サクラグチ・・・鮎河小学校の親子登山のルートをたどって
22日(日)去年も同じような時期に登ったサクラグチに再び登ってきました。去年、ガレの展望地に鮎河小学校の親子登山の標識が有ったのです。その後調べたら、その鮎河小学校は廃校になっているとのこと。今回はその時に使われたであろうルートで、登って見ようということです。去年のダム横からのルートは激登りで、下りは転げ落ちるような斜面だったので本音は二度とそのルートから登りたくなかったのです。鮎河地区は思ったよりも大きく明るい集落でうぐい川公園は広々として、桜の時期には川沿いがピンクになるでしょう。今は使われなくなった鮎河小学校を見ながら用水路を遡って山に入って行きます。用水路で日野菜を洗っているおばさんに挨拶して獣除けの柵の扉を開けて山に入って行きます。真ん中の一番奥がサクラグチですが、さらに奥の山頂は見えていません。集落を抜けて山に入ってゆくと、しっかりした獣除けの柵があり柵の扉を開いて入って、山に取り付きます。そこそこ急な支尾根を上り詰めて分岐に到着左から登って来る踏み跡は、たぶん親子登山で利用したと思われるルートでテープもついていますが帰りには注意しないとそちらの方へ誘導されやすくここが一番気を付けないといけないところです。あとはどんどん高い方へ登って行くだけ。植林の中の急登を登りきったら、対面の能登が峰方向が開けたところに親子登山の標識がありました。2009年10月24日に登ったそうです。6年前ですが、すでにその小学校が廃校だなんて・・・(当事者でもない私が胸キュンさせてどうするの、ですが感無量です)獣除けの柵の横を通ります落ち葉でとても歩きにくく、落ちた枝が足に絡んで余計な体力を使います。ガレの横の親子登山の標識ここで去年見た標識です。向うに能登が峰が見えていますが逆光気味でぼやけています。前方の3つのピークを右から越えて左端のピークが山頂です。大下りを下って登り返して、目の前の西峰に登ります。西峰の山頂から綿向山方面が見えます。ここでザックをデポして身軽になって山頂へ。手前が大河原の集落と野洲川ダム向うに蔵王ダムが見えています。植林と自然林の間のサクラグチ山頂(919m)は展望が無く風が強くて写真を撮ったら早々に下山し西峰でランチタイム。落ち葉の中の温かい陽だまりを探してゆっくりお昼ごはんです。山頂をバックに。大ガレの横に到着能登が峰のシカの楽園が見えています。健脚の方は周回で能登が峰まで回るそうですがさすがに冬の日の短いこの頃では無理ですし私の足ではサクラグチまでピストンで精いっぱいです。同じ道を支尾根を間違えないように下山してきました。鮎河集落の各お宅の軒先に、日野菜が干されてお漬物の冬支度が、今年も残り少ないと実感させられます。廃校になった鮎河小学校が、まだきれいなままで残っているのを見て親子登山で登った子供たちはもう中学校や高校生になってサクラグチにはもう登らないのだろうか・・・なんて思ってしまいました。