の子が、あんなに似合うとは。 勿論、そこには色々な不足面を補って余りある歌唱力があるのですが 髪を下したクリスティーヌは、真彩ちゃんってこんなに可愛かったんだと思いました。 これまでの役は大人っぽい役が多く、彼女の任ではなかったのだと。 そしてこれまた圧倒的なまでの美しい声、本当に「神が与えた天使の声」です これまでも声の美しさは承知していましたが、でもただ「お上手」だったのです。 ところが今回は彼女の美声を増幅させる、彼女に合った歌が多かった。 この公演は真彩ちゃんの正しい使い方(言い方悪いけど)、お手本だと思いました。 そしてキャリエール、咲ちゃん。 制作発表の時から、キャリエールがはまりそうだと感じていましたが、予想以上でした。 だいもんエリックの父親として、全く遜色ない存在感。 銀橋でのデュエットでは、近頃年のせいか舞台をみてもあまり涙が出なくなった私が こみ上げるものをこらえきれず、涙を拭っておりました。 こんな大人の役を演じて違和感ないなんて。 なんで『星逢一夜』『ケイレブ・ハント』であんな役やらせたんだと思っちゃう。 翔くんのシャンドン伯爵 やっぱり翔くんにはこういう王子様系がよく似合う。 気障なところもあるけれど、嫌味にならない。 でもそっか、シャンドン伯爵って意外と出番少ないのですよね。 せっかく素敵なのに勿体ない・・・ そして真打登場 じゃなかったカルロッタの舞咲さん もの凄い、凄まじいほどの(良い意味で)迫力。 彼女の歌唱力は折り紙付き、パワーも個性も折り紙付き。 ひめカルロッタはきっとこうであろう! と予想していた遥か上を行ったカルロッタでした。 あの細い身体のどこにあんなに凄いパワーがあるのでしょう。 ストーリーの中では当然嫌な女性ですけれど、単体で語ると可愛い女性。 自分の気持ちに素直、素直過ぎて行き過ぎた女性なのですよねえ。 って、同情の余地はないのですが。 あとは従者の女性二人。 これまでもキレッキレのダンス、艶っぽいダンスを披露してきたお二人。 他の従者が下級生というのもあるのかもしれませんが マントの動きが二人だけ鋭利な生き物かと思うくらいキレがありました。 見せ方を十分に熟知しているのもあるのでしょうね。 素晴らしい公演を観ることが出来て大満足です 出来ることならもう一回、本公演メンバーで観たいけれど 友の会はもちろん、プレイガイド、カード会社etc. 入れまくったけれどこれ一回。 後はこれまた幸運なことに新人公演が当たりました。 楽しみにしているけれど、本公演メンバーの出来を観てしまったら きっと物足りないと感じてしまうのだろうな、と観る前から思ってしまいました。 スミマセン・・・ 綾さん、ひまりちゃん、頑張ってくださいね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.22 20:29:22
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