黒斑山・・・浅間山の展望台
23日(日)湯ノ丸山と烏帽子岳に登った翌日は 黒斑山に登りました。浅間山の展望台としてこの山は最高の山です。目の前に浅間山の全容がデーンと見えるのです。前掛山へのルートも確認できます。黒斑山に初めて登ったのは、2002年10月、2006年10月の2回とも秋でした。今回で3回目ですが、夏山としては初めてでたくさんの花に会えたのがとてもうれしい。トイレを済ませて登山口へ向うに見えるのが黒斑山まず山の神様にお参りハクサンフウロがいっぱいヒメシャジンがいっぱいムカゴトラノオ今まで登ったのは秋でしたので、これほど多くの花は無かったわ溶岩の岩がゴロゴロ、その岩に苔がついてて、まるで日本庭園のようです。このさきから緩やかに高度を上げイチヤクソウこのあたりから急斜面登山口の車坂峠から、車坂山を登ってさらに高度を上げます。車坂山の向こうに車坂峠のホテルが見えています。ガスが多くて展望が無いのが残念右前方のガスの切れ間に水の塔山がチラリこの階段が長い、ずーっと続きます。なるべく木に足を乗せないように歩く左側の木々の間からトーミの頭へのガレ場が見えました少しズームで見たら、さっき追い越していったトレイルランのグループです。階段が終わりシェルターがある広場このシェルターは昔から有りますね槍ヶ鞘ガスで何にも見えないよ~~本当はここから浅間山がデーンガスが動いて、ロウソク岩の向こうに浅間山の一部がチラリと見えかけたけれど、それ以上は見えませんあきらめて、先ほど見えたガレ場の横を登ります。ヒメシャジントーミの頭ガレ場の一番上です。次々とガスが湧いてきて、浅間山を覆い隠してここで待っててもダメだということで進みます。電気の通電されている音がウ~ンとしてきたら地震観測の施設がある小広場が近いことがわかります。山頂はすぐそこ黒斑山山頂(2404m)うっすら浅間山が見えるお昼ご飯を食べながら、粘って粘ってやっと浅間山の姿が見えたり、消えたり・・・山頂で粘ったけど稜線を進むと蛇骨岳とJバンド初めて登った時は、浅間山が雲一つなくくっきりとしていたので蛇骨岳まで行きましたけど、今日はここまで。何とか粘って、これくらいかな前掛山へのルートもわかりますが、前掛山へ登る人は確認できません。なぜなら噴火警戒レベルが2になっているのです。噴火警戒レベルが1の時しか登れません。2011年9月に前掛山に登りましたが、その時でも、今噴火したらどうなるのなんて考えながら登りました。浅間山は今朝も噴煙が上がっていました、生きている山だと感じます。黒斑山でもシェルターがあるほどなので、いったん噴火したら噴石はここまで軽く飛んでくるのでしょうね先ほどのトーミの頭を写してみたら、たくさんの学生さんが少し姿を現した浅間山をカメラで写しています。しかし、トーミの頭の根元に亀裂が・・・見てしまったら怖いですね。我らもこれ以上は望めないだろうと、あきらめてトーミの頭まで下りてきました。しかしガスガスです槍ヶ鞘までさらに下ってきたら浅間山が一番よく出てきました。青空も少しでて、よかったね~~粘った甲斐がありました。左の黒斑山山頂部に目を移したらトーミの頭と黒斑山山頂が見えています。車坂山の手前のガレ場で、朝はガスで見えなかった展望です。真正面の篭の登山の左に、昨日の湯ノ丸山、烏帽子岳右端のガレがある水の塔山ガスはすっきり消えないけど見えたから満足して下りてきました。駐車場の横は花畑ニッコウキスゲがいっぱいシモツケソウもいっぱい昨日の湯ノ丸山はシモツケでしたがここはシモツケソウがいっぱいビロードのようなニッコウキスゲヤナギランも昨日と今日でいっぱい見たし花の山の連続登山で久しぶりの遠出の登山が出来ました。やっぱり夏山はこうでなくっちゃね