ききやまきっき

　先日、上司との面談がありました。
年に2回、我が社では上司との面談があるのです。

　そこで私は3年後に焦点を合わせ、エリア総合職になりたい旨を伝えました。

　私の会社は大きく総合職（全国転勤)・エリア総合職（転居を伴わない）・一般職
と3つに分かれており、現在一般職である私の給料と総合職の年収の差は1000万円です。

　エリア総合職となるにはそれなりのスキルや知識が必要で、自分がなりたいと思っていても難しい試験や面接をクリアしないとなることは出来ません。
仕事も勿論ハードですが、年収は一般職の倍に上がります。

　エリア総合職になりたい…そう言った時、上司に鼻で笑われるのかな？と思っていましたが、上司は一言、「頑張って勉強しなさい。勉強したことは必ず貴女の味方になってくれるから」と。

　早速社外の「損害保険講座　本科通信講座」を申し込むことに決めました。
内容はかなり難しく、学習期間は丸1年。これまで、一般職は申し込む権利すらなかったのですが、今年初めて一般職でも申し込む資格が与えられました。

　かかる費用は13万。しかし最初の1年までは会社が全額負担してくれます。複数の科目があり、不合格科目があると翌年は自費で受講しなければなりません。

　自分自身へノルマを与えました。でも、絶好のチャンスです。必ず1年で全科目合格してみせる！そう思っています。

　私が受講を決めた時、「難しいよ」と鼻で笑った総合職もいました。総合職は皆高学歴のエリートです。しかし「人に出来て自分に出来ないことはない」私はいつも心の中で思っています。頭が悪いことも自覚しています。ならば人三倍の努力をすれば良いだけの話。

　この講座を受講し、全科目合格しても誰も褒めてはくれないし、認めてもくれません。しかしそんなコトはどうだっていいのです。誰からも盗まれることのない「知識」を得られるのだから。

　

　娘を幼稚園に連れて行っている時に見かけた樹木です。
この樹木を立ち止まって「凄いな～」と思う人は誰もいないと思います。でも、ちゃんと根をはって新芽をつけて、成長しています。少しずつ少しずつ、確実に大きくなっていきます。

　私もそんな樹木のようになりたい。そう思いました。