カテゴリ:危機管理マメ知識
世界ではいまだ、約3人に1人がトイレを使えない状況にあります。
トイレがない人たちは、道ばたや草むらなど屋外で排泄をしたりしているのです。そのため、細菌がさまざまな所から体内に侵入する危険があり、免疫力の弱い子どもたちは下痢を発症し、多くの命が失われています。 こうした問題を世界の皆で考え、少しでも改善していくため、2013年に国連は毎年11月19日を「世界トイレの日」(World Toilet Day)と定めました。 私たちが普段当たり前に使っているトイレ、レバーを引けば排泄物が流れてきれいになるということは、実は本当にありがたいことだと思います。 さて、地震などの大災害が起きた際には、断水によりトイレが使えない(水が流れない)ことが想定されます。そのような場合はどうすればいいでしょうか。 現在、災害用トイレとして、水を流せなくなった便器に被せるトイレ袋などが販売されています。排泄物を固めたり消臭する効果があり、使用後は燃えるゴミとして出すことが可能です。 ご家庭で、災害用トイレの備蓄も検討されてはいかがでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.11.19 18:17:58
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